梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

オレの実家は床屋さん

こんにちは。航貴(専門学校2年)です。

今日はオレの家についてお送りします。

 

オレは今、東京の専門学校に通っています。美容師の勉強をしており、卒業時には美容師の国家試験があります。そのための勉強と技術を磨くための実習があります。

バイトでは有名ヘアサロンのアシスタントをしています。現在は見習いで、シャンプー係やドライヤー、カラー・パーマの施術を手伝ったりします。

 

そんな美容師を目指しているオレですが、実家は福岡にあります。

福岡の実家ではヘアサロンではなく、床屋をしています。

父親の知彦(50歳・理容師)が店主兼理容師。母親の世都子(48歳・理容師)も理容師で、夫婦でお店を切り盛りしています。

妹の愛茜(高3)は高校生ですが、いつも両親に髪を切られるので、本当に嫌だそうです。

オレ自身も高校までは実家に暮らしていたので、小さい頃から両親に髪をカットされていました。小学生まではそれが当たり前でしたが、中学生になり、友達がヘアサロンでカットしてきたと聞き、地元のヘアサロンに行って、鏡越しで見に行きましたが、あんなにきれいにカットしたり、パーマやカラーなどの技術を行う美容師にあこがれはじめました。

高校生になり、アルバイトをした金でヘアサロンに行こうとしましたが、父親に見つかってしまい…。

知彦「美容院へ行くんだったら、うちでカットしたほうがよか!」

航貴「いやばい!オレはヘアサロンでカットがしたかばい!!」

知彦「ヘアサロンは高か!父ちゃんや母ちゃんにカットしたほうがタダばい!!」

と、ケンカとなり、結局両親のいずれかにカットされる始末…。

 

オレはそれに反発をして、高校を卒業後に専門学校に進学。理容師ではなく、美容師の専門学校に。

一度バイト先の店で初めてカットしてもらいましたが、仕上がりもよくて本当によかった。

 

しかし、美容師にできなくて、理容師ならできる分野もあるんですよね。例えばシェービング。美容師では眉カットはできるけど、シェービングは法律でできないことになっています。理容師ならシェービングもできるので、ひげが剃れてきれいになり、女性では化粧のりもよくなる。

両親の店は長年訪れる常連客が多く、よく常連客と会話をする両親の姿をよく見ています。こういうのは理容師のだいご味だよね。

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いつかは美容師免許を取得し、技術を磨いてから、実家の店を継ぐ予定。もちろん、美容師としてね。

 

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