梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

ゆず風呂

こんばんは。和人(小6)です!

今日は学校が休みなので、「梅の実」野球部のメンバーたちと練習しました。

練習が終わった後、兄貴(直人・中2)が、

直人「なぁ、みんなで銭湯に行かない?」

全員「賛成!!」

受験を控えている部長の俊くん(中3)らを除いて、一部のメンバーで銭湯に行くことになった。

メンバーは兄貴、道明(小5)、大吉くん(中2)、和晃くん(中2)、ダルビッシュ(ダルメシアン・♂2歳)、そしてオレ。

 

場所は東町の商店街にある銭湯「松の湯」。

ここの銭湯、メンバーの比呂さん(中3)のおばあちゃんのきみ子さん(70歳・銭湯経営)が切り盛りしているんです。

 

みんなで男湯へ。

早速お金を払って、服を脱いで、お風呂場へ。

大吉「何これ!」

和晃「すごーい!!」

見てみると、湯船にはなんと「ゆず」が大量に浮かんでいた。

直人「もうすぐ冬至だろ。今日はゆず風呂だよ。う~ん、ゆずのいい香り(*^。^*)」

大吉「あ、そっか。」

道明「とにかく入ろうよ!」

お風呂場に入り、体を洗って、湯船に入りました。

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和人「いいにおいだね。」

ダルビッシュ「ホントだ。本場のゆず湯入るの初めて。」

道明「ダル(ダルビッシュのあだ名)、ゆず湯初めてなんだ。」

ダルビッシュ「ううん、入浴剤の「ゆず」はあるよ。」

大吉「ははは…、入浴剤ね~。オレんちも入浴剤を入れる。「日本の名湯」ものが多いかな。」

和晃「オレも。ひのきだったり、ゆずだったりいろいろ。生のゆずは入れないな。」

直人「オレんちは冬至になると生のゆずを入れる。生のゆずは香りがいいし、入浴剤の人工的な香りはあまり好きではない。ちなみに夏場は菖蒲を入れるよ。」

大吉「へえ~、でもオレの家も冬至のときはゆず入れる。」

和晃「そうなんだ!ここ最近、家で生のゆず湯を入る習慣がなかったな。」

直人「かぼちゃを食べたりとかね。」

ダルビッシュ「かぼちゃって、プリンとかスープとか?」

和人「ちがうよ。かぼちゃは煮物で食べるんだよ。これも冬至の習慣の一つだよ。うちの家では必ずかぼちゃの煮物をするよ。」

和晃「オレんちはかぼちゃもそうだけど、煮物自体家でしない。スーパーの惣菜コーナーで買ってくるものばかり。オレとこの母さん働いているから、料理はほとんど手抜きだよ。」

道明「和晃くんは手作りの煮物って食べてみたい?」

和晃「給食では食べたことあるけど、母さんの作るものは食べてみたいな。」

ダルビッシュぼくんちもママ(フォーチュン・ダルメシアン・♀8歳)の作る煮物食べてみたいな。ぼくはいつも洋食が多いから、本当は和食が好き。体にもいいもん。」

直人「今度、翔太(中2)にレシピを教えてくるよ。」

そんなこんなで、ゆず湯に入りながら、みんなでいろんなことを語り合った。

ゆず湯のいい香り…。

 

お風呂から上がった後、恒例のお楽しみ。コーヒー牛乳を一気飲み!

ゴクゴクゴク…

あ~うまい!!

お風呂で暖まったあとのコーヒー牛乳はホントにおいしい。

 

この後4人と別れて、兄貴と一緒に家へ帰りました。

そして、夕飯はもちろん、「かぼちゃの煮物」です。

ゆず湯に入ったり、かぼちゃの煮物を食べる家庭は少なくなってきたけど、こういう日本の習慣は増えたらいいな。

 

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