梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

はじめてのおつかい

こんにちは。史恵(26歳・主婦)です。

今から夕飯の支度。何しようか迷っちゃう。

今日は…カレーにしちゃお!

材料あるかな…あ、ない。

カレーに必要なカレールーやお肉はあるけど、にんじん、玉ねぎ、じゃがいもが切らしちゃった…(^_^;)

 

今から買い物に行かなきゃ。子ども(大輝・4歳&穂乃香・3歳)と一緒に。

そしたら、息子の大輝が…。

大輝「ママ、おつかいに行きたい!」

史恵「え~大丈夫なの?一人で。」

大輝「大丈夫。ママ、何を買えばいいの?」

史恵「じゃあ、じゃがいもとにんじんと玉ねぎね。ママがメモをしとくから。お金も入れておくね。余計なもの買っちゃだめだよ。」

大輝「わかった!穂乃香、行こう!」

と、息子は娘の穂乃香を連れて近くの商店街へ。

 

心配なので、子ども2人が出た後についていくことに。

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穂乃香「お兄ちゃん、お菓子食べたい。」

大輝「ダメだよ。ママに怒られるから。」

と、2人で歩きながら話しているうちに、八百屋さんへ。

店員「いらっしゃい!あら、ぼうやたちで来たの?」

大輝「うん!え…と、これください!」

息子は私が書いたメモをお店の人にさしだしました。

店員「え…と、じゃがいもとにんじんと玉ねぎね。…はい。ちょうど500円ね。」

大輝「え…と、あった!1,000円!」

店員「はい、500円のおつりね。ありがとう!」

大輝「ありがとう!バイバイ!」

と、お店の人に手を振って後にしましたが、肝心の買った野菜を忘れてる!

店員「ぼうや!お野菜!」

大輝「あ!忘れてた!」

息子たちはあわてて野菜を取りに来ました。

それを見ていた私はあ~あってため息。

このあとはまっすぐ帰る予定なのが、娘がお菓子がほしいって駄々をこねて、お菓子屋さんへ回り道。

2人ともお菓子を買いました。余計なものを買ってしまったため、私にとっては痛い出費。

 

2人にとっては初めてのおつかい。

2人は私に気づき、すぐに駆け出しました。

大輝&穂乃香「ママ!!」

史恵「ちゃんと買った?」

大輝「うん!にんじんと玉ねぎとじゃがいも。」

史恵「はい!ちゃんとあります。おつりは?」

大輝「あ…え…と…。」

史恵「…あ~あ、お菓子買ったでしょ~。」

大輝「あ…ごめんなさい…。」

史恵「しょうがないな。今日2人でがんばったから、おまけね。」

大輝&穂乃香「やった!」

と、3人で商店街を後にしました。

 

今日の晩ごはんはカレー。ルーは大人用と子ども用と2つあるので、私と夫(克・27歳・電力会社勤務)用の辛口と、子ども2人用の甘口を2つ作りました。

夫も帰ってきて、家族そろって晩ごはん。私が作ったカレーに子どもも大満足。

 

子どもたちもいずれ大きくなったら、一人で買い物ができるようになってくると思う。

子どもたちにできることは子どもたちにさせることも、本当の意味での子育てだと私は思った。

 

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