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梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

53歳の女子大生

イラログ(授業) イラログ(授業:授業)

こんにちは。惟子(大学2年)です。

私は奈良に住んでいます。大阪にある「浪速大学」に通っています。専攻は社会学部・地域文化学科の2回生(2年生)です。

 

年齢ですが…53歳です!!

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びっくりでしょ?この歳で大学生。しかも家族もいます。

家族は夫の井佐男(55歳・公務員)、長女の佐月(25歳・家具店店員)、次女の弥月(23歳・メーカー勤務)の4人家族。娘2人は独立し、今は夫と2人暮らし。

 

大学進学ですが、「社会人入試」で進学しました。社会人入試は会社員や専業主婦など、高校卒業を過ぎた大人の方が対象です。試験は高校生や浪人生のように学力試験はなく、小論文と面接が中心です。

 

私が大学に進学しようとした理由ですが、どこにでもある家庭の理由なんです。

私の家はすごく貧しく、父親は病気で働くことができず、母親が家庭の生計を立てていました。きょうだいが多く、私が長女でした。

高校は今のように無償ではなく、親が授業料を払わなければならない時代でした。大学進学を希望していた私ですが、経済的理由で大学進学を叶うことができませんでした。弟や妹たちもいるため、私だけわがままを言うことができません。

大学進学をあきらめ、高校卒業後に就職。就職先は地元のスーパー。販売やレジ業務をしていました。

そして、知人の紹介で知り合った現在の夫と結婚し、2人の子どもに恵まれました。夫との結婚後は会社を退職し、専業主婦に。

家事と2人の子どもの子育てに追われ、勉強する暇はありませんでした。子どもが小学生までは手がかかり、中学生になると高校受験があり、高校生になると大学受験がありました。子どもたちには大学までは進学させたいから、子育てや家事はがんばらなければなりませんでした。

 

2人が大学に進学し、子育てに手がかからなくなってから、「大学に進学したい」という思いが強くなりました。

そして、夫に大学へ進学がしたいと直訴しましたが、夫は反対しました。「家事はどうするんだ。」「まだ子どもが大学に通っているのにどうするんだ。」って言われました。でも、子どもの時に大学に進学できなかったこと、もう一度若い頃のように勉強がしたいと訴えました。

それを後押ししてくれたのは子どもたちでした。長女は大学を卒業し、社会人に。次女は大学3年生で就職活動中でした。

次女が「お母さんが大学へ行きたいなら応援する!今までずっと私たちを育ててくれたからね。」と言われ、最後まで反対していた夫は渋々承諾しました。

 

そして家事をしながら、受験勉強をしました。勉強については次女が家庭教師になり、必死で勉強しました。学校見学会にも参加し、社会人入試が可能な大学を選びました。

試験は小論文と面接。今までがんばった成果を試しました。

そして、見事に合格しました!51歳。18歳から大学進学が遠ざかってから約30年。本当に長かったです。

学費は夫が出してもらいました。口では文句を言いながらも、陰では応援してくれています。

 

そして「女子大生」になった私は、若い学生よりも真剣に勉強しています。今の学生たちの親は私と同世代。一番歳いっていますし、目立ちますね。それでも若い子たちはとても優しいです。みんなからは「お母さん」と呼ばれています(ワラ)。

大学の先生たちは私と同世代で、私が質問しているときは、先生たちは敬語ですね(ワラ)。

社会人出身の学生たちは高校を卒業した若い学生に比べて、授業も真剣に受けているし、質問もよくすると高く評価されています。

 

将来の夢は地域社会に貢献すること。大学で学んだことを地域の活動に活かしていきたい。社会教育主事の資格を取得し、生涯学習に携わる仕事がしたいです。それと同時に家事も怠りません。

大学卒業までまだまだですが、最高の女子大生生活を謳歌していきます!

 

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