梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

みんなの受験対策(その6)

こんにちは!万愛(まい・小5)です。

今年最後のおしゃべりカフェは「受験」・第6弾です。

私はシンクロナイズドスイミングをやっています。小さい頃からですね。今は地元の有名シンクロクラブの元で練習をしています。

中学校や高校に入ると部活がありますよね。学校にシンクロ部があるところか、シンクロの練習と勉強の両立ができる学校を希望しています。

今日は3人のメンバーたちと一緒におしゃべりしたいと思います。

メンバーは私・万愛、香鈴さん(かれん・中1)、茉莉恵さん(高3)です。

 

万愛「今日は京都からお送りしますので、京都のご当地グルメをお送りします。京都と言えば「京漬物」です。京漬物は京都産の野菜を使い、独自の製法で作られる漬物です。京漬物にもいろいろあります。今日はキャプテンの鈴奈さん(中1)一族が経営するお店の漬物の盛り合わせを少しいただきました。中身はしば漬け、すぐき、大根、きゅうり、白菜、なす、みぶ菜の7種の漬物です。これにご飯とほうじ茶と一緒に「京茶漬け」にしました。では、いただきます。」

3人「いただきます。」

万愛「ん!おいしいです!しば漬けは少し酸味があり、他はあっさりとしていておいしいです。ご飯とよく合いますね~。」

香鈴「この漬物があればご飯が何度でも食べれます。おいしいです。」

茉莉恵「やっぱりおいしいね。お茶漬けはたっぷり食べれるので、日本人に生まれてよかった~って思うね。」

万愛「ありがとうございます。やっぱり、おいし~(*^。^*)」

 

京漬物のお茶漬けを食べ終わったところで、本題です~

万愛「今日は京都の宇治茶を飲みながらおしゃべりしたいと思います。今日のテーマは「受験」です。私自身は地元の「東山小学校」に通っていますが、お2人はどこの学校に通っていますか?また、何受験で進学したのでしょうか?まずは香鈴さん。」

香鈴「ウチは地元にある「京都女学院」に通っています。中学受験で進学しました。」

茉莉恵「ウチは同じく地元の「京都北高校」に通っています。ウチは高校受験で進学しました。」

万愛「ありがとうございます。その学校に入ろうとしたきっかけはありますか?茉莉恵さん。」

茉莉恵「ウチは今の学校は普通科ですが、家の近くの学校を希望していました。今の学校は電車で数分程度なので、朝が楽です(ワラ)。あと、ウチは過去に中学受験で地元の「修学院」と公立一貫の「京都中京」と大阪の別の私立を受験しましたが、すべて失敗してしまい、地元の公立中学に進学した経緯があります。」

香鈴「ウチは親に言われてその学校に進学しました(ワラ)。あと、設備がとてもきれいで、英語などの勉強ができる環境がよかったことですね。ウチも茉莉恵さんと同じように、家から近いのも大きいですね。ところで、茉莉恵さんは中学受験を受けたんですね。」

茉莉恵「そう。がんばったんだけど、本命の「京都中京」は適性検査は受かったんだけど、抽選で外れてしまって…(T_T)」

香鈴「ウチも友達が「京都中京」を受験したんですけど、ものすごく競争率が激しくて、半分以上が抽選で落とされるみたいです。ほとんどの受験者は適性検査の合格ラインに達しているのに、抽選で落とされるのは不公平ですよね。」

茉莉恵「公立の中高一貫って、私立とは違って授業料は無料だけど、学力試験がNGだからね。結局は適性検査と抽選でしか生徒を選ぶことができないし。」

万愛「私も「京都中京」受験のために塾に通っていますが、抽選で落とされるのは嫌ですね。それで併願で私立受験の勉強もしていますね。」

茉莉恵「学力試験の結果が悪くて落とされたら納得いくけど、抽選で落とされるのは本当に嫌。先に受験した「修学院」も落ちてしまい、最後に受けた大阪の私立も「中京」に落ちたときのショックで力が出せなくて、そこも不合格。本当に悔しくて、卒業した公立中学に入学した時も立ち直れなかったですよ。ただ、卒業した公立で仲のいい友達ができたので、まだ救われましたが。」

香鈴「よかったですね。地元の公立に友達がいるのはまだいいですよ。ちなみにメンバーの実桜梨(中1)が同じ学校で、「梅の実」で知り合って仲良しになりましたが、実桜梨は小学校受験で今の学校に進学したそうです。」

茉莉恵「小学校受験!?近所に地元や大阪の私立の小学校に通っている子がいるけど、小学校から私立は考えられないな~。」

万愛「私の家でもないですね~。東京とかだったらいそうですけど、京都はそんなに小学校受験がメジャーではないですから。」

茉莉恵「万愛は中学受験をする目的はなんなの?」

万愛「私は小さい頃からシンクロナイズドスイミングをやっていて、今はオリンピック選手を輩出している地元の有名スイミングクラブで練習をしています。部活でシンクロナイズドスイミング部がある学校が一番いいですが、お2人の学校ではありますか?」

香鈴「うちの学校はないですね~。普通に水泳部はありますが。」

茉莉恵「うちの学校も。水泳部はどこの中学も高校もあるけど、シンクロとなるとあまりないしね~。練習方法が特殊だし。」

万愛「それだったら、クラブでの練習と勉強の両立ができる学校がいいです。今の小学校の学区内の「東山中学校(注:実在する私立の「東山中学校」とは一切関係ありません)」では水泳部はなくて、運動部は陸上部やソフトテニス部などしかないです。しかも、部活は絶対に入らなければならなくて、その練習も試合を含めて毎日あります。そうなってしまうと、シンクロの練習ができなくなって、勉強にも影響します。それであこがれていたシンクロの選手が中学から私立に通っていて、シンクロの練習と勉強を両立して、今は大学の勉強をしながらシンクロの練習をしています。」

茉莉恵「私立を受験するのは自由だけど、中学は地元の公立に進学して、高校受験で公立や私立の高校に進学するのもありだと思います。学校にシンクロの練習をするから部活には入りませんって言うべきだと思いますが。」

万愛「お母さんと一緒にその中学に行って、問い合わせましたが、絶対に部活に入らなければダメで、部活が終わってからクラブで練習すればいいって言われました。それだと夕方で部活が終わって、夜にクラブでの練習をしないといけないし、高校受験となると塾にも通わないといけないし、家庭教師でも夜間で勉強となるので、すごく疲れます。」

香鈴「いわゆる「学校に服従しろ」ってやつだよね。学校の部活に強制的に入部させて、高校受験の内申書に書こうとするためだよね。」

茉莉恵「ウチは高校ではダンス部に入っていますが、中学ではバレーボール部でした。やっぱりウチも高校受験の内申書に影響をするので、強制的に部活に入らされましたね。」

香鈴「それか国立の中学を受験して、高校受験で公立や私立を受験するとかは?国立は公立に比べて強制的に部活に入らされることはないですし。ただ、国立はかなりの狭き門なので。」

万愛「う~ん。私は国立へ行ける成績はないので、公立か私立になると思います。公立と私立のいいところってありますか?香鈴さん。」

香鈴「私立は各学校によって校風があるので、それを見極めないといけないと思います。うちの学校は仏教の学校なので、朝は礼拝に参加しないといけないです。学校は基本的に仏教徒の家庭がベストですが、ウチのように無宗教の家庭もOKです。いいところは設備がいいことと部活の種類が豊富なこと、勉強もレベルの高い教育が受けれること、学校行事も充実していることですね。部活はシンクロ部はありませんが、公立中学にはない硬式テニス部やチアリーディング部、ダンス部、クッキング部、天文部などがあります。設備では普通の教室をはじめ、コンピュータルームや英語や理科などの各専門教室、体育館などの運動の施設、食堂などがあります。ちなみにウチは部活はバスケットボール部に入っていて、レギュラーを目指してがんばっています。部活は運動部でも平均で週に3回です。少ないところでは週に1回、多いところでは週に4回の活動です。バスケ部では週に3回しか練習はありませんので、部活がない日は友達とショッピングを楽しんだり、早めに塾で勉強をしたりします。食堂は中学入学後から利用ができますので、好きなものが食べれますよ。うちの学校では人気メニューはうどんのセットで、その日の日替わりうどんに野菜の小鉢がついています。家から手作り弁当を持ってきてもOKです。」

茉莉恵「公立高校は公立中学に比べて自由なので、校則もそんなに厳しくないです。ただ、進学校と底辺校では自由の差が違うので、めちゃくちゃ自由なのが進学校で、そうじゃない学校は基本的に校則は厳しいですね。ちなみにうちの学校は進学校でもない偏差値65以下の中の上の学校です。香鈴の学校のように仏教の礼拝や勉強はありませんが、施設が充実しているのと部活が豊富なのはほとんど同じです。部活はうちの学校では普通の公立中学にはない女子サッカー部や硬式テニス部、軽音楽部、放送部、鉄道研究部などがあります。学食もうちの学校ではあるので、高校入学から利用できます。人気メニューはとんかつ定食ですね。」

万愛「ありがとうございます。その学校に行くための受験対策はしていましたか?茉莉恵さん。」

茉莉恵「高校受験は公立中学に通っている生徒は必ず通らなければならない道で、試験は5教科の学力試験と内申書の点数が加算されます。学力試験は進学校では塾に行かないとついてゆけませんが、そうじゃない学校ではある程度の成績を確保していれば、独学でも合格できます。内申書対策ですが、部活には必ず入って、そこで結果を出すことと、毎日校則通りの服装に着こなさなければなりません。着崩すことは絶対にNGで、特に中1では先生や先輩からにらまれます。あとは文化活動やボランティア活動をしたことも加算されます。ウチは私立は「修学院」を併願受験し、本命の公立は今の学校を受験しました。結果はどちらも合格し、結局は今の学校に進学しました。」

香鈴「中学受験は基本的に学力試験がメインです。受験では調査書が必要ですが、高校受験のように内申書を加算されることはありません。中学受験は偏差値70台の学校では有名な塾に行かないと厳しいですが、偏差値60台以下では普通の塾でも大丈夫です。ちなみにウチの学校は偏差値66前後ですね。試験は4教科の学力試験と面接があります。女子校では面接が必須の学校が多いので、家族で面接の練習をしたほうがいいと思います。ウチは受験では今の学校と地元の「祇園女学院」を受験し、2校とも合格しました。親と検討した結果、今の学校に進学しました。ちなみに「京都女学院」は完全中高一貫教育なので、全員が無試験で高校に進学ができます。芸能活動はうちの学校ではNGですが、勉強とシンクロなどのスポーツの練習との両立はうちの学校でも応援してくれるので、そこは安心してくださいね。」

万愛「ありがとうございます。親と相談して決めたいと思います。お2人とも、今日はありがとうございましたm(__)m」

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(左から香鈴、万愛、茉莉恵)

 

次は誰が受験について語るのでしょうか?

尚、次回のおしゃべりカフェは年明けの1月6日にお送りします。

 

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