こんにちは。名和子（36歳・主婦）です。
今日は「広島原爆記念日」です。
日本は第2次世界大戦から70年がたちました。
今年は天皇・皇后両陛下が戦没者慰霊のためパラオを訪れました。6日、9日、15日には各地で追悼行事が行われます。
日本は第2次世界大戦以後は大きな戦争には参加していません。
ここで、世界は平和でしょうか？
いえ。第2次世界大戦以後はベトナム戦争や湾岸戦争などの戦争が世界で起こっています。戦争でなくてもテロや国民紛争が起こっています。
戦争やテロ、国民紛争により、多くの方が犠牲になりました。
特にイラン、イラクといったイスラム教国では今でも紛争が起こっています。
北朝鮮では日本海周辺にミサイルを発射する事件は何度も起こっています。ほとんどが不発ですが、無差別にミサイルを発射する行為は許されることではありません。
そして日本は平和だと思いますか？
いえ。平和ではありません。見た目は平和かもしれませんが、実際は戦争やテロなどはなくても、身近な事件や問題があちこちで起こっています。
大きな事件といえば「東日本大震災」後に起こった「福島原発事故」。この事故で多くの方が亡くなったり、住む家を失われました。この事故の放射能漏れで農産物が甚大な被害が起こり、その後の放射能の汚染水漏れも起こっています。
これ以外には「秋葉原事件」や「大阪教育大学附属池田小学校事件」などといった無差別殺人事件が起こっていますし、大きな無差別殺人事件では「オウム真理教」の信者らによる「地下鉄サリン事件」も記憶に新しいです。「神戸連続児童殺傷事件」や「奈良連続放火事件」など、少年による凶悪事件も起こっています。
小さなところでは子どもや高齢者、障がい者らが虐待されたり、失業や貧困、女性のストーカーやDV被害、会社や国、自治体による個人情報流出事件など、いろいろなところで起こっています。学校や会社、地域住民によるいじめも普通にあります。
第2次世界大戦から70年になった今、安倍政権は憲法を解釈変更をして、「集団的自衛権」に関する安全保障関連法案を可決・成立しようとしています。これにより、自衛隊が他国の戦争に参加させようとしています。ひどい場合は一般国民が戦争に参加される恐れがあります。
私たちは「集団的自衛権」による関連法案は反対です！！日本は再び戦争をする国にするのは嫌です！！これは憲法学者も、かつての自民党の議員・閣僚らも反対していますし、憲法に違反します。
特に戦争で一番被害に遭った広島、長崎は断固反対です！！沖縄も米軍による被害に遭っているし、それ以外の地域でも戦争の被害に遭っています。戦争の一番の被害者は子ども・女性です。第2次世界大戦では多くの兵士たちが犠牲になり、兵士になった夫、父親、息子、兄弟を持つ妻、母親、娘、姉妹たちは多くの悲しみに暮れ、子どもたちは知らないところへ疎開を余儀なくされ、戦争の恐怖におびえました。こんな悲惨な戦争は2度と起こしてほしくない！！
しかし、多くの国民は戦争を知りません。私もそうです。戦争経験者は70代以上の高齢者。多くの戦争経験者は病気などで亡くなっている人たちがいます。その70代以上の方がみんな亡くなると、誰も戦争を語る人がいなくなってしまいます。
戦争の恐ろしさを後世に伝えなければなりません。これは修学旅行など、一時的な行事だけの参加では理解できません。継続的な勉強会や講演会などで啓発していく以外ないです。これは子どもだけ伝えるのではなく、大人を含めたすべての人に伝えなければなりません。
これ以上、誰も犠牲者を増やさないほしい…。
というわけで、名和子でした。
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