こんにちは!智典(高1)です!
今日は、ハロウィンパーティーの準備に大忙し!と、言いたいところですが、衣装はどうしよう?
「衣装班」のメンバーはそれぞれ分担していますが、オレらはどうしようかと迷った。
高1組男子・衣装班のメンバーは…オレ、りょう、篤史、悠貴(以上、高1)の4人。
篤史「ねえ、人数分の衣装を買ったから、オレらの分も用意しちゃおうよ。」
智典「何するの?」
篤史「思い切って、“女装”しちゃおうよ!」
3人「えーつ!!!」
りょう「どうやって?」
篤史「家から持ってくるの。お母さんや女きょうだいたちの服から。」
悠貴「オレは妹(咲・中2)がいるけど、家から持ってくるの?」
篤史「さすがに女物の服を買うのは抵抗があるけど、家から持ってくるのは金かからないし。」
3人「…。」
篤史「というわけで、“女装”決定!!じゃ、明日オレんちでね。」
篤史の独断で、オレたちは“女装”することに決まった。
篤史「持ってきた?」
悠貴「妹の制服を勝手に借りてきた。」
りょう「ぼく、お母ちゃん(日美子・38歳・主婦)の服持ってきた…。」
智典「じゃあ、着替えちゃお。」
4人は生まれて初めて女物の服を着た。髪の毛だけど、そのままではバレるので、ヴィック(かつら)をつけた。
お化粧も初めて。悠貴は制服姿なので、化粧自体はすっぴんメイク。3人はファンデ、アイメイク、チーク、つけまつ毛、マスカラ、リップ…。ぜんぜん慣れないけど、だんだん「女性」の顔になった。
そして、完成~!
智典「篤史、かわいい~(*^。^*)」
篤史「智典こそ、新橋の飲み屋のホステスみたい。」
悠貴「オレのもかわいい?」
3人「めちゃめちゃかわいい!!本物の女子高生だよ!」
智典「りょう…。」
篤史「大阪のオカンみたい!」
りょう「まともな服がなかったんだよ!別に大阪のオカンになりたいとは思わないよ!」
智典「ゴメン、ゴメン。悪かった。」
篤史「じゃあさ、外で歩こうか!」
3人「え~つ!!!」
4人で外を出歩いた。
オレは、90年代流行の「ボディコン」の女を意識。でも3人からは「新橋の飲み屋のホステス」に見えるらしい。
篤史はエ○ちゃんのような甘めOLをイメージ、すごくかわいい!
悠貴は妹が通う「桂花女子学園」の制服を着た女子高生。セーラー服におさげ。清純派の女子高生らしくかわいい!
りょうは…、やはり買い物かごを持った「大阪のオカン」。
最初は恥ずかしかったけど、4人で歩くと気にならなくなった。誰も「男」であることはわからない。
女装も結構楽しかった!
その後、4人が歩いているのをメンバーの勘太郎と要(以上、中1)に目撃された!
悠貴は無断で制服を持ち出したのが妹の咲にばれてしまい、大ゲンカになってしまった!!
オレも篤史もりょうも、親や女きょうだいたちに怒られた!!!
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