***出演***
そると(ねこ・♂5歳)
克子(23歳・タレント)
(一言)
ぼくは大手制作会社でAD(アシスタントディレクター)をしています。大学卒業後に今の会社に入社しました。
仕事はテレビドラマの制作を担当。会社は大手テレビ局の子会社なので、そのテレビ局の番組が中心です。ADはディレクターの手助けをしながら、より良い番組作りをしていきます。役者やタレント、カメラマン、メイクさんなどとのやり取りや、弁当の手配、テレビロケの段取りなど、番組制作に欠かせない重要な役割を担っています。
ADになるには、テレビ局やラジオ局、制作会社に入社することになります。いずれも大卒以上が条件となります。制作部に配属になり、ADで経験を積んだ後、ディレクター、プロデューサーに昇進され、自分でテレビやラジオの番組を任せることができます。正社員が大半ですが、会社によってはアルバイトとして採用されることもあります。
ADの問題点ですが、やはり仕事が不規則です!!普通の会社員のように朝始まって夕方終わるパターンではないです。番組によって、早朝に仕事がはじまったり、昼間に仕事がはじまったりと、時間が定期的ではないし、徹夜は当たり前にあります。ドラマの場合は天候や季節、時間帯に左右されやすいので、その日に晴れた日のロケの予定が当日が雨で中断っていうことがざらにあります。バラエティの場合は2本以上の収録は当たり前にありますし、ラジオは長時間の収録があります。
どの番組も放送事故は常に気を付けなければなりません。誤って不必要な情報を流して、視聴者(ラジオはリスナー)からクレームが来ることも!!あと、制作の仕事は「男社会」なので、上司であるディレクターからのきつい一言にも耐えなければならない。制作の現場では女性の方もいますが、勝ち気で気が強い人が多いです。男女ともに気が弱い人やコミュニケーションが取れない人はあまりおすすめできません。
テレビやラジオが好きで、番組を作りたいっていう人はうってつけです。仕事はきつくて大変ですが、ADやディレクター、プロデューサーを目指してがんばってくださいね。(そると)
(他のみんなからひと言)
>オレは大手テレビ局に勤務するADです。主な仕事はバラエティ番組の収録を担当しています。バラエティは最も放送事故に注意しなければならない番組なので、上司に怒られつつも、すばらしい番組作りに貢献できるようがんばっています。(逸平・24歳・テレビ局勤務)
>ぼくはラジオが好きで、将来は番組作りに携わる仕事がしたいです。テレビやラジオの制作はとても大変ですが、自分が作った番組が実現できたらいいな。(拳矢・高2)
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