梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

遺言は書いた?

こんにちは。弓子(55歳・主婦)です。

今回のおしゃべりカフェは「遺言」です。

自分が亡くなるときに、残された家族に遺産の相続などを書き記す書類として、「遺言」があります。遺言を書いているのと書いてないのとでは、残された家族が相続等の問題でもめたり、非常に大変な手続きをしなければならないです。

今日は3人のメンバーたちと一緒におしゃべりしたいと思います。

メンバーは私・弓子、豊子さん(67歳)、小浜さん(72歳)です。

 

~ここからはオンラインチャットによる会話です~

弓子「今日は京都、愛知、大阪からリモートでお送りします。」

豊子「私は携帯を持っていないので、いつも家の電話で家族と連絡を取っていますので、リモートなんて初めてです。」

弓子「今回リモートで使用しているのは豊子さんのパソコンですか?」

豊子「息子(雅宏・35歳・メーカー勤務)のパソコンを使っています。今日は嫁(加代子・28歳・事務パート)が私のために有休をとってくれたので、パソコンは嫁が電源をつけてくれて、操作の仕方を教えてもらいました。」

小浜「私も家のパソコンで、操作は子どもや孫たちに教えてもらいました。もうこの年だと、パソコンはしないので、本当に大変ですよ。」

弓子「うちはお義父さん(十四夫・80歳)がいますが、お義父さんもパソコンは使わないので、いつも家のパソコンはお義父さん以外の家族が使っていますね。さて、今日のテーマは「遺言」ですが、お2人は遺言は書きましたか?」

小浜「私は書きました。自分や主人(秀造・76歳・鉄鋼会社勤務)の親が死んだときは相続の問題で大変でしたから。それで嫌な思いをしたから、私と主人はそれぞれの遺言を書いて、地元の公証役場に提出しましたから。」

弓子「弁護士や司法書士には相談しましたか?」

小浜「しました。主人の知り合いの弁護士にお願いして。遺言は弁護士に相談しないとわからないですから。」

弓子「私も遺言は書きました。主人(國明・57歳・新聞社勤務)とお義父さんもいっしょに。私も自分の親やお義母さんが亡くなったときに、遺産相続でもめましたから。私らも地元の弁護士に相談して、遺言の手続きをしました。豊子さんはどうですか?」

豊子「私は書いていないです。主人は何年か前に亡くなったので、特に大きな混乱はなかったです。遺産は私がもらいました。私は何の遺産もないので、遺言は書かなくていいかなって思っています。」

小浜「でも、一番困るのは子どもたちですよ!本人は何もないからいいでしょうけど、あとから遺産が見つかって、子どもたちが相続をめぐって言い争いになりますから!!これは事実です!!」

弓子「豊子さんは息子さん以外に子どもさんはいますか?」

豊子「離れて暮らしている息子と娘がいます。ともに結婚して家族もいます。」

弓子「だったら、今すぐに遺言は書いたほうがいいと思います。一人で手続きが無理だったら、息子さんやお嫁さんと一緒に弁護士や司法書士に相談したほうが早いです。弁護士や司法書士の費用は掛かりますが、経済的に費用が払えない場合は「法テラス」に相談して、無料で相談できる場合がありますので、まずは地元の「法テラス」に相談してみてはいかがでしょうか?」

豊子「わかりました。今度息子と相談してみます。」

弓子「遺言ができあがりましたら、私たち2人に報告してくださいね。やっぱり遺言は大事ですよ。」

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(左から豊子、弓子、小浜)

 

自分が亡くなる前に、まずは遺言を書きましょう。

 

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