こんにちは。裕香子(25歳・貿易会社勤務)です。
今日は輸入された品物についてお送りします。
輸入は外国からの商品を自国に運ばれること。その逆が輸出です。
輸入の構図についての難しいことは置いといて、外国から輸入された商品についてですが、いろいろな商品があります。
海外からやってきた主な品物を例に挙げてみると…。
アメリカ:牛肉、小麦など
韓国:唐辛子、化粧品など
中国:野菜、魚介類、衣類など
ヨーロッパ:ワイン、チーズなど
アフリカ:紅茶、コーヒーなど
オーストラリア:牛肉など
という具合に。
日本の生活において、すべて国産の商品を買って生活するのは困難で、輸入された外国の商品を買って生活をすることになります。
牛肉は国産のものは非常に高く、アメリカ産やオーストラリア産の牛肉の方が安いです。味自体はあまりよくありませんが、お手頃に牛肉を食べたい方にはおすすめです。大手牛丼チェーンやファミレス、ファストフードで使う牛肉は輸入物の牛肉が中心です。
チーズは国産のナチュラルチーズは少なく、多くが長期保存が可能なプロセスチーズが中心です。本格的なチーズが食べたい方はヨーロッパ産のチーズがおすすめ。チーズはカマンベールやブルーチーズなど、いろいろな種類があります。国別ではチーズの生産が盛んなオランダ、イタリア、フランスなどです。
コーヒー・紅茶は日本産の商品は非常に少なく、多くがアフリカや南米産。この地域ではコーヒー豆、紅茶の茶葉の生産がとても盛んです。コーヒーはタンザニア、エチオピア、ブラジル、コロンビアなど。紅茶はインド、スリランカ、ケニアなどです。
野菜は日本では国産の野菜が中心ですが、冷凍野菜の多くが中国産やアメリカ産です。しかし、中国の工場の不祥事により、中国産の野菜を敬遠する家庭が増えており、大きな問題になっています。
食品以外では毎日着る衣料も海外からの輸入が多いです。特に中国産のものが主流です。中国では繊維やアパレルの工場が多いため、日本で生産するよりも安いからです。
毎日の生活では国産と輸入物の商品で生活しますが、1つだけ国産でないとダメな商品があります。
それは米です。米は日本の主食でもあり、毎日必要とする栄養源の一つ。日本の米はやっぱりおいしいですし、外国の米は一切食べません。外国でも中国やタイなどでも作られていますが、外国の米はあまりおいしくありません。だいぶ前にコメ問題があり、タイなどの輸入米を食べざるを得ない時期がありました。
しかし、日本は「TPP」により、日本の聖域である米が海外へ輸出されるかもしれません。日本のおいしい米を海外に食べてもらうメリットはありますが、中国やタイなどから輸入された米を日本人が食べなければならず、日本の米をめぐって大きな混乱が起こります。セレブな家庭が日本の米が食べられて、貧困の家庭が輸入米を食べることになるなどの格差も生じてきます。米などをはじめとした農家や酪農家に対する経済打撃も起こる恐れがあります。
輸入された品物はメリットもありデメリットもあります。消費者は国産のものも外国産のものもいいものを見極める力をつけることが大事です。
国産のものも外国産のものも日常生活にうまく取り入れていきましょう。
というわけで、裕香子でした。
また明日。
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