こんにちは。ポタージュ(アルパカ・♂13歳)です。
今日は「人気役者の映画・ドラマ」をお送りします。
前回は南田洋子さん(故人)を紹介しましたが、今月はその夫であった「長門裕之」さんをピックアップ!
長門さんは日本を代表する俳優で、多くの作品に出演しました。
今日はすべてではありませんが、長門さんの作品を紹介します。
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まずは「太陽の季節」です。 1956年に放映された映画で、石原慎太郎さん原作の小説が映画化となった作品です。長門さんはお父さんが俳優の澤村国太郎さん(故人)、お母さんが女優のマキノ智子さん(故人)で、弟が俳優の津川雅彦さん(故人)という芸能一家で育ちました。1940年に映画「続清水港」で子役としてデビュー。「立命館大学」在学中は俳優を一時休業しますが、大学中退後、のちに日活に入社して、俳優として復帰しました。1956年に「太陽の…」に主演し、ブレイクしました。この映画で共演者だった南田さんと知り合い、1961年に結婚しました。
次は「徳川家康」です。1983年に放送されたNHKの大河ドラマです。南田さんとの結婚後翌年の1962年に日活を退社し、1964年に個人事務所を設立しました。1970年ごろからは俳優としてドラマや映画に出演するほか、南田さんとともにバラエティ番組やCMにも出演。1965年に「ミュージックフェア」に夫婦で出演。CMでははごろも缶詰(現:はごろもフーズ)、サンスター、森永製菓などに夫婦で出演。芸能界きっての「おしどり夫婦」としても知られていました。反対に1985年に著書「洋子へ」を出版。南田さんへの告白という形で、自身の奔放な女性関係などを実名で赤裸々に記し、いわゆる暴露本として世を騒がせました。
次は「スケバン刑事(デカ)」です。1985年のパート1から1987年のパート3まで放送されたドラマです。この頃からドラマで敵役や悪役で出演することが多くなり、「太陽の…」とは違った役を演じました。弟の津川さんとは長年確執がありましたが、1990年代以降は津川さんとの共演も増え、津川さんが「マキノ雅彦」名義で監督を務めた作品にも出演しました。
最後は「青い青い空」です。2010年に放映された映画で、映画としては最期の作品となりました。ドラマでは2011年に放送された「隠密八百八町」が最期の作品となりました。晩年は南田さんが認知症になり、長門さんが南田さんの介護に取り組み、その介護の取り組みがテレビのドキュメンタリーとして放送され、大反響を呼びました。2009年5月に手記「待ってくれ、洋子」を出版しました。同年10月に南田さんが亡くなり、この日は長門さんは舞台公演中だったため、南田さんの最期を看取ることができませんでした。南田さんが亡くなった直後に記者会見を開き、涙ながらにコメントをしました。その後は映画やドラマの仕事をこなしましたが、南田さんの死から約2年後に帰らぬ人となりました。
長門裕之さんは2011年に死去しました。77歳でした。死因は津川さんの話では肺炎をきっかけにした合併症で、前日は元気でしたが、翌日に容体が急変して亡くなりました。葬儀・告別式は東京都内で行われ、津川さんが喪主を務めました。長門さんの死から約7年後に弟の津川さんも亡くなり、津川さんも妻の朝丘雪路さん(故人)が亡くなった約3か月後に後を追うように亡くなりました。受賞歴は1959年に「にあんちゃん」で「ブルーリボン賞」・主演男優賞など。長門さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
次はどの役者さんを紹介するのでしょうか?次回もお楽しみに。
というわけで、ポタージュでした。
また明日。
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