こんにちは。翔希（中2）です。
本日は都内某ファミレスをお借りしまして、政治討論会を開催します。
お題は「東日本大震災で日本の政治はどう変わったのか！？」です。
パネラーはおなじみのコウコウ（パンダ・♂3歳）、隼人くん（高3）、りょうくん（高1）、たま（アメリカンショートヘアー・♂2歳）、正四郎（中2）、紅一点の明日香（中1）、そしてぼくでお送りします。
翔希「ではみなさん、今日のお題についてどう思いますか？」
コウコウ「震災で民主党の議員たちなどは復興のために全体的には一生懸命やっているね。」
隼人「でも、一番問題なのは、「福島原発」の事故！震災が原因なのもあるけど、テレビで知ったんだけど、あの爆発事故は、東京電力の作業員のミスで起こったんだよね。」
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たま「そのあとに政府をはじめ、東京電力、原子力安全委員会等と意見がめちゃ食い違っている。」
コウコウ「そうだよね！これが原因でみんな節電を余儀なくされている。」
明日香「原発のある福島県の一部ではいまだに避難所にいるし、生まれ育った家には帰れない。本当にかわいそうだよ！」
りょう「原子力が怖いのは、かつて戦争による広島や長崎等の原爆投下、ロシアのチェルノブイリ原発事故、茨城県の東海村の事故、高速増殖炉「もんじゅ」の事故などいろいろある。」
正四郎「電力会社も政府も原子力は安全だと謳っているけど、こんなに事故を起こしているんだから、原子力は安全とは言えないんじゃないか？」
コウコウ「日本やアメリカ、韓国などは未だに原子力が必要としているけど、ドイツでは原子力をやめて、水力や風力発電を行っているよ。」
隼人「個々の家では太陽光発電をしているしね。」
翔希「この震災のだいぶ後に統一地方選挙があって、民主党は惨敗だったね。」
コウコウ「そりゃそうだよ。震災以前に「子ども手当」などはっきりとした政策を掲げていなかったし、震災のときの対応も国民は厳しいよ。」
りょう「反対に自民党らだって惨敗して、大阪の「大阪維新の会」や名古屋の「減税日本」は躍進だったね。」
たま「やっぱり国が頼りないからしっかりとした政治ができないんじゃない？地方も国にまかせっきりじゃだめだよ。」
明日香「今、被災地は仮設住宅の建設が進んでいるけど、先に入居できたのはほんのわずかで、あとの人はまだ入居さえできない。」
正四郎「福島原発の事故で区域内の住民は未だに避難所に生活したり、別の町に引っ越しをしたりと余儀なくされている。特に別の町に引っ越した人は「福島県民は放射能に感染する」という間違った情報による風評被害により、子どもがいじめられたり、就職ができなくなったりと嫌な思いをしている人が多い。農産物や海産物も風評被害が起こっている。」
りょう「一番の問題だよね。ちゃんとした正しい情報を国はちゃんと伝えるべきだよ！」
隼人「風評被害を防ぐために石原都知事が「東京の水は安全だ！」と水道水を飲み、国会議事堂の食堂では汚染された（？）農産物を使ったメニューを出しているし。それはそれでいいんだけど、原発事故による風評被害で最も大きな被災地である福島・宮城・岩手は復興に近づこうとしているけど、お店などが再開してもお客さんが来なくなったり、失業している人も多い。」
明日香「子どもたちの心のケアも心配ですね。」
翔希「義援金の支援も大事だけど、被災地の商品を買ったり、被災地へ足を運んだり、いろいろな支援があるはずだ。」
正四郎「ボランティアや自衛隊、警察など救援活動や復興活動している人たちの体も心配。毎日休まずにがんばっているもん。」
コウコウ「アーティストたちの支援も大きいよね。」
隼人「震災復興で尽力していかなければならいのに、菅政権下の大臣の辞任が相次いでいるね。菅首相も退陣しようとしているし。」
たま「菅首相を退陣に追い込もうと野党が攻撃してくるね。特に自民・公明両党は。」
りょう「小沢さんのグループもそう。被災地の県議会では期間限定で与野党大連立を組んで被災地の復興に尽力している。反対に国は与党同士、与野党でいがみ合いばかり。こんなんじゃ、復興どころか、国の未来までつぶれてしまうよ！！」
翔希「菅首相は震災前は腑抜けになってたけど、震災が起こってから復興に尽力している。もちろん頼りないけどね。小沢元代表など反政府や野党は「菅降ろし」を考えているけど、そんなことしている暇があったら協力しろって。」
全員「それは言えてる！！」
みんないろいろ話したね。
まだまだ話したいことがあるけど、今日はここまで。
最後に被災されたみなさんに心よりお見舞い申し上げます。
一日でも早い復興を！！
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