梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

私の学校自慢(その3)

こんにちは!亜梨珠(ありす・小5)です。

今週のおしゃべりカフェは「学校自慢」・第3弾・女子編です。

今日は3人のメンバーたちと一緒におしゃべりしたいと思います。

メンバーは私・亜梨珠、佳菜子さん(中3)、世羅さん(せいら・高1)です。

 

亜梨珠「今日は静岡のご当地グルメを紹介します。今回は「清水もつカレー」です。清水もつカレーは静岡市清水区にあるカレーで、たくさんのもつをカレーで煮込んだ料理です。今日は佳菜子さんのお母さんが作ってくれました。食べ方はそのままと、ラーメンやパスタにかけて食べる方法もありますが、今回はオーソドックスにご飯にかけました。では、いただきます。」

3人「いただきます。」

亜梨珠「おいしいです!もつって独特の臭みがありますが、カレーの味で消されてて、おいしいです!」

世羅「私も初めて食べましたが、おいしいです!」

佳菜子「ありがとう。あとでお母さんに言っておくね。」

亜梨珠「やっぱり、おいし~(*^。^*)」

 

~もつカレーを食べ終わったところで、本題です~

亜梨珠「今日は麦茶を飲みながらおしゃべりしたいと思います。今日のテーマは「学校自慢」ですが、お2人が通っている学校を教えてください。」

佳菜子「地元にある「静岡英知女学院」で、中学の特進コースの3年生です。ちなみに姉(菜々子・高1)も同じ学校の高校に通っています。」

世羅「地元にある「沼津高校(注:実在する沼津市立沼津高校(静岡県)とは一切関係ありません)」で、看護科の1年生です。」

亜梨珠「ありがとうございます。佳菜子さんは私立、世羅さんは公立ですね。」

佳菜子「世羅さんは看護科なんですね~。やっぱり看護師を目指しているんですか?」

世羅「もともと母親が看護師をしていて、看護師を目指して今の学校に進学しました。」

亜梨珠「看護師って、看護学校とかで学ぶんじゃないんですか?」

世羅「私の場合は看護科の高校なんですよ。高校の看護科は3年制の本科と2年制の専攻科があり、5年一貫教育なんですよ。その昔の看護科は高校の3年間を卒業したら、「准看護師」の受験資格があり、准看護師の試験に合格すれば、准看護師として仕事ができますが、准看護師って、廃止の方向に向かっていて、普通の看護師と准看護師は同じ仕事をしているのに、給料の差が違っていて、それであまりにもおかしいんじゃないかと批判があって、看護科の高校に専攻科を新設して、5年一貫教育で看護師を取得する制度ができたんですよ。今の看護科は高校の3年間を卒業して、2年制の専攻科に内部進学し、専攻科修了時に看護師の受験資格があり、国家試験に合格すれば看護師として仕事をすることになります。」

佳菜子「でも、高卒で看護師になっても、看護学校卒の人と大卒の人との給料って違うと思いますが。」

世羅「確かにあります。先輩からの話ではうちの高校の看護科卒の先輩の給料と看護学校卒の人、大卒の人との給料はぜんぜん違います。やっぱり大卒の方が給料が高くて、高卒の方が給料が安いです。母親も私が通っている高校の看護科の卒業生で、母親の時代では准看護師の免許を取得後に2年制の看護学校に進学して、卒業後に看護師免許を取得しています。兄は別の高校を卒業後に大学の看護学部に進学しています。でも、母親から「高卒と大卒ではお給料は違うけど、何年もちゃんときっちり働いたらちゃんとお給料が上がるから」って言われ、あと自分も早く看護師として働きたいから、今の高校にしました。」

亜梨珠「看護師って看護学校と大学に通わないとなれないと思っていました。佳菜子さんは今の学校に進学したきっかけは何ですか?」

佳菜子「親に言われてですかね(ワラ)。もともとは母親が通っている中高の卒業生で、母親がこの学校の良さをずっと話してくれるので、学校見学や文化祭を通じて「この学校に行きたい」って決めました。学校はキリスト教の女子校で、校則の厳しい学校ですが、大学進学者も多く、クラブ活動も盛んで、学校行事もすごく楽しいものばかり。母・姉・妹と親子で同じ学校なのも私立ならではですね。」

亜梨珠「ありがとうございます。さて、私は中学受験の勉強をしていて、私立か公立中高一貫校のいずれかの進学を目指しています。理由は硬式テニスをやっていて、硬式テニス部のある私立中学や公立中高一貫校を目指しています。地元の公立中学では硬式テニス部がないため、テニスが続けられる環境でないとダメなんです。希望している学校は私立では地元の「東都大御殿山」と佳菜子さんが通っている学校、愛知の「愛泉女学院」と「中京学園」を希望しています。公立中高一貫校では地元の「湖南中等教育学校」を希望しています。」

世羅「中学受験をするのは自由ですが、地元の公立中学に進学をして、ソフトテニス部に入るか、地元のテニススクールに通う選択があると思いますが。私自身は中学受験の経験がないので、高校受験は考えないのかなって思いますが、どうなんでしょうか。」

佳菜子「うちの学校だったら歓迎します(ワラ)。先ほど言った5校はいずれも硬式テニス部はありますね。」

亜梨珠「やりたいのは硬式テニスで、ソフトテニスはやりたくないです。そもそも硬式テニスとソフトテニスはルールもテニスのボールやラケットも全く異なります。高校受験で硬式テニス部のある高校へ行くことはできますが、高校受験のためにテニススクールの練習ができなくなります。」

世羅「どっちにしても中学受験でもテニスの練習は中断しないといけないと思います。選手を目指すんだったら、高校受験でスポーツコースのある私立高校を受験したほうがいいと思うし、その方がいいと思います。私立中学や公立中高一貫校はスポーツコースとかはないですし、中学受験は難解なテストが多いといううわさがあるので、中学受験はおすすめできないです。」

佳菜子「それは世羅さんが中学受験を経験していないからそんなことが言えるのではないのでしょうか?」

世羅「何もそんな…。」

佳菜子「確かに私立の場合は難解なテスト問題があるのは事実ですが、私立中学の受験は学校によって違うんですよ。東京とか関西の有名校でしたら、そういう学校がありますが、ウチらのような静岡の田舎ではそんな難解な問題はほとんど出ないです。愛知だと「北山」の女子部とかだったらかなりの難関ですが、亜梨珠が選んだ私立の4校はそんなに難解な問題は出ないです。ウチが通っている学校も小学校で習った事柄が中心なので、塾で勉強をして、予習・復習もできていれば合格できます。公立中高一貫の「湖南」は適性検査がありますが、基本的に小学校で習っている範囲しか出題しないので、塾とか通信の学習とかでも大丈夫です。ただ、「湖南」は毎年多くの受験生が殺到するので、競争率は高いですが。」

亜梨珠「ありがとうございます。」

佳菜子「この5校を調べてみると、亜梨珠に合っているのは「中京学園」かな?その次は「湖南」。「中京学園」はスポーツが盛んで、多くの有名選手が活躍しています。ちなみに「中京学園」はスポーツのコースはないですね。高校も含めてですが。「湖南」は部活と勉強の両立ができるし、中等教育学校なので高校受験もないし、何しろ公立なので、学費の心配もない。私立は6年間で1,000万円以上はかかるので、親の経済状況がどうかですが、公立は中学3年間は無料だし、高校でも一部の金持ちを除き、3年間は無料だからね。亜梨珠はテニスの選手を目指しているの?」

亜梨珠「いえ。指導者としてテニスコーチを目指すくらいです。選手となると活躍できるのはほんの一握りですし。」

世羅「確かにスポーツ選手は厳しいよね。中学時代の同級生の男子がサッカー選手を目指して愛知の私立に進学しましたが、レギュラーになれる子がほんの一部の子だけで、部員が100人いても、レギュラーで選ばれるのはたったの20人弱。レギュラーになっても成績が悪かったら補欠に落とされるし。」

佳菜子「あと、部活に硬式テニス部があることが条件なのと、この5校を選んだのはどういう理由かな?」

亜梨珠「「湖南」は公立なので、お金がかからないことと、6年間受験のない環境で学べることが一番の理由ですね。あと、総合学科なので、科目を選択できるのも大きいです。「東都大御殿山」と「静岡英知女学院」は地元なので、家から近いこと。「中京学園」と「愛泉女学院」は自分の家からは遠いですが、自分のレベルで受験できる学校を選びました。4校とも学校行事も部活も学校のカリキュラムもすごく魅力があるので、選びました。あと、大学までのエスカレーターであることも大きいです。」

佳菜子「そうなんだ。ちなみに「静岡英知女学院」は大学はなくて短大はあります。いずれは大学を作るかもしれませんが。「東都大御殿山」は大学は東京にあるので、大学進学時に東京へ行くかどうかも問題ですね。あと、「静岡英知女学院」と「愛泉女学院」はともに女子校ですが、キリスト教の学校です。「愛泉」は比較的自由な学校なんですが、学費が高いし、周りの生徒はみんなお嬢様で、金銭感覚もルーズで、地味な子は完全に浮くと思います。「静岡英知女学院」は校則は厳しいですが、地味でのんびりした子が多いので、「愛泉」よりもうちの学校の方がいいですね。「東都大御殿山」も悪い学校ではないですが、最寄駅から歩かなければならないです。学校が山にあるので、6年間または3年間は足腰が強くなりますね(ワラ)。山にある学校ですが、自然もいいですし、設備がすごく整っています。隣には「東都大ふじ」という動物対象の中高一貫校があるので、そこの学校との交流イベントも多いですね。」

世羅「「愛泉」は小学校もあるので、根っからのお嬢様が多いっていうのは聞きました。いわゆる「お嬢様学校」は行きたくなかったので、高校受験の滑り止めにはしなかったです。」

亜梨珠「自分が希望している学校もいろいろありますね。あとで親と相談して決めたいと思います。ところで、お2人は受験とかはどうしていました?」

世羅「私は高校受験でしたので、公立の推薦入試で今の学校の看護科を受験して、私立は地元の「静岡学園(注:実在する静岡学園高校とは一切関係ありません)」を受験しました。私立は調査書と国語・数学・英語の学力テスト、面接で、公立の推薦入試では内申書と作文、面接でした。結果は両方とも合格し、結局は今の学校を選びました。高校受験は5教科の学力試験と内申書のイメージが強いですが、推薦入試の場合は作文と面接が中心で、学科によっては実技があります。基本的に塾で対策をすることがメインですね。」

佳菜子「ウチは中学受験なので、私立は今の学校と愛知の「春日井女子」、公立は「湖南」を受験しました。試験は私立は2校とも国語・算数と社会・理科の中から1科目選択の3教科と面接です。「湖南」は適性検査があり、作文を書く感覚ですが、与えられた問題についてどのような考えを持っているかを試されます。結果は私立は2校とも合格しました。公立の「湖南」では適性検査では合格しましたが、最後に抽選があるので、抽選に当選すれば正式に合格なんですが、ウチは運悪く抽選に外れてしまいました…(T_T) それで私立の2校を家族会議で検討した結果、今の学校に決めました。受験まではまだ先ですが、志望校自体も固めたところで、受験する際は親と相談して決めてくださいね。」

亜梨珠「ありがとうございます。とても参考になりました。お2人とも、今日はありがとうございましたm(__)m」

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(左から佳菜子、亜梨珠、世羅)

 

次の受験に向けて志望校を決めないと。

 

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