こんばんは。哲也（大学1年）です。
オレは広島の出身です。
今日は広島メンバーの飲み会があります。
参加者は、兄（くま・♂4歳）、岳人（がくと・20歳・建設下請会社勤務）、仁さん（34歳・バー経営）、そしてオレの4人だけ。
女子メンバーはお酒が飲めない人が多く、だれも参加しなかった(T_T)
もちろん、子どもメンバーは参加不可。
場所は仁さんが経営するバー「つながり」にて。
「つながり」では主に国内外にあるウイスキーを取り扱っています。もちろん、オリジナルカクテルもあり。
4人でウイスキーと小さなつまみで乾杯です。
あ、オレは大学1年だけど、1年浪人したので今は20歳です。
兄「あ～あ、女子がいないとなんかさみしいね。」
”ガチャ”
仁「いらっしゃいませ！」
店にやってきたのは当初欠席予定だった西条さん（41歳・弁護士）でした。
哲也「こんばんは！」
西条「あ、こんばんは。仕事が終わったので急きょ来ました。マスター（仁）、ウイスキー水割りで。」
仁「はい！」
兄「弁護士も大変ですね。」
西条「はい！うちは借金問題が専門なもので。よく相談者がやってきます。」
哲也「オレは大学生だけど、主に経営のことを学んでいるんです。法律のことはよくわからんけど、借金ってここのところ少なくなってきたみたいだけど。」
西条「いや、過去に借金した過払い金や任意整理に関する相談が多いのですよ。ヤミ金融の問題だとかいろいろ。」
岳人「オレは大手の建設会社の下請の会社の作業員。給料は高いけど、福利厚生があまりしっかりしていない。オレは高校中退して今の会社に就職したから。クレジットとか、あまり借金はできないし。」
兄「オレは高校卒業して、今のクリーニング店で働いている。店は小さいけど、将来は独立することが夢じゃけん。」
仁「借金問題ってどこの事務所も相談が無料になってきているよね。オレも店の借金のことでお世話になったから。他のみんなもいろいろと大変だからね。あ、おまたせしました！」
西条「ありがとう。」
兄「東京などは「計画停電」で大変みたい。電車も動くの遅いし、やっぱ地震の影響がありだね。」
哲也「あれは原発が問題になっているでしょ？水を求めて買い占めている人のニュースがあって、オレの地域もペットボトルの水がなくなったもん！」
仁「うちは酒を商売にしているから、天然水がなくなると本当に困る！水割りを飲む客が多いからね。あと、電気も節電しないといけないし、夜に仕事をしている人間にとってはつらいよ～。」
兄「うちの店も電気を使うからね。洗濯から乾燥にプレスといろいろ。」
西条「うちはパソコンを使うことが多いから、使わないときは電源を消すようにと職員に指導している。いろいろなところで節電が多いね。」
岳人「そのかわり電気代は浮きますけどね(^_^;)」
哲也「東京のメンバーたちは飲み会することが減りましたね。」
兄「今は飲食店でやるよりもそれぞれの家でやっているみたいだよ。」
仁「地震や原発だけでなく、それ以前に日本の財政が破たん寸前だから、節約志向が増えている。オレたちが住んでいるところも同じだよ。オレたちの生活がだんだん苦しくなってきているよ。」
と、いろいろと愚痴などを言いながら、この店でこじんまりとお酒を楽しんでいる。
今回は女子たちがいなかったけど、今度はみんなで楽しむぞ！
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