***出演***
エドモンド(15歳)
ピオ(15歳)
オルモ(ダックス・♂5歳)
ホルフィーナ(20歳)
(一言)
今日はぼくが住むキューバです。
キューバは中南米にある国で、北がアメリカとバハマ、東がハイチ、西がメキシコ、南がジャマイカが見えます。
ほかの中南米と同様、ラテン系のノリで、国民はいつも明るいです。
学校教育は6年制の小学校、3年制の中学校と高校、5年制の大学(期間年数は大学によって異なる)、1年制の小学校の「準備コース」(日本では幼稚園の年長期間(5歳)にあたる)、4歳以下の保育園があります。義務教育は6~14歳で、小学校と中学校のみです。しかし、授業料は保育園から大学まですべて無料です!!理由はかつての首相だったフィデル・カストロが「アメリカに半植民地にされたのはアメリカのプロパガンダを国民が見抜けなかったから」という考えから、教育に国を挙げて力を入れているんだそうです。その結果、非識字率の大幅な成果を上げ、識字率は全体で99%となりました。あと、大学等を卒業した場合、3年間の社会奉仕が義務付けられています。学校教育ではスポーツにも力を入れており、野球は小学校から大学まで必須科目となっています。
教育だけでなく、医療や福祉でも充実をしており、医療では公費負担が行われています。国民では全員が「配給手帳」を持っており、毎日配給を受けることができます。基本的に無料ではなく、国家による生活物資の超低価格販売を行っています。
スポーツでは野球、ボクシング、女子のバレーボールでオリンピックや世界大会で活躍しており、野球では先ほど紹介した授業の必須科目になるほどのポピュラーなスポーツです。その反対にサッカーや陸上などでは成績が悪く、スキーやスケートなどの冬のスポーツでは参加経験そのものがありません。スポーツ選手はすべてアマチュアの「国家公務員」の扱いで、給料がもらえますが、アメリカのプロ選手に比べて安く、有力選手の中にはアメリカに亡命する人もいます。アメリカ以外の国では台湾や韓国、日本などでプレーをする人もいます。
キューバの問題と言えば、アメリカとの関係がぎくしゃくしていることです。
1959年の「キューバ革命」以降から2015年までは、アメリカから「テロ支援国家」に指定されており、国交がない状態となりました。アメリカからの軍事侵攻やカストロ暗殺工作などの敵視政策を仕掛けられました。
2015年にパナマで行われた米・キューバ首脳会議でアメリカのオバマ大統領とキューバのラウル・カストロ議長が国交正常化に向けて話し合われ、キューバのテロ支援国家指定を解除され、国交も回復し、キューバ国内では大きなニュースになりました。しかし、アメリカではオバマ大統領からトランプ大統領になってからは、関係が再びぎくしゃくし、また国交が悪くなる恐れがあります。
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