***出演***
将成(40歳・メーカー勤務)
光星(小2)
陽花(6歳)
奏風(2歳)
ルミ(33歳・保育士)
ラヴレンチ(33歳)
マディナ(33歳)
ヴェロニカ(9歳)
ジナイダ(5歳)
ヴィタリー(2歳)
安浦(52歳・メーカー勤務)
憲造(56歳・公務員)
(一言)
私は自動車メーカーの営業をしながら3人の子ども(光星・陽花・奏風)を育てている父親です。妻(ルミ)を入れて5人家族です。
妻は都内の保育園で保育士をしていて、毎日帰りが遅いときが多いです。やはり仕事が終わったお母さん(お父さん)が来るのを待つのも保育士の仕事ですので、ある意味仕方がないと思います。妻(母親)が仕事でいない場合は私が家事や子育てをしないといけないです。上の息子(光星)はまだ小学2年生で、家の手伝いもすべてこなすことができないので、下の妹(陽花)と弟(奏風)の面倒を見るようにお願いしていますね。
子育てをしている父親は年々増加しています。仕事で残業が多くて忙しいですが、仕事を持っている母親が増えているため、子育ては夫婦で分担することが当たり前になっています。父親にできることといえば、ゴミ捨てが一番多いですが、風呂掃除や風呂炊き、部屋の掃除、調理、洗い物、洗濯…と、主に母親がやる家事を父親がやることになります。子どもとのスキンシップも重要な仕事。仕事中心の生活だと、子どもたちも父親のことを忘れてしまう恐れがありますから(-_-;) 反対に母親が仕事中心で、父親が家事・育児をこなす「専業主夫」の方もいます。
海外では家事や子育てを夫婦で分担するのが普通。子育てに対する支援も充実しています。ヨーロッパでは税金が高い分、手厚い子育て支援が多いですし、アメリカを含めて、育児休暇も当たり前にあります。
しかし、父親の子育てを批判しているのがやはり「会社・職場」です。ほとんどの会社・職場では父親の育児休暇は認められていませんし、子育てのために定時で帰ることもできません。育児休暇は法律では男女ともに取得することができますが、実際に取得することができるのは女性のみ。男性は父子家庭を除き、暗黙の了解で育児休暇を取得することができません。私の会社でも育児休暇を取得しようとしましたが、会社側が認めてもらえませんでした。定時での退社は「ノー残業デー」を除き、ほとんどが認めていないですね。必ず残業しないといけないです。「ノー残業デー」あっても残業する方もいますし、長時間労働による問題も起こっています。
国では女性に対する子育て支援については改善しようとしていますが、男性に対する子育て支援については行っていません。子育て支援は女性のみならず、両方に対する支援をすべきだと思います。
日本は全ての子育て世帯に優しい社会にしなければなりません。将来の若い男性たちが結婚して、安心して子育てができるようにしてもらいたいものです。(将成)
(他のみんなからひと言)
>うちの会社も男性の子育て支援なんてないですよ。育児休暇も取れないし。男は仕事中心の社会が未だにありますから。(正・33歳・メーカー勤務)
>私は病院に勤務していますが、男性の子育て支援は医者や看護師、理学療法士などの医療技術者や事務職員など、全ての男性職員に対する支援があります。育児休暇も取得はできますし、託児所も完備しています。子育ては母親だけのものでありません。(博泰・37歳・病院勤務)
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