こんにちは！華留呂（かるろ・中2）です。
今週のおしゃべりカフェは「受験」・第17弾です。
高校受験は公立高校を受験する人が圧倒的に多いですが、私立高校を受験する人もいます。
私立高校は公立進学校よりもレベルの高い高校を希望する人、学校の成績の不振でレベルの低い高校を受験せざるを得ない人、スポーツや文化活動で私立を希望する人などさまざまです。私立は公立にはない特色もありますからね。
今日は3人のメンバーたちと一緒におしゃべりしたいと思います。
メンバーはオレ・華留呂、光くん、一球くん（以上、高2）です。
華留呂「今日は関東のご当地グルメを紹介しますが、今回は光くんが紹介してくれるそうなので、お願いします。」
光「はい。ぼくが住む埼玉のご当地グルメはいろいろありますが、今回は「梨入りカレーライス」です。名前の通り、梨が入ったカレーです！！埼玉の久喜市の特産品である梨を使うんですが、ただの梨ではなく、市場に出せない規格外のものや傷があるものなど、今までは廃棄せざるを得なかった訳アリの梨を使いました。今回は地元の店で出前をしました。では、いただきます。」
3人「いただきます。」
華留呂「ん！カレーに甘さとコクが出てうまいですね。」
一球「カレーにりんごを入れるのは知っていますが、梨は知らなったですね。でもうまいです！」
光「ありがとう。では…ん！やっぱり、おいし～(*^。^*)」
～梨入りカレーを食べ終わったところで、本題です～
華留呂「今日は緑茶を飲みながらおしゃべりしたいと思います。今日のテーマは「受験」で、今回は私立高校受験についてお送りしたいと思います。まずはお2人が通っている高校を教えてください。」
光「ぼくは都内にある「同志館高校」に通っています。」
一球「ぼくは群馬にある「東都大学附属前橋高校」に通っています。現在アスリートコースの2年生です。」
華留呂「ありがとうございます。ぼくなんですが、神奈川の地元公立中学に通っており、高校は都内にある「聖ソーレ学園高校」の受験を希望しています。理由は中学のころから芸能活動をしており、芸能活動を両立できる私立高校を希望しています。」
光「芸能活動って、もしかして「デニーズ」！？」
華留呂「そうです！「デニーズジュニア」に所属していて、派生グループにも加入して活動をしています。兄（羽留斗・高3）も同じ事務所に所属していて、現在は「平成Kings」というグループで活動をしています。兄は「聖ソーレ学園高校」のアーティストコースに在籍しており、ぼくも同じ学校の同じコースを希望しています。」
一球「「デニーズ」か～。オレには全く縁がないしな～。」
光「ぼくもです。公立高校を受験する予定はないの？」
華留呂「ないです！私立専願です。公立でも行けることは行けますが、時間の融通が利かないので。ところで、2人は私立専願ですか？」
光＆一球「はい。」
華留呂「では、今の私立高校を選んだ理由は何ですか？」
光「ぼくは小学生のころから今の学校を希望していて、中学受験で「同志館中学校」を受験しましたが、失敗して、高校受験でリベンジをしました。「同志館」は都内でも難関の学校で、国公立大学の進学率が高いですが、系列の「同志館大学」の内部進学者も多いです。あと、校則がなくて自由な環境で学校生活が送れるのも大きいです。」
華留呂「「同志館」ですか。」
一球「オレには縁のない学校だよ。あーいう所は偏差値高いでしょ？」
光「確かに高い。「同志館」は偏差値が70越えだからね。「同志館」をはじめ、「開布」や「芝浦」「慶明大学附属」などは難関校だから、塾の難関私立高校のコースで勉強しないと厳しいと思う。一球は何で今の高校を希望していたの？」
一球「オレは野球で今の高校に進学しました。「東都大前橋」は野球の強豪校で、アスリートコースは硬式野球部の部員のみの専門コースなんです！「東都大前橋」の野球部に入りたくて、全国から受験生が殺到します。」
華留呂「全国！？」
一球「はい。オレも福島の出身で、高校は地元の高校には進学せずに、「東都大前橋」を受験しました。アスリートコースは1クラス40名のみで、2割が地元・群馬や埼玉からの自宅通学者ですが、8割がそれ以外の地域からやってきた者で、全員が寮生活です。「東都大前橋」は男女共学ですが、硬式野球部は女子は存在せず、女子は硬式野球部に入ることができないので、アスリートコースは事実上の「男子校」状態です（ワラ）。」
光「マネージャーとかはいるでしょ？」
一球「女子マネージャーはいることはいますが、アスリートコースにはおらず、他のコースに在籍しています。」
華留呂「でも、寮生活って厳しいですか？」
一球「厳しい。朝6時に起床で、身支度と朝食をすまして、7時に練習。8時半まで学校に行って3時ごろまで授業。授業が終わったら夜の6時半まで練習。夏場は7時まで練習。その後は夕食と風呂のあとに勉強。夜の11時に就寝。高3になってくると他の大学を受験する生徒もいるので、高3の希望者のみ夜の12時まで起きてもOKです。」
光「自由時間はあるの？」
一球「あまりないですね。携帯・スマホの持ち込みもダメで、ゲーム機もダメ。テレビは寮の食堂内にあるけど、自由に見ることができないし。」
華留呂「うわ～！大変だ！！」
光「ぼくの学校でも寮があるけど、そんなに厳しくないよ。携帯やゲーム機の持ち込みもOKだし。」
一球「偏差値の高い学校だから許されるんだよ。オレのところは学校全体でも校則が厳しいし。」
光「でも、他の学校は校則の厳しい学校もあるよ。公立中学のように制服も小物類も決められている学校も多いし。」
華留呂「兄が通っている「聖ソーレ学園」も校則が厳しい学校です。パーマやカラーは基本禁止ですが、アーティストコースの場合はドラマや映画の役作りの期間に限り、パーマやカラーが認められます。その際は許可証を申請して、ドラマや映画の撮影が終了したら髪を元に戻さないといけないです。」
光「私立は公立に比べて校則が厳しいからね。偏差値が低ければ低いほど校則が厳しいし。」
華留呂「公立は中学は校則がめちゃくちゃ厳しいのに、高校では自由な学校が多いですよね。」
光「進学校はね。ただ、私立と同様に偏差値が低い高校は公立でも校則が厳しい学校は多いですよ。あと、下の高校だと、校則を破る生徒が多くて、指導する教師が野放しにしている学校もあるみたいだし。」
一球「なんか偏差値の高い生徒だけが優遇されて、偏差値の低い生徒はバカ扱いされて、厳しい校則に縛られるのは差別だよね。」
華留呂「オレもそう思います！オレが通っている中学でもそうですが、公立中学は内申書で徹底的に管理されて、少しでも校則を破ってしまったら内申書に悪いことを書かれてしまいます。私立高校受験でも内申書は影響するのですか？」
光「確かに公立の受験では内申書が重要視されるけど、私立の場合は学校にもよると思う。推薦入試の場合は内申書は重視するけど、一般入試の場合は当日の試験の成績が重要視されるから、内申書は参考程度にすることが多い。私立の場合は推薦と一般の入試や学校によって違うと思うから、ちゃんとしていれば大丈夫だけど、自分の担任や教科担任によって当たりはずれがあるから、教師によって公平に内申書を書いてくれる人もいれば、書いてくれない人がいるのも事実。ぼくが卒業した中学でもそうだった。」
一球「オレのところも。常に教師の目をうかがいながら学校生活を送っていたよ。」
華留呂「では、私立高校を受験の際の対策はしていましたか？」
光「ぼくの場合は難関の私立高校だったので、難関私立高校専門の進学塾に通って勉強していました。「同志館」の場合は一般入試のみで、推薦入試はありません。内申書については参考程度に扱うだけです。毎日塾に通って勉強をし、模試で上位の点数をあげました。試験科目は国語・社会・数学・理科・英語の5教科のみで、面接はありません。一般入試で「同志館」を受験し、見事合格しました！しかも特待生として合格したので、授業料が無料です！！ただし、入学金は収めないといけないですが。仮に落ちた場合は公立進学校の受験の準備もしていたので、学校生活はきちんとしていましたね。」
一球「ぼくは今の学校を専願で受験したので、内申書と所属していた少年野球の監督の推薦書、当日の学力試験で合否を判定されます。試験科目は国語・数学・英語の3教科と体育の実技、面接があります。体育の実技はソフトボール投げや50ｍ走、体力テストなどがありました。面接は志望動機や学校の規則を守ることや寮生活を守ることなどが聞かれます。対策は塾で、高校受験の進学塾ではなく、個別指導の塾で勉強をしました。あとは3教科の予習・復習と過去問を解きました。過去問題集は地元にはなくて、わざわざ学校まで取り寄せました。ぼくも一般入試で受験して、合格しました！「東都大前橋」のアスリートコースは偏差値が40ほどだったので、基本的な勉強ができれば問題はありません。」
光「私立高校は学校にもよるので、希望する学校の試験内容や内申書の扱いについては直接学校に問い合わせるか、学校見学会などで確認したほうがいいです。それらを確認したうえで、塾などで対策したほうがいいと思います。内申書は嫌かもしれませんが、高校受験では避けては通れないので、当日の試験で参考程度であっても、中学3年間の学校生活が問われるので、きちんとした服装と学校生活を心掛けてください。」
華留呂「ありがとうございます。早速家族と相談して決めたいと思います。今日はありがとうございましたm(__)m」
（左から光、華留呂、一球）
私立高校は学校にもよるけど、試験結果と内申書が重視されます。
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