***出演***
麗子(30歳・出版社勤務)
悠里(24歳・モデル)
(一言)
私は大手出版社に勤務する編集者です。大学を卒業後に入社しました。
配属先は人気女性ファッション誌の編集部。毎月発売する予定の特集記事や連載記事を担当しています。
仕事は専属モデルやタレント、スタイリストやショップスタッフ、カメラマンなどとやり取りをして、ファッション、ビューティーなどの撮影や取材など。それをパソコンで編集をして、できあがった記事を何度も修正、編集をして、最終的に編集長のチェックをします。チェックが終わったら印刷に依頼します。
編集者は雑誌、書籍と、それぞれの担当があり、さらにファッション、人文、社会科学、理数、芸術、料理、語学、小説、まんが…と、いろいろなカテゴリがあります。同じファッション誌でも女性、男性、キッズ&ママに分けられ、女性はティーンズ、ヤング、シニアの年代別、お嬢様系、カジュアル系、グラマナス系などの系統別に分けられます。
雑誌・書籍の編集者になるには、大学卒業(見込含む)が条件で、短大卒や高卒ではなることができません。専門学校卒では職種によっては編集の仕事に加わるところもあります。普通の会社と同じように就職試験にパスして、入社研修を経て、初めて編集の仕事をすることになります。新卒採用がメインですが、会社によっては中途採用を行うところもあります。また、アルバイトからはじめる人もいます。
編集者の悩みといえば、残業が多いこと。特に締め切り前の1週間はとても忙しく、終電になってもなかなか帰れないことも!大阪などの地方が拠点の出版社の場合は、交通の便の悪さが壁になっています。電車からすぐに家に着く人はいいのですが、電車からバスだとか、電車の本数が少ないとかで、通勤の壁で辞めてしまう人もいます。これは編集者に限らず、デザイン会社や広告代理店、新聞社も同じことが言えます。
それでも編集の仕事がしたいと思う人は、それに負けずにがんばってください!将来的にはフリーライターやエディタなど独立する人も少なくありませんし、女性でも管理職に就くことができる会社の一つでもあるので。
私もプロの編集者として、日々邁進していきます。(麗子)
(他のみんなからひと言)
>私はフリーペーパーの出版が主の出版社に勤務しています。フリーペーパーは読者にとっては無料ですが、広告収入が主です。小さい会社なので大変ですが、読者の心をつかむ誌面作りをしていきたいです。(樟子・36歳・出版社勤務)
>私は本や雑誌作りに携わる仕事を目指しています。就職試験は大変ですが、自分が作った記事が全国で読まれたらうれしいです!いつかそんな夢を叶えたいです。(マーキュリー・マルチーズ・♀3歳)
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