梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

学校の運動会

こんにちは。健大(小4)です。

今日はぼくが通う小学校で運動会です。

 

絶好の運動会日和。

会場には多くの親たちが並んでいました。運動会の場所取りです。

お父さんの雅巳(38歳・メーカー勤務)、お母さんの眞由実(37歳・メーカー勤務)もやってきましたが、すでに早朝に並んだ親たちの列でいっぱいでした。

校門が開いたとたん、親たちが猛ダッシュ!!

ぼくたち子どもの演技を間近で見たいために、場所取りの争奪戦。お父さんたちも場所を探しましたが、他の親たちにとられてしまいました。

結局演技が見にくい場所にござを敷くことに。お姉ちゃんの梨佳(中1)は学校があるため、途中でぼくの学校へかけつけます。

 

ぼくたちが入場。プログラム通りに進行し、各クラスの座席へ。

競技は徒競走、玉入れ、綱引き…といろいろな競技をしました。

 

各学年の演技もありました。前日まで練習をし、本番の今日、最高の演技をしました…のはず…。

ぼくたちが演技をしているところを、他のお父さんたちがビデオカメラ片手にぼくたちの演技のじゃまをしました。

お父さんもビデオカメラを持っていましたが、全然撮ることができませんし、他のお父さんと同じようにそんなじゃまをするようなことはしません。

先生たちがビデオカメラを持ってじゃまをしている親たちを引っ込もうとしましたが、全然言うことを聞かず、自分たちの子どもの演技を撮り続けました。

そして、他のクラスメイトの親の体にたまたまぼくの体に接触して、ぼくがケガをしました!

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それでも演技を続けましたが、足が痛くて…。お父さんもお母さんも心配しながら見つめました。

やっと演技が終わりました。

 

眞由実「健大!大丈夫?」

健大「うん…。」

眞由実「ケガしてるじゃない。保健室行こうか。」

お父さんはぼくと接触した親に抗議!

相手の親はウチはそんなことをしていないっていう1点張り。先生たちも止めに入りましたが、その親は教育委員会に訴えてやるって言いました。

ぼくのケガは幸いかすり傷程度で済みましたが、一歩間違えたら骨折などの大けがになることも!

運動会が終わりました。

 

お姉ちゃんも加わり、家族そろってファミレスへ。

梨佳「ひどいよね!自分の子どものためだったら、他人を蹴落としてまでビデオに収めたいんだよね~。」

雅巳「相手の親も全く反省の色もなし。先生たちも抗議してくれたけど、ちょっとひどすぎるよ!」

眞由実「場所取りでも親同士でケンカをするし、学校では駐車場はないのに、周辺にあちこちで止めているし、学校内は禁煙なのに、所構わずたばこを吸うし、しかも吸殻をそのままグラウンドに捨てるの。子どものマナーよりも親のマナーの方がひどい。」

梨佳「お母さん、お父さん、ウチの学校の体育祭は来なくていいからね。自分の競技をビデオでとられるの嫌だから。」

雅巳「…わかった。梨佳のところは平日だったよな。」

梨佳「うん。仕事を優先してもらっていいから。」

今日は最悪だった。ぼくも家族もみんな。

やけ食いっていうわけにはいかなかったけど、ぼくとお姉ちゃんは好きなものを注文して、ご飯を食べました。家族4人で食べる方が一番おいしい。

この後そのまま家に帰って、お風呂に入って就寝。明日あさっては休みだから、ゆっくりできる。

 

何で親たちのマナーが悪くなったんだろう?ぼくたち子どもをカモにして、自分たちのいいようにしている。

運動会の徒競走などの競技の点数をつけないのも問題だけど、こんなマナーの悪い大人たちの方が問題です!!

 

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