こんにちは。村岡(43歳・介護関連会社勤務)です。
私の顔を見て下さい。
生まれつき頬にこぶがあります。顔の奇形です。
このこぶが原因で、学校にもいじめられ、就職では何回も不採用になったり、採用されても解雇や契約期間満了など失業を余儀なくされました。
現在は介護用品を扱う会社に就職し、現在に至っています。
仕事は契約社員の内勤事務職。会社では接客があるため、お客さんとのコミュニケーションが必要ですが、私の場合、人と話すのが好きなのですが、この顔なので、最初は抵抗がありました。
お客さんも最初はびっくりしましたが、何度も接客していくうちにお客さんも慣れてきました。職場の人たちもみんな親切で優しい人たちです。
世の中にはいろんな障がいを持っている方がたくさんいます。
目の不自由な方、耳の不自由な方、手足の不自由な方、その他の体の障がいのある方、知的障がいのある方、発達障がいのある方、原因不明の難病を患っている方…とさまざまです。
みんなそれぞれのハンデを持っていて、それぞれに個性があります。
学習能力や仕事の能力も人によってさまざまです。
しかし、今の日本では、普通の人間(健常者・定型発達者)と同じ枠にはめ込もうとしています。
手足が自由に動かせて、感覚器が機能していて、奇形もない、能力もあり、コミュニケーションが優れていて、大きな病気もない人間って、本当に「満足」なのでしょうか?
それぞれのハンデを持っている人間がいるからこそ、本当の意味での人間の個性を尊重できると思います。
普通の人間もすべて完璧ではありません。
ハンデを持っている人間もすべて完璧ではありません。
詩人の金子みすゞさんの詩の中にこういう言葉があります。
”みんなちがって、みんないい”
ひとりひとりに個性があって当たり前の社会を日本は作らなければなりません。
そうでなければ海外に遅れが生じるでしょう。
というわけで、村岡でした。
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