こんにちは。豪男(46歳・メーカー勤務)です。
今日は「人気のまんが」をお送りします。
今月は「ジョージ秋山」さんをピックアップ!
秋山さんは日本のまんが家で、多くの作品を残しました。
今日はすべてではありませんが、秋山さんの作品を紹介します。
まずは「銭ゲバ」です。1970~1971年に刊行されたまんがで、代表作の一つです。1970年に映画化され、唐 十郎さんらが出演。2009年にドラマ化され、松山ケンイチさんらが出演しました。しかし、もともとの原作が金のためなら人を殺すというバイオレンス的な内容のため、映画版では一切ビデオソフト化がされていません。秋山さんは東京の生まれですが、戦争のために栃木に疎開しました。中学卒業後に上京し、貸本まんがの店に就職。その後はアルバイトを経て、森田拳次さんに師事し、アシスタントをしながら貸本まんがの作品を描き続け、1966年に「ガイコツくん」でデビューしました。1960年代当初はギャグまんがを描いていました。
次は「アシュラ」です。1970~1971年に刊行されたまんがです。「アシュラ」は「銭ゲバ」とともに発表しましたが、それまでの作風から想像もつかない露悪的な描写で、人間の善悪やモラルを問われました。特に「アシュラ」は飢餓から人肉を食べ、我が子まで食べようとする女の描写があったため、一部地域で有害図書指定となりました。
次は「浮浪雲(はぐれぐも)」です。1973~2017年に刊行されたまんがで、44年間、長きにわたり連載しました。ドラマ化は1978年に石原プロモーション製作で、渡 哲也さん(故人)らが出演。1990~1991年バージョンではビートたけしさんらが出演しました。1977年に「花園大学」の入試問題にも使われました。
最後は「銭ゲバの娘プーコ」です。2009年に刊行されたまんがで、「銭ゲバ」のアナザーストーリー版です。晩年は「浮浪雲」の連載終了後はほとんど活動から遠ざかりました。2020年に帰らぬ人となりました。
ジョージ秋山さんは2020年に死去しました。77歳でした。死因については不明です。デビュー当初はギャグまんがを描いていましたが、「銭ゲバ」「アシュラ」でバイオレンス的な作品を送り出してからは有害図書に指定されて物議を醸しだしましたが、その後は「浮浪雲」でロングセラーとなり、2017年まで執筆しました。秋山さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
次はどのまんが家が登場するのでしょうか?次回もお楽しみに。
というわけで、豪男でした。
また明日。
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