ハロー!世津子(40歳)です。
今日は「人気の小説・エッセイ」をお送りします。
今月は「ヘレン・ケラー」をピックアップ!
ヘレン・ケラーはアメリカ出身の社会福祉活動家・作家で、障がいがありながらも、世界各地を訪問し、障がい者の教育・福祉の発展に貢献しました。
今回はヘレン・ケラーがかかれた著書の中から「ヘレン・ケラー自伝」です。
ヘレン・ケラーは1880年にアメリカで生まれましたが、1882年、1歳の時に高熱に伴う髄膜炎を発症し、一命は取り留めましたが、聴力・視力を失い、言葉を話すこともできなくなりました。
1887年に両親が「パーキンス盲学校」の校長に手紙を出し、家庭教師の派遣を要請。その時に派遣されてきたのが、のちに生涯の恩師となるアン・サリヴァンで、この頃からヘレンにしつけ・指文字・言葉を教えました。
1888年にヘレンは「パーキンス盲学校」に通い、発声の練習に励み、「ラドクリフ・カレッジ(現:ハーバード大学)」の学生の時に話すことができるようになりました。
1909年にアメリカ社会党に入党し、婦人参政権運動や公民権運動など、多くの政治的・人道的な抗議活動に参加し、著作家としても活動を始めました。その後は世界各地を訪問し、日本には1937年に訪問し、昭和天皇夫妻や「日本のヘレン・ケラー」と呼ばれた作家の中村久子らとお会いしたほか、各地の学校などを訪問しました。
1968年にアメリカにあった自宅で亡くなりました。87歳でした。その後アメリカの「ワシントン大聖堂」で葬儀が行われ、地下礼拝堂の壁内に先に死去したサリヴァンらとともに葬られました。
ヘレンの死後から数十年がたちましたが、日本や世界各地の作家たちがヘレンの伝記本や評論本を執筆し、各地で舞台や映画にもなりました。障がいがありながらも、福祉や教育に尽力したヘレンの功績は、後世に語り継がれています。
次はどの作家の作品を紹介するのでしょうか?次回は11月にお送りします。
というわけで、世津子でした。
See you tomorrow.(また明日)
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