高齢者とお弁当 - 梅の実学園の仲間たち

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こんにちは。満子（56歳・肉店パート）です。

今日は「高齢者とお弁当」についてお送りします。

高齢者とお弁当と言えば、介護施設の給食や宅食サービスのイメージが強いですが、ここでは手作りのお弁当について取り上げたいと思います。

お弁当は幼稚園児から働いている人まで、学校や職場での昼食として、自分や親が手作りをしますが、高齢者への手作り弁当はピンとこないと思います。

高齢者は働いている人もいれば、夫婦で生活をしていたり、一人で生活をしていたりとさまざま。さらに健康な人もいれば、持病を抱えている人もいます。

外食はお店にもよりますが、ほとんどが高カロリーで高脂肪、高糖分、高塩分、野菜が少なめ、歯に悪いものがあるなど、高齢者にとっては食べるものがほとんどありません。ましてや持病を抱えている人にとっては死活問題です。テイクアウトでも同じことが言えます。

自分の体調や好み、栄養のバランスのとれた手作り弁当は、高齢者にこそ必要です。高齢者本人はもちろんですが、同居している（成人の）子どもさんやお嫁さん（おむこさん）はぜひ高齢者のお弁当を作るべきだと思います。

高齢者は働いていたり、趣味としてカルチャースクールなどに出かけたり、家で生活をしていたりとさまざまで、家で生活をしていても、健康な人もいれば、介護状態とはいかなくても、病気やけがで日常生活に支障が出ている人もいます。高齢者の病気は心筋梗塞や脳梗塞、高血圧、糖尿病、がんなど、あらゆる病気にかかっている人もおり、食事制限が必要な人もいます。

介護施設の給食などは栄養のバランスが豊富で毎日ご飯を作らなくて済むメリットはありますが、学校と同様に食中毒があり、介護施設での集団食中毒で多くの高齢者が発症し、亡くなった方もいます。また、一人一人に合った食事ではないため、一人一人に合わせた手作り弁当が必要です。

高齢者向けのお弁当は、基本の作り方は若い人と同じですが、あっさりした味にすること、根菜類は少し濃いめの味付けにすることがポイントです。持病がある方はその病気に合わせたメニューにします。家にいる場合は作った後に冷蔵庫で保存できますが、仕事などで出かける際は食中毒防止のため、お弁当袋に作ったお弁当と保冷剤を入れます。保冷剤はケーキショップなどでもらう保冷剤で十分。それを冷凍庫で凍らせ、当日に使用します。量は夏以外は1～2個くらい、夏場は3～4個以上は必要です。保冷剤は高齢者に限らず、子どもから大人まで手作り弁当の必須アイテムとなっています。

ここで、高齢者向けのお弁当のアイテムを集めました。