人気役者の映画・ドラマ（その48） - 梅の実学園の仲間たち

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こんにちは。利明（51歳・印刷会社勤務）です。

今日は「人気役者の映画・ドラマ」をお送りします。

今月は「石原裕次郎」さんをピックアップ！

石原さんは日本を代表する俳優で、多くの作品を残しました。

今日はすべてではありませんが、石原さんの作品を紹介します。

日活100周年邦画クラシック GREAT20 太陽の季節ＨＤリマスター版 [DVD]

発売日: 2011/11/02
メディア: DVD

まずは「太陽の季節」です。1956年に放映された映画で、これがデビュー作となります。石原さんは兵庫の生まれですが、北海道と神奈川で育ちました。中学卒業時に「慶應義塾高校」受験に失敗し、系列の「慶應義塾農業高校（現：慶應義塾志木高校）」に進学しましたが、のちに「慶應義塾高校」に編入学し、卒業後に「慶應義塾大学」に進学しましたが、大学在学中に俳優を目指し、各映画会社のオーディションを受けるも不合格。兄で作家の石原慎太郎氏の作品である「太陽の季節」が映画化の時に慎太郎氏と映画プロデューサーの水の江瀧子さん（故人）の推薦があり、端役として映画デビューしました。その後、大学を中退して日活に入社しました。ドラマデビューは1958年に放送された「ダイヤル100番」がデビュー作です。

日活100周年邦画クラシック GREAT20 狂った果実ＨＤリマスター版 [DVD]

発売日: 2011/10/04
メディア: DVD

次は「狂った果実」です。1956年に放映された映画で、こちらも兄の慎太郎氏原作の作品です。その後は「嵐を呼ぶ男」など、多くの映画作品に出演し、映画界の大スターとして君臨しました。1960年に元女優の石原まき子さん（その当時の芸名は北原三枝）と結婚しました。

太陽にほえろ! 1982DVD-BOX( 本編13枚組)

発売日: 2010/11/26
メディア: DVD

次は「太陽にほえろ！」です。1972年～1986年まで放送されたドラマで、日本の刑事ドラマの代表格の作品です。1963年に「石原プロモーション」を設立し、初代社長に就任。社長や映画作品の企画をしながら、俳優として活動。「黒部の太陽」など多くの作品を世に送り出しました。石原プロでは渡　哲也さん（故人）、神田正輝さん、舘　ひろしさんら、多くの俳優を輩出しているため、「石原軍団」と呼ばれていました。1970年代以降はドラマの世界に本格進出し、「太陽にほえろ！」や「大都会」などの企画・出演をしました。

西部警察 40th Anniversary Vol.3 [DVD]

発売日: 2019/10/16
メディア: DVD

最後は「西部警察」です。1979年～1984年まで放送された石原プロ企画のドラマです。映画では1984年に放映した「零戦燃ゆ」が最期の作品ですが、こちらは主題歌のみで、実際の出演は1976年に放映された「凍河」が最期の作品でした。ドラマでは1989年に放送された「ゴリラ・警視庁捜査第8班」が最期の作品でしたが、遺影として登場しているのみで、実際の出演は「西部警察」の第3シリーズが最期の作品でした。晩年は闘病生活が続き、1978年に「舌下潰瘍」のために入院し、その後「舌がん」の診断を受けました。1981年に「解離性大動脈瘤」を診断され、大手術を決行し、無事に成功しました。1984年に「肝臓がん」が発覚し、その後はハワイで静養しましたが、のちに帰らぬ人となりました。

石原裕次郎さんは1987年に「肝細胞がん」のために死去しました。52歳でした。体調不良のために静養先のハワイから急きょ帰国し、検査入院し、いったん退院しましたが、すぐに再入院して容体が悪化。帰らぬ人となりました。石原さんの死後、渡さんが2代目社長に就任（のちに退任）。1991年に「石原裕次郎記念館」が北海道に開設されました（2017年に閉館）。2020年に石原プロが解散することを発表され、2021年に芸能事務所としての業務を終了し、今後は石原さんの作品の版権管理に1本化となりました。俳優・社長としての活躍だけでなく、セーリング界でも歴史に名を残しており、国内のヨットレースに参加するほか、自身の船も持っていました。歌手としては「夜霧よ今夜も有難う」などのヒット曲を輩出しており、「西部警察」や「太陽にほえろ！」などでは自身の曲が挿入歌として流れていました。兄の慎太郎氏はのちに政治家として活動をし、国会議員（衆議院・参議院）、東京都知事、当時の日本維新の会代表・共同代表、次世代の党（のちの日本のこころ。2018年に自民党に合流）最高顧問に就任しました。慎太郎氏の息子、石原さんにとってはおいですが、慎太郎氏の長男が自民党元幹事長の石原伸晃氏、次男が俳優・タレントの石原良純さん、三男が自民党衆議院議員の石原宏高氏、四男が画家の石原延啓さんです。尚、石原さんとまき子さんとの間に子どもはいませんでした。デビューから1970年代までは映画俳優として活動し、1970年代後半ごろからはドラマ出演がメインとなり、日本を代表する俳優として数々の作品に出演。1980年代は闘病生活をしながら俳優として活動をするという、波乱万丈の人生でした。石原さんのご冥福を心よりお祈りいたします。