梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

世界の山

こんにちは!みどり(高1)です。

今週のおしゃべりカフェは「山」です。

今日は「山の日」。国民の祝日ですが、学校では夏休みです。

山は日本や海外であちこちにあります。有名な山もあり、観光にも人気です。

今日は3人のメンバーたちと一緒におしゃべりしたいと思います。

メンバーは私・みどり、樹理(中1)と、今回は学園祭のために来日したミャンマー人のスーさん(34歳)です。

 

みどり「今日は山梨のご当地グルメをお送りします。今回は「吉田うどん」です。吉田うどんは富士吉田市の郷土料理で、しょうゆやみそベースのつゆに野菜や肉などをの具をのせたもの。うどんのコシも香川のあのうどんに匹敵します。今日は地元のうどん店で出前をしました。では、いただきます。」

3人「いただきます。」

みどり「おいしい!今回はしょうゆベースですが、具だくさんの具にうどんとつゆが合いますね。」

樹理「実は初めて食べましたが、おいしいです!」

みどり「スーさんはどうですか?」

スー「オイシイデス。」

みどり「やっぱり、おいし~(*^。^*)」

 

~うどんを食べ終わったところで、本題です~

みどり「今日は私たち2人は麦茶、スーさんはオレンジジュースを飲みながらおしゃべりしたいと思います。尚、今回はビルマ語の通訳の方にもお越しいただきました。このブログではビルマ語を日本語に訳していますので、ご了承ください。さて、今日のテーマは「山」ですが、まずはスーさんにミャンマーについてどんな国なのかを語りたいと思いますので、よろしくお願いします。」

スー「ミャンマーは東南アジアのインドシナ半島西部に位置する国で、かつてはビルマという国でした。公用語ビルマ語で、人口の6割がビルマ族が占めておりますが、他の少数民族もいる多民族国家です。」

みどり「ビルマ族以外の民族ではどの民族がありますか?」

スー「ビルマ族以外ではカレン族、カチン族、カヤー族、ラカイン族などがおり、中国系のコーカン族などがいます。宗教は仏教信者が圧倒的に多く、あとはキリスト教信者、イスラム教信者が各1割ほどいます。」

樹理「仏教って、日蓮宗や浄土宗とかでしょうか?」

スー「いえ、ミャンマーでは上座部仏教で、ミャンマーをはじめ、スリランカ、タイ、カンボジアラオスなどで広めている仏教です。」

みどり「他に変わったことは何ですか?」

スー「変わっていることでは名前ですね。ミャンマーでは姓は持たないんですよ。名だけで、必要な時だけ両親のいずれかの名が併用されます。私の場合は自分の名前のスーと母親の名前を併用しています。」

樹理「そうなんですか!全然知りませんでした。日本では自分の名と父親の姓をつけるのが基本形なんですよ。名前だけの人もいるんですか?」

スー「います。」

みどり「ミャンマーではどんな料理がありますか?」

スー「ミャンマーではスパイスの使用が抑えられているのと、油を多用するのが特徴で、他の東南アジアの国に比べて辛くはないですが、油を多く使うため、カロリーは高いですね。主食は米で、副菜と一緒に米をたくさん食べます。副菜では「ヒン」という煮込み料理が中心で、具は豚肉や牛肉、ひつじ肉、鶏肉、魚介類、野菜です。「ヒン」は日本で言えばカレーのようなものです。他には「モヒンガ」というライスヌードルに、「ヒンガー」というこしょうをきかせたスープなど、体にいい料理もあります。富裕層では朝昼夜の3食でたくさんの副菜に米が添えられますが、庶民では1~2種類の副菜に米を添えるのが普通です。」

樹理「お米はどんなものなんですか?」

スー「インディカ米ですね。もち米なども食べますが、基本的にインディカ米です。」

みどり「インディカ米はかつて日本がコメ不足の時に、タイのインディカ米を食べていましたが、みんなおいしくないって言っていました。結局は日本の米がたくさん出荷した時にタイのインディカ米が廃棄処分になってしまったそうで、なんか悲しいですね。せっかくタイから持ってきてくれたのに。」

樹理「ウチはインディカ米は食べたことがありませんが、米はやっぱり日本の方がいいですね。インディカ米は炊いた時にパサつくと聞いたので。」

スー「インディカ米は日本にとってはいらないかもしれませんが、東南アジアにとっては必要不可欠の米です。少し固めですが、味はおいしいです。しかし、日本の米は水分が豊富に含まれており、ふっくらと炊き上がっていておいしいです。ミャンマーのインディカ米もいいのですが、日本の米は世界的にとてもすばらしいもので、私がいつも食べているインディカ米にはかないません。こんなすばらしい米が食べれる日本人はとても幸せですね。」

みどり「ありがとうございます。日本では野菜や果物を含めて、農家が全国的に少なくなってきて、私たちが住む山梨でも例外ではありません。」

樹理「農家って高齢者が多いですよね。ウチのお母さんの実家が農家をしていて、おじいちゃんが農家を辞めようかと言っていました。体力的にきついみたいで。若い人が農業をやる人っているんですか?」

みどり「いるとは思いますが、高齢者に比べて少ないです。サラリーマンを辞めて、農業を始めている人もいるみたいだし。話は変わって、山ですが、ミャンマーでは有名な山はありますか?」

スー「あります。一番有名なのが「カカボラジ山」で、標高5000mもある最高峰の山で、東南アジアの国でも最高峰です。私はまだ登ったことがありませんが、景色はすばらしいですし、いつかは登ってみたい山です。日本では有名な山はありますか?」

樹理「日本では「富士山」があります。富士山は私たちの地元にありまして、景色もきれいですし、日本一の山って言われるくらいすごく高いです。」

みどり「他の都道府県にも山はありますが、やっぱり富士山が一番だよね。ウチもまだ登ったことがありませんが、いつかは登ってみたいです。」

樹理「ウチも!」

みどり「最後に地元以外で登りたい山はありますか?まずは樹理。」

樹理「ウチは兵庫の「六甲山」ですね。自然もきれいだし、近くに牧場があるので、そこで牛乳やチーズを食べるのが楽しみです。」

スー「私はネパールの「エレベスト」ですね。カカボラジ山よりも高くて、一度は行ってみたいです。」

みどり「ウチは北海道の「函館山」ですね。高2の修学旅行で北海道に行く予定なので、修学旅行へ行った際には行ってみたいですね。函館山は夜景がすごくきれいなので、今からが楽しみです。」

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(左から樹理、みどり、スー)

 

日本や海外の山、全部制覇したいな。

 

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