梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

勤労感謝と主婦

こんにちは。美恵子(36歳・主婦)です。

今週のおしゃべりカフェは「勤労感謝の日」です。

今日は「勤労感謝の日」。全国の働いている方に対して、家族が感謝をする日で、祝日となっています。

同じ働いているのに、主婦は給料もないし、働いていることも評価されない。勤労感謝の日は主婦も対象にすべきではないでしょうか?

今日は主婦3人でおしゃべりしたいと思います。

メンバーは私・美恵子、理代さん(28歳・主婦)、静子さん(47歳・主婦)です。

 

美恵子「今日は「梅の実弁当」を販売しているお店がお休みのため、「梅の実弁当」はありません!その代わりに、3人で相談して、地元の宅配ピザを出前しました。ピザは野菜やサラミがのっているごく普通のピザで、サイドメニューはサラダです。では、いただきます。」

3人「いただきます。」

理代「おいし~。ピザなんて久しぶりです。」

静子「いつもは自分で料理をしますが、たまにはいいものですね。ピザなんてめったに食べないですから。」

美恵子「よかった。やっぱりおいしい!主婦の仕事も減って楽だし。」

 

~ピザを食べ終わったところで、本題です~

美恵子「今日は緑茶を飲みながらおしゃべりしたいと思います。今日のテーマは「勤労感謝の日」で、勤労感謝の日は日ごろ働いている会社員などに感謝をする日ですが、主婦は基本的に無給労働なので、勤労感謝の日は対象外となっています。主婦の労働についてどう思いますか?」

静子「私も長年主婦をしているので、当たり前のように家事をして、当たり前のように子育てをしていますからね。」

理代「私は今の夫(俊平・39歳・メーカー勤務)と結婚して、会社を退職して、主婦業をしていますが、確かに主婦は給料も何もないですよね。」

美恵子「同じように働いているのに、主婦は何の給料ももらえないし、仕事に対する評価もない。勤務時間もほぼ24時間ですからね。私たちは専業主婦だから一日中家事や育児をしていますが、正社員やパートで働いている主婦の場合は仕事も家事も育児もしないといけない。しかし、給料がもらえるのは会社等で働いている時だけで、主婦の仕事は何の給料ももらえない。これはおかしいとは思いませんか?」

理代「私は普通に主婦をしているのでそんなに意識はありませんでしたが、同じように仕事をして疲れているのに、会社の仕事は評価されても、主婦の仕事は評価されないのはおかしいですよね。」

美恵子「そう!主婦は立派な労働なのに、何の給料ももらえないし、何の評価もされない。ある意味労働搾取だと思うんですよね。」

理代「母(秀子・53歳・飲食店パート)も主婦の仕事と今のパートの仕事と両方をやっていて、疲れも出ます。しかし、給料がもらえるのはパートの仕事だけで、主婦の仕事は何にももらえないです。」

美恵子「主婦は立派な労働なのに、世間が評価されていないんですよ!一部の人間は「主婦は暇で遊んでばかりいる」と思われている人もいるようで、ちょっと嫌なんですよね。もう少し主婦の仕事の大変さを理解してほしいし。」

静子「家事や子育ては母親だけでやっているとは限りませんよ。」

理代「何でですか?」

静子「ひとり親の父親だって、母親がいなかったら仕事も主夫の仕事もしないといけないですからね。」

理代「確かにそうですよね。夫も私が結婚する前は男で一つで息子たち(翔貴・小4&朋貴・小1)を育て、苦手な家事もしていましたからね。」

美恵子「理代さんの夫婦って、再婚なんですか?」

理代「私は初婚ですが、夫は再婚です。前の奥さんは6年前に交通事故で亡くなりました。私と再婚する前までは今の仕事と主夫の仕事はやっていましたから。」

静子「あと、子育てはしませんが、一人暮らしの学生や社会人も家事はしますよ。一人暮らしの高齢者だって、元気であれば家事はします。そんなに主婦の給料が欲しければ、家政婦として働いてはいかがでしょうか?」

美恵子「家政婦?」

静子「家政婦なら家事労働をやって、給料ももらえますからね。子育ては保育士やベビーシッター、介護は介護福祉士ホームヘルパーとして働いたら給料がもらえますよ。」

美恵子「私は大学を中退して、それらの資格もないですからね。できるとしたら家政婦ぐらい。」

理代「私は短大を卒業しましたが、何の資格もないですからね。事務の仕事は前の会社の先輩に教わって覚えたくらいで。」

静子「それに、主婦が給料をもらおうとしても、誰が雇用主になるのでしょうか?夫?子ども?親?いえ、誰もいないです。全くの一人の場合は雇用主なんていないですよ。日本の場合は主婦業は母親がやるのが当たり前の時代ですが、世界では主婦の仕事は母親だけでやるのではなく、夫も子どももみんなが手伝います。私のところは主人(銀郎・50歳・大工)は家事は手伝ってくれませんが、子どもたち(一郎・高2&二郎・中3&三郎・小6)には私の家事を手伝ってもらっています。あまりにも小さい子どもの場合はお手伝いはできませんが、ある程度の年齢になったら、子どもに家事を手伝ってもらうことはできます。主婦の仕事は母親だけがやる仕事ではないですよ。」

理代「そうですよね。私のところは子どもがまだ小さいですが、大きくなってから始めたいと思います。家事と子育ても母が手伝ってくれるので。」

美恵子「そうですよね。主婦の仕事は他の家族に手伝うのもアリですよね。ちょっと考え直してみます。」

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(左から理代、美恵子、静子)

 

主婦業は母親だけではなく、家族全員がやる仕事。

 

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