梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

10月18日の登場人物

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良栄(よしえ・36歳) 主婦

西町在住。本名:倉田良栄。狂言師をしている夫の童仁を支え、息子の一平の子育てをしている。過去には女優をしていた。守道とは実の父親。佐栄子とは実の母親。守尊、参平とは実の兄。

 

 

華子→4月1日の登場人物

たかね→4月13日の登場人物

あずさ→5月1日の登場人物

静香(イラストのみ)→5月25日の登場人物

ゆか→6月5日の登場人物

あゆみ→6月25日の登場人物②

喜子→6月27日の登場人物

彩美→8月24日の登場人物

花歩・春果・美那子→8月31日の登場人物

景湖・せいら・れいな→9月13日の登場人物

希恵→12月12日の登場人物

瑠璃子→12月24日の登場人物

ナナミ→1月19日の登場人物

美夏→4月22日の登場人物

絵里香・智佳→6月20日の登場人物

真里恵→6月23日の登場人物

苑子7月11日の登場人物

有佳→7月30日の登場人物

陽奈→8月12日の登場人物

紗綾→8月23日の登場人物

香菜→9月5日の登場人物②

留里→10月28日の登場人物

奈智→11月29日の登場人物

樹里菜→12月8日の登場人物

彩果→6月21日の登場人物

寧々→6月29日の登場人物

由佳子→8月16日の登場人物

香奈恵→9月22日の登場人物

夏乃→9月2日の登場人物

洋果→10月19日の登場人物

理華→10月20日の登場人物

彰代→12月7日の登場人物

至子→12月15日の登場人物②

寿理奈→2月24日の登場人物

虹花・成蘭→3月31日の登場人物⑥

 

女子校・女子大で学ぶ生徒・学生たち

こんばんは。希恵(中1)です。

前回は男子校に通う男子たちが男子校について語り合いました。

今回はそれに対抗して、女子校、女子大の生活について語り合いたいと思います。

 

私は都内にある「桂花女子学園」に通っています。「桂花」中高一貫の女子校でトップの進学校。勉強は大変ですが、毎日がんばっています。

そこで、小学校から大学まで女子校、女子大に通っている人たちはどんな学校生活を送っていますか?

尚、このチャットは小学校・中学校・高校・短大・大学で女子校・女子大に在学・卒業している方を対象とします。

 

~返信~

>来たね。大いに語り合いましょうよ。(華子・高3)

>まずはどこの学校に通っているのか、卒業しているのかを教えてください。(希恵)

>まずは私。私は中等部から「聖泉女子学院」に通っていて、現在は高等部の3年生です。大学は「聖泉女子大学」に進学する予定ですが、「聖泉」は校則の厳しい学校で有名ですね。今の学校では最上級生なので、何でも許されますね(ワラ)。(華子)

>私も「聖泉」に通っていますが、私も中等部からの進学です。制服にあこがれてこの学校に入りました。(理華・中1)

>ウチも「聖泉」に通っていますが、高等部からの進学です。ウチの場合は本命の公立高校に合格しましたが、同じ学校に合格した中学時代の彼氏にフラれてしまい、ショックでその高校には進学できずに、親の希望で今の学校に進学しました。「聖泉」に入ってからはとんでもなく厳しい校則でカルチャーショックになってしまい、やっぱり公立に行っていればよかったと思う。(景湖・高1)

>ウチも「聖泉」の中等部に通っていますが、ウチの場合は初等部からの進学です。確かに中等部と高等部の校則は厳しすぎますよね。初等部の時はそうでもなかったんですが。(夏乃・中3)

>「聖泉」も校則は厳しいですが、「青海女学院」も校則は厳しいですよ。「青海」は服装もそうですが、男女交際も厳禁です。お父さんと一緒に歩いていても注意されます!!(絵里香・高1)

>え!?同世代の男子ならともかく、父親もダメなの!?絶対ありえないですよね。(夏乃)

>他から見たらありえないですが、うちの学校ではそういう決まりなんです。父親や男の兄弟の場合は停学や退学の処分はありませんが、学校側から厳重注意されます。学校に入れるのは母親と女のきょうだいなど、女の親族だけしか入ることができません。(絵里香)

>ウチが通う「華洋女子」も校則がめちゃくちゃ厳しいですよ。「桂花」と並ぶ女子進学校ですが、中高ともに校則が厳しいです。特に中学が厳しくて、携帯やスマホの所持もダメですし、学食も利用できません。友達同士で遊ぶこともダメで、友達同士の遊びでも保護者同伴を義務付けられているんです!!ウチはそれが嫌で他の学校に転校を希望していたんですが、親に反対されて、ガマンして卒業まで通いました。高校に入っても校則は厳しいですが、中学に比べるとマシです。(香菜・高2)

>何で「華洋」は中学と高校で格差があるんでしょうね。ウチも「華洋」に通っていますが、本当は「桂花」に行きたかったです。中学受験で1次入試で「桂花」を受験して落ちてしまい、2次入試で「華洋」を受験して合格しました。中学受験をする女子は「桂花」「聖泉」「久遠女子」などは希望しますが、「華洋」は全然人気がないです。「華洋」は行きたくない女子校第1位なんですよ。しかし、親にとっては子どもに行かせたい学校なんでしょうが。(花歩・中2)

>「華洋」の中学は人気がないよね~。途中で辞める子もいるし、高校受験で他の学校を受験する生徒もいるし。中学受験では志願者数が減少しているんですよ。高校受験ではそんなに変わらないですが。(香菜)

>「華洋」と「武蔵女子大附属」は中学受験では減少傾向。どちらも学食が利用できないのが痛いしね。「武蔵女子」はもともとは高校のみの学校で、中学ができてからは数10年くらいでしょうか。逆に「甲武女子」や「松陽」「梅光」などは人気になっているしね。(あゆみ・高3)

>私が通う「横浜英知女学院」は小中高一貫教育ですが、学校給食があります。しかも、小学校・中学校だけでなく、高校でも給食があります。うちの学校では給食という名前ではなく、「会食」という名前ですが、給食と同様の献立となっています。牛乳は毎日出てなくて、日によっては飲むヨーグルト、お茶のときもあります。(智佳・高3)

>給食のある学校もあるんだ。ウチは給食のある学校は行きたくないな。(花歩)

>ウチも。給食の中でも牛乳が毎日出るのは嫌で、ホント嫌だった。給食は小学校までにしてほしい!!(樹里菜・中2)

>給食が原因でいじめや不登校が増えているしね。親はみんな給食を希望している人たちが多いけど、ウチらにとっては地獄しかない。中学で学校給食があるのが嫌で、私立に進学した子も多いしね。(香菜)

>私の娘(奈和・小6)が重度の乳製品アレルギーで、毎日お弁当を作っています。娘が通っている小学校では除去食の学校給食がありますが、食物アレルギーの子どもに対する教師たちの無理解から事故で亡くなる子も全国で相次いでいるので、あえてお弁当を持って行っています。中学は公立中学ではなく、息子(風芽・中2)と同じように私立中学受験の勉強をしています。息子が通う中学校は私立ですが、学校給食があり、アレルギーのある子に対しては除去食がありますが、お弁当の持参は禁止なので、別の私立中学を受験させます。娘が希望する学校は「神戸女学館」か「梅姫」を志望校としています。(至子・41歳・パッチワーク講師)

>私の息子たち(樹・小3&財・3歳)も食物アレルギーがあり、特に下の子(財)が8種類の食物アレルギーがあり、給食は無理です。私も上の子(樹)が地元の公立小学校に通っていますが、上の子には学校給食は食べさせずに、私が作るお弁当を食べさせています。子どもの中学受験については今のところ考えていませんが、私たちが住む長野ではほとんどの公立中学では学校給食なので、私立に進学しようか迷っています。(喜子・37歳・主婦)

>食物アレルギーだけでなく、心臓や腎臓の病気を持つ子どもも食事制限がありますし、在日外国人の子どもの場合は宗教上の理由で特定の食べ物を食べない国があります。子どももいろいろな特徴や個性を持っています。私は病院の管理栄養士をしていますが、学校給食の制度には疑問を持っており、すべての子どもに同じ食事を食べさせるのはおかしいと思います。親の経済的事情で給食が必要な親が多いですが、給食を食べたくない子どももいますし、学校給食を実施するなら、お弁当の選択制もしてほしいと思います。(香奈恵・40歳・管理栄養士)

>私も少食で給食は苦手だったので、中学は私立である今の学校を選びました。私が住む川崎は中学校の完全給食を1校のみ実施し、いずれはすべての中学校で実施するかもしれません。話は変わって、至子さんたちは女子校・女子大出身なんですか?(理華)

>私は高校までは地元の公立校でしたが、大学は「松陽女子学院大学」を卒業しました。専攻は食物学科で、管理栄養士の勉強をしました。卒業後は「慶明大学附属病院」で管理栄養士をしており、病院食の献立作成や栄養指導のほかに、スポーツ選手の栄養指導、商品開発やレシピ本出版など、様々な分野で活動しています。(香奈恵)

>私は大学は「聖泉女子大学」、小学校から高校までは「聖ポリネシア女学院」を卒業しました。いわゆる「お嬢様」だったんです。大学卒業後は会社の事務をしていましたが、1年で退職し、家事手伝いに専念しました。27歳で8歳年上の夫(国彦・45歳・フード会社勤務)と結婚し、専業主婦となりました。しかし、子どもたちの病気で、その病気の権威である先生のもとで治療を受けさせたいと思い、母子3人で長野に移住をしました。夫は仕事があるために東京に残り、週に1回は私たちの元に帰ってきます。(喜子)

>私も高校までは地元の公立でしたが、短大は兵庫の「桜女子短大」を卒業しました。専攻は児童教育学科で、卒業後は幼稚園の教師をしました。教師時代にボランティアで地元の方にパッチワークを教えてもらったことがきっかけで、職場帰りにパッチワークの教室に通い、人を教えるくらいに上達しました。今はフリーのパッチワークの講師として、地元のカルチャースクールで生徒を教えています。(至子)

>ウチは香奈恵さんと同じ大学で、同じ管理栄養士養成の勉強をしています。ちなみに中学・高校は系列の「松陽女子学院」を卒業しました。「松陽」はお嬢様学校なんですが、設備も充実してて、のんびりとした環境で学べるのがよかったです。大学卒業後は管理栄養士を取得し、レシピ開発に携わる仕事がしたいです。(たかね・大学1年)

>ウチは「慶明大学附属病院」で看護師をしています。学校ですが、小学校から高校まで「聖ポリネシア女学院」を卒業しました。高校卒業後は看護学校に進学し、そのまま卒業しましたが、小学校から高校まで女子校だったので、男子のいない生活に慣れてきて、のんびりと気楽に過ごせましたし、かけがえのない友達ができました。職場は看護師という職業柄、女子ばかりなんですが、うちの病院は大学病院なので、男子の看護師が多いんです。看護学校でも男子はいたんですが、5~6人しかいませんでした。職場では男子の看護師は80人近くいるので、人間関係が大変。病院では男子は医者の方が多いイメージなんですが、どうなんでしょう?(彩果・23歳・看護師)

>ま~全体的に医者は男子が多いイメージですよね。一応女性医師はうちの病院でもいますよ。私が勤務する病院は大学病院ですが、看護師は女子が圧倒的に多いです。男子はいますが、30人程度しかいません。(洋果・25歳・看護師)

>やっぱりそうですよね。ずっと女子ばかりの生活だったので、男性は父親以外は全く付き合いがなかったですよ。男子の免疫がないウチにとっては超つらいです。ウチが所属する部署では男子の看護師は8人いますが、精神神経科以外の一般の病棟では一番多いです。私も早く医者と結婚して、職場を退職したいです。(彩果)

>人生、そんなに甘くないよ。小学校から女子ばかりの世界で育ったから、男子に対する免疫がない証拠だわ。仮に結婚したとしても、夫婦が続くかどうかわからないですし。私ですが、短大は「武蔵女子大学短大部」を卒業しました。専攻は英文科でしたが、好きな英語を学べて楽しかったです。卒業後は現在の職場である「恩田技研」の東京のショールームで受付をしています。2人の子ども(宗宏・高1&奈央佳・小6)の子育てをしながら、仕事をがんばっていますよ。ちなみに「武蔵女子大学短大部」は現在は廃校になり、大学だけが残っています。(留里・38歳・メーカー勤務)

>確かに短大がなくなったところが増えていますよね。私が卒業した大学も系列の短大がありましたが、大学のほかの学部を新設することを引き替えに、短大が廃止になりました。(香奈恵)

>私が通っている「桃花女学園大学」でもその昔は短大がありましたが、やはり大学のほかの学部の新設のために、短大が廃止になったそうです。(彰代・大学1年)

>私が卒業した「桜女子短大」も現在は廃止になり、大学だけが残っています。短大は保育や介護など、人材が不足している職業養成の学科のある短大は残り、そうじゃない学科のある短大はつぶれていきます。これも時代なんでしょうかね。(至子)

>ウチは短大は廃止にしたほうがいいと思います!大卒でないと就職ができない会社や職業が多いのに、中途半端な会社や職業しか選択ができない短大はいらないと思います!!(春果・高2)

>確かに短大卒ではできる仕事が限られますね。大卒だと医者やアナウンサー、編集者などができますが、短大ではダメですからね。教職でも高校は大卒者でないとダメだし、中学以下の学校は短大卒でもOKなんですが…。幼稚園では短大卒者の方はいますが、小学校、中学校となると短大卒の教員はほとんどいないです。(洋果)

>私は短大で保育士の勉強をしています。短大はなくなった方がいいって言う人が多いけど、短大でないと嫌な人もいるので、短大はなくなってほしくないです!!(ゆか・短大1年)

>ウチも京都の女子短大に通っているので、短大はなくしてほしくないです。大学の4年間は長すぎるので、早く社会人になりたいから、短大を選んでいるんです。短大では英語コミュニケーション学科を専攻しているので、将来は会社の事務職で、語学に関わる仕事を目指したいです。(瑠璃子・短大1年)

>短大はいらない人が多いですが、必要な人もいますね。話は変わって、女子校、女子大に進学してよかったことはありますか?(希恵)

>やっぱり女子校だから気楽に過ごせるのでしょうかね。(彩果)

>ウチは「梅光女学館」に通っていますが、それぞれの進路に合わせたコース制や、副菜のビュッフェのある学食などがありますが、一番のお気に入りが屋上庭園で、太陽光発電を設置した屋根にビオトープの池、その周辺にベンチがあり、お弁当を食べるのにはサイコーです。(美那子・中1)

>ウチは「松陽女子学院」に通っています。ウチが通う学校のいいところは、制服ですね。制服はワンピースで、約80年以上の伝統があります。6年間同じ制服が着れるのは、生徒としてすごく誇りを持っています。あと、髪型はパーマ・カラーがOKで、中2以上はパーマ・カラーが自由にできるんです。中1はパーマ・カラーは禁止ですが、中2からパーマ・カラーが自由にできるのは、大人になった証拠ですね~。(樹里菜)

>え!?パーマ・カラーはOK!?普通はあり得ないけど。(香菜)

>本当ですよ。ただ、パーマは巻き髪程度で、カラーはマニキュアか色があまり目立たないカラーリングは認められます。普通のパーマや色が目立つカラーは禁止ですね。(樹里菜)

>ウチが通う「愛泉女学院」も髪を盛っている生徒が多いです。巻き髪は当たり前で、パーマをかけている子もいます。学校は小中高一貫教育で、根っからのお嬢様が多いですよ。(紗綾・高1)

>ウチが通う「桃花女学園」は、埼玉にあるキリスト教主義教育の完全中高一貫教育の女子校です。学校のいいところは私服です!!私服は派手なものでなければ、どんなものでもOKですが、多くが「なんちゃって制服」スタイルです。校則も基本的に自由なので、すごく楽しいです。(虹花・中2)

>ウチが通う「甲武女子」は完全一貫の学校ですが、一番いいところは芸能活動が可能なこと!その昔は芸能活動はNGだったんですが、今の校長(功路・51歳・中学高校教師)から方針が変更になり、許可制であることと、学業との両立をすることが条件で認められているんです。ちなみにウチは読者モデルをやっていて、大学に入ってもモデルは続けていきたいです。(せいら・高2)

>ウチは「神戸女学館大学」に在学していますが、中学・高校は「大阪聖麗女学院」を卒業しました。「聖麗」は小学校もある小中高一貫教育で、中学・高校は高校の外部募集のない完全中高一貫教育です。一番いいことは学校行事です。その中で「聖麗祭」という文化祭があり、小学生から高校生まで自分たちで企画をします。一番楽しかったのは高3の最後の「聖麗祭」で、クラスのみんなでおでんを作りましたが、味はおいしくて、完売になり、みんなで喜び合った、とても思い出のある行事でした。(寿理奈・大学1年)

>私は広島にある「紅葉女学園」を中学から大学まで卒業しました。中学・高校では普通科の進学・総合コース、大学では現代社会学部・情報メディア学科を専攻しました。部活では中学・高校ではテニス部、大学ではラクロス部に所属し、充実した10年間を過ごしました。卒業後は地元にある「川原造船」で一般事務をしており、仕事はつらいことがありますが、毎日が充実しています。(彩美・23歳・造船会社勤務)

>ウチは「神戸女学館」を中学から進学し、現在高1です。「神戸女学館」は英語教育が充実しており、英会話は外国人教師が担当しています。学校はコース制で、高校から選択ができますが、中学から進学した生徒は中3からコースを選択ができます。あと、女子校では珍しく、寮があり、遠方から来た生徒たちが寮で生活をしています。ウチも中学から今の学校に進学し、寮で生活をしています。ウチは東京出身で、最初は慣れるまで大変でしたが、今は慣れてきました。(あずさ・高1)

>ウチが通う「ヅカ女学院」は中高一貫の女子校で、動物のみの学校では国内唯一です!うちの学校ではコース制ですが、名前がすごいんです。コース名が「星・月・花・雪・宙」の5コースなんです!!(ナナミ・うさぎ・♀3歳)

>星・月・花・雪・宙って、宝塚の組名じゃん!(香菜)

>ちなみに何のコースなの?(美那子)

>星は特進コース、月は総合コース、花は芸術コース、雪が理数コース、宙がスポーツコースです。ちなみにウチは花コースに在籍しており、将来は女優を目指しています。(ナナミ)

>みんな充実していいな~。話は変わって、嫌だなって思うことは何?(香菜)

>やっぱり女子校なので、恋愛ができないのが痛い!ウチは中学・高校と、寿理奈と同じ学校を卒業したけど、大学は受験して、共学の「修学院大学」に進学したけど。(由佳子・大学4年)

>ウチは由佳子と同じ中学・高校を卒業しましたが、看護師を目指すために、大阪の看護学校を卒業し、府内の総合病院で看護師をしています。中学・高校時代は恋愛が禁止だったので、彼氏の縁はありませんでしたが、今の職場で彼氏ができました!彼氏はオペ室(手術室)の看護師で、大卒の同期です。新人研修で知り合って、すっかり意気投合しました。ふだんはシフトがバラバラでなかなか会うことがありませんが、たまに飲みに行ったり、プチ旅行に行ったりしています。(奈智・22歳・看護師)

>ウチは同じ病院のドクターの春馬先生(27歳・外科医)と付き合っていますよ。小学校から看護学校までは彼氏はいませんでしたが、職場で知り合って、まさに「運命の人」でした!!いつかは春馬先生と結婚して、家庭に尽くしたいです。(彩果)

>医者と恋愛できていいな~。中学・高校もそうですが、大学でも女子ばかりなので、男性の付き合いはサークルやコンパでないと厳しいです。ウチもサークルやコンパに参加していますが、運命の人は現れないです。(寿理奈)

>女子校は男子がいないのが痛手だよね~。(香菜)

>私はまだ彼氏もいないですし、男子がいない方が気楽ですが、中2以降になるとわからないですね。(希恵)

>恋愛もそうですが、バイトや芸能活動ができないこと!私は都内にある「桜冠女子高校」に通っていますが、バイトや芸能活動は一切禁止です!!バイトの場合は経済的理由でどうしても必要な場合以外は一切禁止で、見つかったら停学になります。芸能活動は一切禁止で、見つかったら転校か芸能活動を辞めなければなりません。私ですが、一度もバイトをしたことがありません。(れいな・高1)

>ウチはアイドルグループ「PINK☆GIRLS」で活動をしていますが、中学から「聖泉」に進学し、中学は卒業しましたが、高校在学中に今のグループのオーディションに合格し、アイドル活動をしようとしましたが、学校側が猛反対し、「学校に残りたいんなら芸能活動はやめろ」とか「芸能活動をやるんなら、学校は辞めてもらう」って言われ、親と相談して、芸能活動が可能な地元公立高校に転校しました。「聖泉」が好きで、卒業までずっと通いたかったのに…。本当に悔しいです!(寧々・高3)

>ウチは関西のアイドルグループに所属しています。ウチも中学から「京都女学院」に進学し、中学は卒業し、高校に進学しましたが、高校の途中で今のグループのオーディションに合格し、グループに加入しましたが、ウチもやはり学校側から芸能活動は反対され、退学を余儀なくされました。その後転入試験で同じ京都の私立高校に転校し、そのまま卒業して、「大阪聖麗女学院大学」に進学しました。(成蘭・大学2年)

>私はアイドルグループ「東京女子娘」に所属しています。私の場合は中学は地元の公立中学を卒業しましたが、高校受験で地元の公立高校の受験に失敗し、私立の「春日井女子高校」に進学したものの、入学してからすぐに退学を勧告されました。今のグループは中3の時にオーディションに合格し、芸能活動をしていました。学校は芸能活動が禁止なので、見つかったら退学されます。親と相談して、地元の通信制高校に転校して、そのまま卒業しました。公立や男子校、共学に比べて、規則がすごく厳しく、何か問題があると困るから、芸能活動やバイトがダメなんでしょうね。(陽奈・20歳・タレント)

>ていうか、アイドルだけじゃん。ウチは中学は地元の公立を卒業したけど、高校は埼玉の「大宮女子高校」を卒業したよ。ウチの学校もバイトは禁止だけど、ウチは隠れてバイトをやっていたよ。(有佳・19歳・飲食店アルバイト)

>私はアイドルではありませんが、女優をしていました。学校は小学校から高校まで「聖泉」に進学しましたが、高校の途中で女優の仕事をすることになり、芸能活動が可能な「聖ソーレ学園高校」に転校して、そのまま卒業し、大学に進学・卒業しました。やはり「聖泉」は芸能活動が厳禁で、高校生のアルバイトもできません。20代半ばまで女優を続け、狂言師をしている夫と結婚し、芸能界を引退しました。現在は専業主婦として、夫を支え、狂言師の修業をしている息子(一平・小6)の子育てに奮闘しています。(良栄・36歳・主婦)

>女子校の一番の問題だよね。中には芸能活動が可能な女子校もあるけど、多くが禁止のところが多いよね。(ナナミ)

>女子大になると多くの大学が芸能活動が可能なところが多いですよ。女子校に比べると行動範囲も自由になりますし、芸能活動をやるにしても自己責任となります。(成蘭)

>あと、最後に女子校・女子大を卒業した方は、そのアピールポイントについて教えてください。(希恵)

>私も女子校出身で、中学・高校は「桂花女子学園」を卒業しました。学校は進学校で、6年間まじめに勉強をしていました。大学は「慶明大学」の法学部を卒業し、大手飲料メーカーの「サンメリー」の総務事務をしています。在職中に社会保険労務士を取得し、社会保険業務も行っています。プライベートでは入社1年目に夫(勤・37歳・広告代理店勤務)とできちゃった婚をし、息子(魁人・4歳)を出産しました。仕事・家事・子育てを両立をしながらがんばっています。女子校時代は勉強ばかりしていましたが、部活ではテニス部に入って、高校では地元の大会で優秀な成績を修めました。女子同士だと気楽に過ごせますし、一生モノの友人もできます。女子校時代の友人とはたまに会って、女子会をしています。(美夏・28歳・メーカー勤務)

>私は小学校から短大まで「聖ポリネシア女学院」を卒業しました。私がこの学校を選んだ理由は母がこの学校の卒業生で、母の学校の思い出をいろいろと聞いて、自分も行きたいって思いました。キリスト教の主義教育で、毎日の礼拝や聖書を学びました。語学では英語のほかにスペイン語を学んだり、部活では小学校では合唱隊、中学・高校ではコーラス部に入りました。学校では小学校からお弁当で、給食は一度も食べたことがありません。短大では生活文化学科を専攻し、衣服や調理、生活全般を学びました。短大卒業後は一般企業に就職をしましたが、現在は結婚して専業主婦となりました。2人の娘(静香・小4&夢香・小1)を私と同じ学校に進学させ、毎日元気に通っています。ちなみに娘たちはお弁当の日に週に1回はおかずなしのお弁当を持参し、おかずの分は100円を持参して寄付し、その寄付金は発展途上国の学校支援のために使われます。このおかずなし弁当の寄付は児童会で決められたそうで、学校を通じて、娘たちが優しい子に成長してほしいと思います。(苑子・36歳・主婦)

>私は中学・高校は「青海女学院」を卒業しました。私も母親が「青海女学院」の卒業生で、母親の学校生活の話を聞いて、進学を決めました。「青海」は校則が非常に厳しい学校ですが、制服も好きですし、語学教育にも力を入れている学校でした。部活では中学・高校ともにマンドリン部に入り、ギターの練習をしました。行事ではいろいろ参加しましたが、一番の思い出が修学旅行で、京都・大阪の観光に行き、友人たちと楽しい一日を過ごしました。卒業後は「慶明大学」に進学し、在学中に情報番組のお天気キャスターのオーディションを受けて合格し、アナウンサー系の芸能事務所に所属し、学業とキャスターの仕事を両立しています。女子校での6年間はつらいこともあったけど、かけがえのない日々でした。女子校は祖母・母親・娘・孫娘…と、親子2~4代まで同じ学校に通う人たちが多く、愛着を持っています。女子校・女子大を目指す子たちはがんばってくださいね。(真里恵・大学2年)

>女子校・女子大を卒業した人たちの進路はとても輝いていますね。メールをくれたみなさん、今日はありがとうございましたm(__)m(希恵)

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親子代々から受け継ぐ女子校・女子大はあこがれの存在です。

 

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減塩と生活習慣病

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こんにちは。李世(26歳・栄養士)です。

今日は減塩と生活習慣病についてお送りします。

 

毎日の食生活で欠かせないものと言えば、塩分を控えめにすること。塩分は2g以内がベストで、塩分を抑えることによって、生活習慣病予防に効果があります。

しかし、多くの家庭では塩分を控えた食事をしている人が少なく、つい塩やしょうゆを入れすぎているのが現状です。

塩分の取りすぎによる生活習慣病では高血圧があげられます。高血圧以外にも心筋梗塞などの心疾患、脳梗塞などの脳血管疾患、腎不全などの腎疾患などがあります。高血圧などの生活習慣病になってしまうと、あとが大変です。

 

塩分は塩やしょうゆ、みそなどの塩分は総量で2gにしなければなりませんが、減塩の調味料を使うと便利です。

キッコーマン 特選丸大豆減塩 750mL

キッコーマン 特選丸大豆減塩 750mL

 

 

 

チョーコー 超特選 減塩醤油 900ml 瓶

チョーコー 超特選 減塩醤油 900ml 瓶

 

まずは減塩しょうゆです。塩分を半分以下にカットしたしょうゆです。

 

 

フンドーキン 生詰無添加減塩あわせ 500g

フンドーキン 生詰無添加減塩あわせ 500g

 

次は減塩みそです。塩分を20%以下にしたみそです。合わせみそが定番ですが、だし入りのものもあります。

 

 

 

ヤマキ 減塩だしつゆ 400ml

ヤマキ 減塩だしつゆ 400ml

 

 

無添加 塩分40%カット 減塩 塩こんぶ (北海道産昆布100%) 2袋セット

無添加 塩分40%カット 減塩 塩こんぶ (北海道産昆布100%) 2袋セット

 

最後は減塩の調味料や食品です。これだと安心して召し上がれます。

他にもありましたが、減塩の調味料・食品で、生活習慣病対策を。できれば40代以上の方は実践してください。

減塩の調理・食事法については自治体の保健所または病院の栄養士・管理栄養士にご相談ください。

 

というわけで、李世でした。

また明日。

 

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自分の色

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こんにちは。美羽(36歳・専門学校講師)です。

今日は「自分の色」についてお送りします。

 

色は赤や青、緑、黄色…と、いろいろな色があります。

人にもそれぞれのカラーがあります。

自分の色は肌の色や髪の色もありますが、ここでは自分の好きな色とかイメージする色をお送りしています。

 

「梅の実」メンバーでアンケートを取りました。

自分の好きな色で一番多かったのがブルー系。ブルーは寒色系の色ですが、さわやかな色が好まれています。

男女別では男子は白、グリーン系、黒、黄色、オレンジなど。女子はピンク、赤、白、黒、パープルなどです。ピンクはかわいらしい色で、女子には好まれる色です。

小学生のランドセルの色では男子は黒、女子は赤が定番ですが、近年は黒と赤以外の色のランドセルも登場しており、男子は青、グリーン系、茶系など。女子はピンク、青、水色、黒、茶系などが人気です。

社会人のスーツの色では男女ともに黒やグレーが多く、同じような色が多いです。就職活動の人たちは特にそうです。中学・高校の制服も同じようなデザインがほとんどで、みんな同じものを着ないといけないです。

小学生までの子どもや大学生・専門学校生ではいろいろな色の服を着ますが、中学・高校の生徒、社会人では同じ色の服を着ないといけないので、自分の色が出せなくなります。

 

自分の色を出すことは、自分の個性を出すことになります。自分の個性を出すには自分だけの色を演出しましょう。

 

というわけで、美羽でした。

また明日。

 

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ママとパパの子育て日記~行事のお弁当~

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***出演***

美恵子(36歳・主婦)

雄太郎(小6)

舞華(小3)

大輔(4歳)

則子(37歳・メーカー勤務)

英男(小5)

 

(一言)

子どものふだんのお昼ご飯は学校給食ですが、遠足や運動会の行事ではお弁当を作らなければなりません。

わが家では小学生の長男(雄太郎)と長女(舞華)は学校給食ですが、次男(大輔)が通う幼稚園でも給食があります。子どものお弁当は次男の幼稚園では月に1回、お弁当の日がありますが、それ以外では作ることはありません。

しかし、遠足や運動会のお弁当は家庭で作らないといけないです。

お弁当を作る親の立場としては大変ですが、子どもたちは大喜び。給食とは違い、好きなおかずが食べられますからね。

遠足のお弁当では各子どものお弁当箱に詰めますが、運動会では家族も見に行くので、家族の人数分のおかずを大きなお重に詰めます。お弁当は前の日に準備をし、早朝から作ります。

 

しかし、最近ではお弁当をテイクアウトをする家庭が増加し、家でのお弁当を作らなくなった家庭が増加しています。

特に一部の中学校で給食が整備された影響で、お弁当を作らなくなった親が多く、お昼も学校給食頼みになってしまっています。仕事を持っている母親の増加や貧困家庭の増加で、給食はもはや必要不可欠の存在ですが、行事のときはやっぱりお弁当は作るべきだと思います。行事のお弁当は年に2~3回しかないので、そんなに材料費もすごくかからないわけではないし、お弁当の方が子どもも愛着が持てます。

テイクアウトをしている親の言い分では、テイクアウトの方が安いし作る手間が省ける、テイクアウトの方が子どもも喜ぶ意見が多いです。私が子どものときは遠足や運動会のお弁当は必ず母親が作ってくれたので、時代が違うなって思いました。

 

子どもを持つ親たちは面倒でも、行事のお弁当はきちんと作りましょう。(美恵子)

 

(他のみんなからひと言)

>私も子どもたち(真知子・中1&英男)が保育園の時は遠足や運動会のお弁当を作っていましたが、仕事の方が忙しいし、朝早く起きて作る方が面倒だから、テイクアウトの方が楽。本当は遠足も運動会も給食を作ってほしいです!!そうすれば親の方も楽ですむのに!(則子)

>私の時代では遠足や運動会のお弁当は必ず作っていましたよ。今の母親たちは自分が楽なことしか考えないから、ダメになるわ。これでは子どもがかわいそう。(瀬津子・59歳・主婦)

 

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私の学校自慢(その2)

こんにちは。貴美(高2)です。

今週のおしゃべりカフェは「学校」です。

今日は3人のメンバーたちと一緒におしゃべりしたいと思います。

メンバーは私・貴美、絢乃さん(24歳・看護師)、洋果さん(25歳・看護師)です。

 

貴美「今日の「梅の実弁当」です。献立はご飯(梅干し付き)、いわしハンバーグ(大根おろし、キャベツのせん切りつき)、かぼちゃのそぼろあんかけ、しめじのおひたし、漬物(たくわん)、果物(梨)です。では、いただきます。」

3人「いただきます。」

貴美「ん~おいし~。あっさりとしてて女性好みですね。」

絢乃「家の近くにあるので、たまに買いに行きます。おいしいです。」

洋果「ペロッと平らげそうですね。おいしいです。」

 

~お弁当を食べ終わったところで、本題です~

洋果「今日は紅茶を持ってきました。アッサムの紅茶です。入れますね…。」

貴美「うわぁ、いい香り(*^。^*)」

洋果「どうぞ。」

貴美&絢乃「いただきます。」

貴美「程よい渋みでおいしいですね。」

絢乃「私も紅茶は飲みますが、アッサムは初めてです。おいしいです!」

洋果「ありがとうございますm(__)m」

貴美「あ~おいし~(*^。^*) 今日のテーマは「学校」ですが、今回は看護系の学校です。私自身は都内の公立高校に通っていますが、3年生になると受験があります。看護系の学校はいろいろな種類がありますが、お2人はどの学校を卒業しましたか?」

絢乃「私は看護学校です。都内にある「医療法人若葉会看護専門学校」を卒業しました。現在は「桜桃総合病院」で小児科の看護師をしています。」

洋果「私は大学ですね。都内にある「慶明大学」・看護学部を卒業しました。現在は「早勢大学附属病院」で泌尿器外科の病棟に勤務しています。」

貴美「ありがとうございます。なぜ、看護学校または大学を選んだのですか?」

絢乃「小さい頃から看護師を目指していたので、最短で看護師になる近道として、看護学校を選びました。」

洋果「私は中学から大学附属の学校に進学したので、学内推薦で今の大学に進学しました。看護師になろうとしたのは高校生の頃からだったので、高校で大学の授業もありました。」

絢乃「私は地元の公立だったので、大学の授業とかはないですね。」

貴美「私が通っている高校でもないですね。進学校なので、勉強が厳しいですし。」

洋果「私の場合はエスカレーターで進学したので、楽だったんですけど、他の同期の子は大学受験で進学した子がほとんどです。」

貴美「そうですよね。ほとんどの子は受験は避けられないですよね。あと、卒業した看護学校と大学の自慢について教えてください。」

絢乃「卒業した看護学校ですが、看護師として必要な教育を行っており、実習はすごく多いです。学校内の実習のほかに、看護学校系列の病院での実習もあります。今の勤務先の病院は看護学校系列の病院で、卒業後はそのまま系列の病院に就職する人が多いです。あと、うちの学校では「戴帽式」があり、初めてナースキャップをつけたときはとても感動して、看護師になる自覚が持てました。」

洋果「うちの大学では戴帽式なんてないですよ。系列の看護学校ではその昔は戴帽式はありましたが、看護学部新設と同時に看護学校で行っていた戴帽式は廃止になりました。戴帽式がないからと言って、困るわけではないし。」

貴美「戴帽式って、今はないんですか?」

洋果「ほとんどの大学ではないですよ。看護学校でも戴帽式を廃止にした学校も多いですし。逆に一部の大学では戴帽式をやっているところもありますが。」

絢乃「私は戴帽式がなかったら、看護師としての自覚を持つ意味がないと思います。うちの看護学校では昔から古い考えを持っているので、戴帽式は開校当初からずっとあります。」

洋果「今は病院自体もナースキャップを廃止にしているところが多いのに、戴帽式の時のナースキャップっていりますか?」

絢乃「いります!実習のときでもナースキャップはつけていますし、今の病院でもナースキャップはつけなければなりません。私もナースキャップがあった方が看護師の象徴だと思いますし、仕事に対する自覚が持てます。」

洋果「戴帽式のために看護学校へ行くんだったら、行かない方がいいと思います。私自身は看護師を目指すために大学に進学したので、勉強の方で頭いっぱいでしたから。授業そっちのけで戴帽式をやる暇なんてないです。それに、ナースキャップは安全面も衛生面もいろいろ問題があるんですよ。絢乃さんの病院ではナースキャップは廃止にしなかったんですか?」

絢乃「同僚の何人かは廃止を希望している人は多かったですが、ほとんど却下されました。病院幹部の方は考え方が古いので、新しいものには一切認めない風習がありますね。私はやっぱりナースキャップありきの看護師ですので、どちらかというと、ナースキャップがあった方がいいです。患者さんの中にはナースキャップがあった方がいいって言う人もいますから。」

貴美「洋果さんが勤務する病院ではナースキャップはあるんですか?」

洋果「うちの病院ではないですね。卒業した大学系列の附属病院でもナースキャップはないですよ。」

貴美「やっぱり男子がいるからなんでしょうかね。」

洋果「男子がいるのもあるんでしょうが、ナースキャップの問題は男子だけの問題ではないと思います。さっき言ったように、ナースキャップは点滴の管にあたって医療事故を起こしますし、ナースキャップにつけてあるのりが感染症を引き起こす問題が指摘されています。それに、ナースキャップをつけると結構じゃまになりますからね。」

絢乃「確かに仕事中にじゃまになることはありますね。」

貴美「私もあのナースキャップにあこがれていましたが、いろんな問題があって廃止になったんですね。洋果さんが卒業した大学は何か自慢がありますか?」

洋果「私が卒業した大学は4年間、看護師や保健師助産師、養護教諭を目指して専門的な勉強をします。看護師は全員取得をしないといけないですが、保健師助産師、養護教諭は希望者のみです。いずれも定員があります。私はどれも取得しなかったのですが、同期の何人かは保健師助産師、養護教諭免許を取得しています。保健師助産師、養護教諭免許があると、就職の時に役立ちますし、看護学校で看護師を取得した後にわざわざ保健師助産師、養護教諭を目指すために大学や専門学校に通うこともないです。」

貴美「保健師助産師、養護教諭は必ず取得しなければならないのですか?」

洋果「絶対に取得しなければいけないわけではありません。助産師を目指したいんなら看護師と助産師の両方を取得しますし、学校の保健室の先生を目指すんなら、看護師と保健師養護教諭の免許をまとめて取得します。基本的に自由です。」

貴美「他に自慢はありますか?」

洋果「何と言っても、うちの大学は文系・理系の学部がある総合大学なので、他の学部との交流があります。看護学部のキャンパスでは医学部と歯学部、薬学部、看護学校があり、学部・学校の垣根もない交流があります。学食も大学生協も書店もあるので、キャンパスライフは充実しています。クラブ・サークル活動も文学部や経済学部などのほかの学部との交流があるので、そこで知り合って、友達や恋人を見つけることができます。」

絢乃「私が卒業した看護学校では学食はありましたが、大学生協などはないです。クラブ活動もないですし。」

貴美「他の学部の学生との交流があるのは大学の強みですね。あと、看護学校・大学に進学するには受験がありますが、どう乗り越えましたか?」

絢乃「一般の専門学校では書類審査と簡単なテストで進学ができますが、看護学校の場合はそうはいきません。看護学校は調査書と面接、国語、数学、英語の学科試験があります。高校で基本的に学んだことが出題されるので、毎日の予習・復習は必要ですね。」

洋果「うちの大学では平均的にB判定以上の難関大学なので、受験はかなり厳しいです。看護学部の場合はB判定で、私立の看護系学部ではトップレベルです。私の場合は大学の附属校に通っていたので、担任からの推薦書をもらって、書類審査で合格できましたが、他の学校では指定校推薦か一般入試を受験しなければなりません。一般入試の場合は数学・理科・英語の3教科試験と国語・数学・理科・英語の4教科試験と、センター試験併用入試の3種類あります。理科は化学・生物の中から選択します。うちの大学へ進学するには通常の学校の授業だけでは物足りないので、塾か予備校で学ばないと厳しいです。看護学校へ行くのか、看護系大学へ行くのかは個人の自由ですので、親御さんとよく相談してから決めてくださいね。」

貴美「ありがとうございます。今度親(孝章・41歳・メーカー勤務)と相談して決めたいと思います。お2人とも今日はありがとうございましたm(__)m」

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(左から絢乃、貴美、洋果)

 

次は誰が学校について語るのでしょうか?

 

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10月13日の登場人物

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ひで美(34歳) 主婦

岡山県在住。家事・子育てに奮闘する専業主婦。月に1回はママ友会に参加している。昌直とは実の夫。叶望とは実の娘。叶奏とは実の息子。

 

 

正和→4月27日の登場人物

芳之→8月28日の登場人物

和男→9月28日の登場人物

三郎→11月21日の登場人物

孝章→5月12日の登場人物

大澤→11月15日の登場人物

美久→1月17日の登場人物

尚恵→3月31日の登場人物①

カレンズ→7月14日の登場人物

和郎→7月11日の登場人物②

遊大→9月5日の登場人物②

拓矢→10月8日の登場人物