こんにちは。尊子(49歳・旅館仲居)です。
今日は「人気役者の映画・ドラマ」をお送りします。
今月は「八千草 薫」さんをピックアップ!
八千草さんは日本を代表する女優さんで、多くの作品を残しました。
今日はすべてではありませんが、八千草さんの作品を紹介します。
まずは「宮本武蔵」です。1954年に放映された映画で、この映画で第28回「アカデミー賞」・名誉賞を受賞しました。八千草さんは大阪府出身で、幼少期に父親を亡くし、母親と一緒に育ちました。「聖泉高等女学校(現:プール学院中学校・高校)」在学中に「宝塚音楽学校」に合格し、厳しいレッスンを経て、1947年に「宝塚歌劇団」に入団。同期には淀 かほるさん(故人)らがいました。娘役として数々の舞台に出演。また、宝塚在団中から映画などの外部出演をこなしており、その中の作品の一つが「宮本武蔵」で、当時の「お嫁さんにしたい有名人」の統計でたびたび首位に選ばれました。1957年に宝塚歌劇団を退団しました。
次は「男はつらいよ」です。渥美 清さん(故人)主演のおなじみの映画ですが、八千草さんは1972年の「寅次郎夢枕」でマドンナ役として出演しました。宝塚歌劇団退団後は映画出演のほか、ドラマにも活躍の場を広げ、おっとりとした良妻賢母の役で好評を得る一方、1977年に放送されたドラマ「岸辺のアルバム」では家族に隠れて不倫をする主婦役で従来のイメージを覆し、テレビドラマ史に残る名作となりました。私生活では映画監督の谷口千吉さん(故人)と結婚し、夫婦の間に子どもはいませんでしたが、おしどり夫婦として知られていました。
次は「アンティーク~西洋骨董洋菓子店~」です。2001年に放送された滝沢秀明さん(現:ジャニーズ事務所副社長)主演のドラマです。1980年代以降も数々の映画・ドラマに出演していましたが、2010年にドラマの撮影中に転倒し、全治3週間のけがをしました。2014年に古巣である宝塚歌劇団が創立100周年を記念して設立した「宝塚歌劇の殿堂」で最初の100人の1人として殿堂入りしました。2007年に夫の谷口さんが病気のために亡くなりました。
最後は「ゆずり葉の頃」です。2015年に放映された映画で、映画では最期の作品となりました。ドラマでは2019年に放送された「やすらぎの刻~道」が最期の作品で、このドラマに出演する前の2017年にすい臓がんで治療を受けましたが、その後は良好でドラマや舞台の出演もこなしましたが、2019年に入り、肝臓にがんが見つかったため、「やすらぎの…」の主演を降板し、休業して治療に専念し、のちにがんを公表しました。しかし、女優復帰を叶うことができず、帰らぬ人となりました。
八千草 薫さんは2019年にすい臓がんのために亡くなりました。88歳でした。葬儀・告別式は近親者のみで行われました。宝塚歌劇団時代から娘役のトップとして多くの舞台に出演。のちに映画・ドラマに出演し、日本を代表する女優として活躍しました。受賞歴は2004年に「阿修羅のごとく」で第27回「日本アカデミー賞」・優秀助演女優賞受賞など。1997年に「紫綬褒章」、2003年に「旭日小綬章」を受章しました。八千草さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
次はどの役者さんが登場するのでしょうか?次回もお楽しみに。
というわけで、尊子でした。
また明日。さよなら。
ランキングに参加しています。ぽちっと押してください!