梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

新型コロナからもうすぐ2年

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ニーハオ!ニン(37歳)です。

新型コロナ(COVID-19)からもうすぐ2年になります。

 

新型コロナは新型コロナウイルスが人に感染し、肺炎や合併症など、さまざまな症状を起こし、死に至る感染症です。新型コロナウイルスは私が住む中国だけでなく、日本、韓国、アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、ドイツなど、世界各国で感染者が増加し、死者も相次ぎました。

2020年までは従来型のウイルスで、主に60代以上の高齢者を中心に死者が出ました。2021年からはイギリスやインドなどの「変異株」が流行し、これまで感染者・死者が少なかった20代以下の感染者・死者が相次ぎました。

 

現在はインド由来の「デルタ株」、南アフリカ由来の「オミクロン株」が中心で、世界各国で多くの感染者が増加しました。

 

治療薬は確立した治療薬はなく、現在ある別の治療薬を代替利用して治療を行っています。主な治療薬はエボラ出血熱治療薬の「レムデジビル」、インフルエンザ治療薬の「アビガン」など、主に中等症以上の患者の治療に使用しています。2021年末ごろには「モルヌピラビル」がアメリカの製薬会社「メルク」が開発し、アメリカを中心に多くの国で承認され、世界初の軽症者向けの飲み薬が登場しました。軽症者向けの飲み薬は「ファイザー」や「ロシュ」なども開発され、2022年以降には各国で承認される予定です。

ネット上で話題を呼んでいる「イベルメクチン」は新型コロナに効くという理由から、世界各国の反ワクチン派を中心に、医師の許可なしで無断で投与する国民が相次いでいます。多くが承認されていない海外輸入のイベルメクチンで、通販で高額な費用で購入して、服用している人がいますが、アメリカでは家畜用のイベルメクチンを購入して、服用している人もいます。しかし、イベルメクチンは世界各国で治験を行っているものの、思ったような効果は出ておらず、どの国も新型コロナ治療薬としてイベルメクチンは認可されていません。それどころか、海外輸入のイベルメクチンや家畜用のイベルメクチンを服用した人たちが健康被害を起こし、中には入院治療をされた方も相次ぎ、医療従事者の負担がますます増えてきました。イベルメクチンのことで、WHOはイベルメクチンの使用は治験以外では使用してはならないと警告し、アメリカのFDA、CDCでもイベルメクチンの使用が禁止されました。

私が住む中国では漢方薬による治療が行っており、すでに新型コロナに感染した多くの中国国民が漢方薬で回復しました。中国では東洋医学が進歩しており、あらゆる病気やけがで多くの漢方薬を開発しており、治療として取り入れています。

 

ワクチンは2021年から接種が開始され、これまで世界各国の12歳以上の国民にワクチン接種を実施しました。現在アメリカ、イギリス、中国、ロシア、インド、台湾、キューバでワクチンを開発・接種が実施され、日本、ドイツ、フランスなどでもワクチンの開発を行っています。2021年後半からはアメリカのファイザー、中国のシノバック、キューバで11歳以下の子どものワクチン接種が一部の国で行われています。

しかし、ワクチンによる副反応が多く、アメリカのファイザーとモデルナではアナフィラキシーショック、心筋炎・心膜炎の症状が、イギリスのアストラゼネカアメリカのジョンソンエンドジョンソンでは血栓症の症状が起こり、特にアストラゼネカでは血栓症で亡くなった方もいます。そうじゃなくても、ワクチン後の心疾患や脳疾患で亡くなった方もおり、反ワクチン派による過激なデモやSNSによる接種中止の投稿が相次いでおり、大きな社会問題となっています。

 

新型コロナは終息する気配はなく、一生涯付き合っていかなければならなくなりました。

新型コロナの予防は「新型コロナにかからないこと」。手洗いやマスク着用などの基本的な感染対策とワクチン接種、PCR検査の早期受検と早期治療で重症化を防ぎましょう。

 

というわけで、ニンでした。

ザイジェン(さよなら)。

 

*参考リンク*

草の根レベルで広がる中国医薬 新型コロナ抑制でも貢献(AFP BB NEWS):https://www.afpbb.com/articles/-/3361053

 

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