梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

ぼくの学校自慢(その4)

こんにちは!直弥(小5)です。

今週のおしゃべりカフェは「学校自慢」・男子編第4弾です。

今日は3人のメンバーと一緒におしゃべりしたいと思います。

メンバーはぼく・直弥、昂太くん(中2)、駆くん(高1)です。

 

直弥「今日は広島のご当地グルメを紹介します。今回は「広島ラーメン」です。「広島ラーメン」は主に広島市や安芸地方を中心としたご当地ラーメンで、スープはとんこつしょうゆがベースです。これにめんともやし、ねぎ、チャーシューをのせて食べます。今回はマロン(とら・♀2歳)一家のラーメン店のラーメンを出前しました。では、いただきます。」

3人「いただきます。」

直弥「ん!こってりとしているけど、あっさりとしてておいしいです!」

昂太「学校帰りにたまに食べています。うまい!」

駆「オレが住んでいる尾道市では「尾道ラーメン」があるけど、広島ラーメンもうまいね。」

直弥「やっぱり、おいし~(*^。^*)」

 

~広島ラーメンを食べ終わったところで、本題です~

直弥「今日は緑茶を飲みながらおしゃべりしたいと思います。今日のテーマは「学校自慢」で、ぼくは県内の公立小学校に通っていますが、お2人はどこの学校に通っていますか?」

昂太「同じ県内にある「俊徳学園」に通っています。現在はアスリートコースの中学2年生です。」

駆「オレは同じ県内にある「北広島高校(注:実在する北海道の北広島高校(公立)とは一切関係ありません)」に通っています。学科は単位制普通科で、現在高校1年生です。」

直弥「ありがとうございます!2人がこの学校を選んだ理由は何ですか?まずは駆くん。」

駆「もともと公立を希望していたので、サッカーの強い今の学校を選びました。県大会では「俊徳」と優勝を争っているんですが、去年は「俊徳」に敗れました…。」

昂太「高校受験で「俊徳」を受ける選択もあったんですが、地元の公立中学のサッカー部が弱小の部で、サッカー部の強い「俊徳」を選びました。家族も高校受験の問題に不満を持っており、高校受験のない私立を希望していました。オレだけでなく、兄(拳太・高2)と姉(玲愛・大学2年)も中学から「俊徳」に通っており、兄はアスリートコースの高校2年生で、姉は卒業して、地元の「紅葉女学園大学」でスポーツトレーナーの勉強をしています。あと、父親(壮嗣・47歳・中学高校教師)は高校からですが、「俊徳」の卒業生で、現在は今の学校の教師をしています。」

駆「昂太のお父さんとはうちのお父さん(和良・45歳・サッカー監督)の古くからの友人で、高校も同じでした。高校を卒業後にうちのお父さんがサッカー選手に、昂太のお父さんが系列の「俊徳大学」を経て、サッカー選手としてそれぞれ活躍していました。いずれも引退をして、指導者となりましたが、よく飲みに行ったりする仲だそうです。」

昂太「確かに駆くんのお父さんとオレのお父さんとは高校の先輩後輩で、お互いの家に遊びに行って、飲みに行ったりしていますね。家族ぐるみでキャンプをしたり、食事に行ったりしていますよ。」

直弥「2人は家族同士の付き合いだったんですね~。全然知りませんでした。」

駆「昂太のお兄ちゃんの拳太くんとうちの弟(颯・中2)も仲がよくて、4人でサッカーをしたりしていますね。」

昂太「そうそう。颯とは学年が一緒なので、よく学校の情報交換をしたりとかね。」

直弥「話は変わって、ぼくなんですが、中学をどうしようか迷っています。地元の公立中学に進学をする予定ですが、校則が厳しいみたいだし、高校受験が嫌だし。それで私立中学にしようかなって思っていますが、中学受験があるし、お金もかかるし、どうしたらいいのでしょうか?」

駆「地元の公立でよければ、公立でいいじゃないでしょうか。公立の方がお金がかからないので、親的には楽だと思います。ただ、公立中学はどこへいっても校則が厳しい学校なので、それは避けられないと思います。高校受験は確かに避けては通れないし、普通に学力を上げるだけでなく、内申点をあげるために規則通りに従わないといけないので、精神的に負担がかかるのは覚悟した方がいいと思います。転校は地理的理由でしかできないので。」

昂太「私立は中高6年間通うとしたら、最低でも1,000万円以上は必要です。直弥の親(辰也・33歳・パティシェ&名和子・36歳・主婦)が中学から私立を希望しているなら、私立を受けてもいいと思います。私立の場合は中学受験がありますので、有名校やコースによっては早い段階で専門の塾に通わなければいけないのは確かにあります。中堅校の場合は多くが小学校で習っている範囲で出題されるので、普通の塾でも大丈夫だと思います。中高一貫の場合は多くの学校は高校受験がありませんが、学校によっては卒業試験という名の「高校受験」を受けなければならない学校があります。「俊徳」の場合は医歯薬と特進一貫は専門の塾に通わなければ合格できませんが、アスリートと総合一貫などの場合は普通の塾に通って、家できっちり勉強していれば合格できると思います。高校進学の際は学校の成績が著しく悪い場合など、よほどのことがない限り、全員が無試験で内部進学ができますので、そこは安心したほうがいいと思います。どちらにしても高校受験で私立高校に合格してしまった際でも3年間で500万円以上はかかりますので、私立進学の際は親と相談したほうがいいですね。」

直弥「そうなんですか。私立中学に進学しても、高校受験で私立高校に進学してもお金はかかるんですね。」

駆「直弥が通う予定の公立中学はどんな制服でどんな校則があるの?」

直弥「制服は普通の黒の詰襟で、靴は白のスニーカーです。カバンは学校指定のスポーツバッグで、サブは指定のナップサックです。お昼はお弁当持参ですが、お弁当を持ってこれない場合は宅配式の弁当給食があります。部活は強制参加で、どの部も入らないといけないです。ちなみにぼくはサッカー部を希望していますが、通う予定の公立中学ではサッカー部がないんです。」

駆「サッカー部がないのが痛いよね。サッカー部はどこの公立中学でもあるのに。」

昂太「中学はどの部活があるの?」

直弥「野球部と男女のバスケットボール部、女子のバレーボール部、卓球部、男女のハンドボール部、男女のソフトテニス部、陸上部、剣道部、吹奏楽部、パソコン部、美術部、科学実験部、コーラス部ですね。」

昂太「一番近いとしたらハンドボール部だよね。ハンドボール部は手でやるサッカーなので、サッカーのルールがわかっていれば、多分できると思います。」

直弥「あと、宅配の弁当給食はあまりおいしくないうわさがあるので、嫌なんですが、私立ではお弁当はありますか?」

昂太「「俊徳」では残念ながら給食なんですよ。しかも高校でもあります。ただ、中学では月に1回、高校では月に2回「弁当の日」があって、その日だけ弁当は持参はできますね。あと、地元の「呉学園」も学校給食があり、あそこは中学のみで、高校では弁当です。他の学校では地元の「福山学園」や山口の「日新大防府」、岡山の「後楽館」や「武蔵学園」は弁当持参で、学食や売店の利用もできますよ。」

駆「オレが卒業した公立中学は弁当。ただ、弁当を持ってこれない場合は宅配の弁当給食があった。その昔はパンやおにぎりが売っていたんだけど、親の希望で給食に変わったんだよね。西日本は一部を除いて、弁当との選択制がほとんどだけど、東日本は神奈川以外は中学でも給食があるからね。まだ弁当を持ってこれるだけましな方だよ。」

直弥「そうですね。でも、部活はやっぱりサッカーの方がいいので、どうしたらいいのですか?」

駆「Jリーグのジュニアユースに入るか地元のユースのサッカークラブに入る以外ないね。ただ、Jリーグのジュニアユースはサッカーが優秀な子でしか入ることができないし。」

昂太「それだったら私立しかないよね。」

直弥「仮に私立に行くんだったら、岡山とかは無理です。場所が遠いし、地元しかないですね。」

昂太「「俊徳」以外だったら、「福山学園」とかはどう?あそこは中等教育学校だけど、高校受験なしのエスカレーターなので、おすすめだと思います。制服は6年間ブレザーで、オプションの制服もあります。コースは文理コースと総合コースがあり、総合コースはある程度の成績があればだれでも受験できます。部活もいろいろあって、サッカー部もあります。「福山学園」のサッカー部は「俊徳」に比べて弱いけど、オレのお父さんの知り合いが「福山学園」のサッカー部のコーチをしていて、練習メニューもみっちりとしているので、勉強との両立もできます。県外では山口の「日新大防府」なら近いし、一応サッカー部がありますが、あそこは勉強がかなり厳しいので、あまりおすすめできないです。」

直弥「「福山学園」ですか。少し考えてみます。公立高校ではいい学校はありますか?」

駆「進学校では「広島西高校」がトップ校で、中学での学年の成績がトップで、しかも有名な塾でみっちり勉強しないと厳しいです。「北広島」は中堅の学校なので、塾や家庭教師で勉強をして、内申点もきちんとしていれば大丈夫です。公立でサッカーが強い学校は「北広島」だけなので、あとは私立で、「俊徳」と「福山学園」の高校ですね。」

直弥「え?「福山学園」は高校もあるんですか?」

昂太「そうそう。「福山学園」は高校と中等教育学校があって、中等教育学校はかつてあった「福山学園中学校」を6年制にリニューアルした学校なんだ。高校は特進コースと総合コース、系列の「福山学園大学」との一貫教育である高大一貫コースの3つのコースがあるんだ。」

駆「「福山学園高校」はサッカーが強い学校だけど、「俊徳」と「北広島」に比べてレベルが落ちているんだよね。最近ではカヌー部の方が全国大会で活躍しているそうだよ。」

直弥「カヌー部なんてあるんですか!?中等教育学校の方でもあるんですか?」

昂太「カヌー部は「福山学園」は高校だけで、中等教育学校はなかったと思う。珍しい部活では「俊徳」では競技かるた部や弦楽部がありますね。「北広島」では珍しい部活はあるんですか?」

駆「あるよ。運動部ではなぎなた部、文化部では韓国文化研究会やラーメン同好会があるよ。」

直弥「ラーメン同好会なんてあるんですか!?あと、他に珍しい部活の学校はあるんですか?」

昂太「いずれも女子校なんだけど、地元の「聖クリスティー女子学院」ではハンドベル部や賛美歌コーラス部があるし、岡山の「桜梅女学院」ではフィギュアスケート部がありますね。」

駆「フィギュアスケート部なんてあるんだ!同級生でフィギュアをやっている子がいて、学校が終わったら、地元のスケートクラブで練習に行ってる。ちなみにうちの学校ではフィギュアスケート部はないし。」

昂太「うちの学校でもないですよ。高校の生徒でアスリートコースに在籍している人なんですけど、彼女は小さい頃からフィギュアスケートをやっていて、地元のスケートクラブで練習をしています。「俊徳」のアスリートコースは中高ともに指定された部活に入ることが決まりなんですが、指定されていない部活に入ることも可能ですし、フィギュアスケートのように部活に入るのが厳しい生徒は地元のクラブで練習することができます。」

直弥「そうなんですか。最後に受験勉強はどうしていますか?まずは昂太くん。」

昂太「中学受験ですが、「俊徳」のアスリートコースが第1希望だったので、専願で受験しました。中学のアスリートコースは1クラスしかないので、第2希望として総合一貫コースを選択しました。試験科目は国語・算数と面接、体育の実技試験だけです。あと、第2希望として選択した総合一貫コースでは社会と理科のいずれかの試験が必要なので、オレは社会を選択しました。国語と算数、社会の勉強は塾で勉強をして、父親からは受験に対するアドバイスを受けました。結果は第1希望合格でした!私立はお金がかかるのが難点ですが、公立よりも密の濃い授業を受けることができるので、充実した学校生活を送れますよ。」

駆「高校受験は公立では「北広島」を含めて県内共通の試験です。試験科目は5教科の学力試験と内申書の点数加算です。私立では学校やコースによって試験科目が異なります。公立も私立も推薦と一般があり、推薦は学校の推薦書がなかったら受験をすることができません。私立は県内では「福山学園中等教育学校」と完全中高一貫校の「聖クリスティー女子学院」以外ではどこの学校でも募集があり、同級生の中には県外の学校へ受験する子もいます。オレの場合は塾で成績を上げて、日ごろの生活態度にも気を配りました。受験は公立・私立ともに一般入試で、私立では「俊徳」の総合コースを受験し、試験科目は国語・数学・英語と面接でした。結果は両方とも合格し、いろいろ相談した結果、今の学校に進学しました。もし地元の公立に進学するなら、高校受験に関しては相談にのるので、大丈夫ですよ。私立か公立のどちらか選ぶ際は親と相談してくださいね。」

直弥「ありがとうございます!親と相談して決めたいと思います。2人とも、今日はありがとうございましたm(__)m」

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(左から昂太、直弥、駆)

 

どこの学校にしようか親と相談しないと。

 

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