こんにちは！颯太（24歳・看護師）です。
今日は「頭痛」についてお送りします。
ぼく自身は都内の大学病院で看護師をしています。部署は脳神経外科が専門の病棟に所属しています。脳神経外科では脳梗塞などの頭部の病気やけがによる入院患者さんが多く、一刻も早い治療をしなければなりません。脳神経外科の病棟ではそれらの患者さんの看護をしています。
頭痛は頭に感じる痛みのことで、症状はさまざまです。
一般的にある頭痛は「緊張性頭痛」と「片頭痛」、「群発頭痛」の3種類あります。他にはくも膜下出血や脳腫瘍による頭痛があります。
くも膜下出血などの頭痛は別として、頭痛は肩などの体から来る頭痛とストレスから来る頭痛などがあり、圧倒的に女性が多いです。女性は生理時に頭痛が起こったり、生理前に頭痛が起こったり（月経前症候群）することがあり、とてもデリケートです。ストレスからくる頭痛は学校や職場によるストレスで頭痛が続き、不登校になったり、うつ病などの精神疾患にかかってしまいます。
一般的な頭痛はかかりつけの内科や小児科、神経内科などで受診し、薬による治療を行いますが、家庭にある市販薬でも治すことができます。
頭痛薬もいろいろありますが、症状にあったものを選びましょう。尚、家庭の頭痛薬は指定第2類医薬品以上ですので、薬剤師、登録販売者（指定第2類医薬品のみ）にご相談の上、使用上の注意をよく読んでお使いください。アレルギー体質がある方は服用前に医師や薬剤師にご相談してくださいね。
薬以外で頭痛を予防するセルフケアとしては、必要以上にストレスをためないことや、月経前症候群の原因となるエストロゲンの減少を防ぐために、豆腐や大豆を含んだ食品を食べること、早めの就寝を心がけることなど、生活習慣の改善をすることが大事です。
家庭用の頭痛薬で改善されないようでしたら、かかりつけの医師にて診察を受けてください。
あと、くも膜下出血や脳腫瘍など、いつもの頭痛とは違う頭痛が起こった場合は、すぐに救急車を呼び、大学病院や総合病院の脳神経外科にて治療してください。頭痛を起こした本人が意識を失ってしまった場合は、家族の方が連絡し、一緒に病院へ同行してください。くも膜下出血などの頭痛は緊急を要するため、一刻も早い治療が命を左右されます。
というわけで、颯太でした。
また明日。お大事に。
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