梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

父と息子(その2)

こんにちは!良平(小5)です。

今週のおしゃべりカフェは「父と息子」・第2弾です。

今日は3人のメンバーたちと一緒におしゃべりしたいと思います。

メンバーはぼく・良平、聡樹くん(高1)、テリーヌさん(アルパカ・♂6歳)です。

 

~ここからはオンラインチャットによる会話です~

良平「今日は静岡・福岡・京都からリモートでお送りします。今日のテーマは「父と息子」ですが、まずはそれぞれの父親を紹介してください。まずはぼくからです。ぼくのお父さん(正平・39歳・中小企業診断士)は地元のコンサルタント会社で中小企業診断士行政書士をしています。」

聡樹「オレのお父さん(穣・46歳・銀行員)は福岡県内の大手銀行に勤務しています。普通の銀行業務だけでなく、ファイナンシャルプランナーとして、客のコンサルタントも担当しています。」

テリーヌ「オレのオヤジ(ポタージュ・アルパカ・♂13歳)は愛知県内のカフェのオーナーをしています。」

良平「ありがとうございます。聡樹くんのお父さんの仕事のくわしいことについて教えてくれましたが、テリーヌさんのお父さんは主にどんな仕事をしていますか?」

テリーヌ「簡単に言えば接客ですね。調理はおふくろ(グミ・アルパカ・♀13歳)と他のスタッフが担当しますが、オヤジは接客と売上管理、アルバイト・パート従業員の給与計算、食材の買い出しをしたりします。」

聡樹「良平のお父さんって法律の仕事っぽいけど、どんな仕事?」

良平「ちょっと難しいですが、中小企業診断士は中小企業の会社の経営者の相談をしたりと、会社の経営に携わる仕事ですね。行政書士は官公庁に提出する書類を作成をする仕事で、いずれも国家資格です。」

テリーヌ「ファイナンシャルプランナーは国家資格?」

聡樹「いえ、民間の資格ですね。日本は技能士と同じ資格ですが、アメリカの資格の方が世界共通で、企業の多くがアメリカの資格を取得します。うちのお父さんもアメリカ資格のファイナンシャルプランナーを取得しています。」

良平「カフェの仕事って調理師の資格とかはいるんですか?」

テリーヌ「調理師や栄養士の資格はあった方が有利だけど、それを持たないといけないってわけではないし。一応食品衛生責任者の資格を持たなければ、飲食店は開業できないけどね。」

良平「食品衛生責任者?」

テリーヌ「飲食店を開業したい人は絶対に持たなければならない資格で、それがなかった飲食店を開業することができないんだ。資格は都道府県で講習を受けて、終了したら取得ができるそう。調理師や栄養士などの調理系の資格を持っている人は食品衛生責任者の資格を取る必要はないんだ。」

聡樹「確かオレがバイトをしている飲食店の店長がその資格持ってた。」

良平「どちらにしても資格がなかったら仕事ができないんだ。では、お父さんの仕事をやりたいと思っていますか?」

聡樹「ないね。銀行なんて入れる人が限られるし、お金に関わる仕事は苦手。」

テリーヌ「オレも思った。銀行ってお固いし、1円でも間違えたら大変だしね。今は親元を離れて京都のメーカーで働いているけど、カフェで働きたいとは今は思っていないね。親が病気で働けなくなったらこの限りではないけど。」

良平「ぼくもお父さんの仕事をやりたいかと思ったら、そうでもないし。難しい法律を使って仕事をしているから、めちゃくちゃ勉強しないといけないし。」

テリーヌ「普通に仕事をするとなると、将来も不安だし、家族ができたら養わないといけない。」

良平「では、自分は何かなりたい仕事ってありますか?」

テリーヌ「今は今の仕事を全うすることかな。仕事は下着の店の営業開拓が中心で、関西近辺の店を回ったりしているね。今はコロナ禍で店とはリモートでやり取りをしているかな。」

聡樹「今のところなりたい仕事はないかな。今は大学受験で希望する大学に進学することしか頭にない。行きたい大学は文系。」

良平「ぼくはサッカー選手か看護師になりたいですね。」

聡樹「看護師はやめたほうがいいよ。コロナで働き詰めだし、どこの病院も経営が苦しくて、生活ができなくて辞めた看護師が増えているし。」

テリーヌ「医者はまだお金があるんじゃない?」

聡樹「医者もコロナの治療で大変だし、大きな病院を辞めてクリニックを開業した医者もいるし。それにポートチームのアンダーのメンバーで医者の家庭がいるんだけど、医者の父親が病院の院内感染でコロナに感染して、オレと同じ学校に通う息子2人もコロナに感染したんだ。今は回復して仕事も学校も復帰したんだけど、父親の勤務先の病院がコロナが原因で医者や看護師らの退職が相次いだんだ。」

良平「ぼくは白血病で入院生活を経験したんだけど、現在も通院で通っている大学病院もコロナ患者が増えて、医療崩壊を起こして、コロナ以外の病気やけがの人は近くのかかりつけの病院に転院してくれって、通院さえも断られたんだ。」

テリーヌ「オレが住む京都も実家の愛知も医療崩壊が起こっていて、新規ではどこも診れない状態。将来的には医師不足、看護師不足になると思う。」

聡樹「オレが住む福岡もそう。アンダーの医者一家の上の息子はオレと同級生で、医歯薬のコースを専攻しているんだけど、進路変更で医者やめようかと考えているそう。大学は医学部と看護学部は今年は定員割れすると思う。有名大学以外は。」

良平「サッカー選手とかは?」

テリーヌ「サッカー選手は実力の世界だからね。普通の会社員だって将来どうなるかわからないし、FXとかネットビジネスとか、副業を始めたほうがいいと思う。」

聡樹「YouTuberとか?」

良平「YouTuberだけで仕事をしている人って、ほんの一握りじゃないですか。中には過激なことをして稼いでいるYouTuberの方が多いし。」

テリーヌ「YouTuberってある意味一般人だからね。過激なことをして動画にアップして、それで視聴回数を稼いで金儲けをしているのがほとんどだし。」

聡樹「万引きの様子を動画でアップしたり、コンビニのおでんの具を口につけて戻す動画とか、見ただけで気味が悪いし。」

良平「そんな動画なんて見たくないですね。」

テリーヌ「今はコロナで悲観的な世の中だけど、日本に居座るより、海外でやっていけるような学問や教養を身につけたほうがいいと思う。海外で仕事をしたほうがある意味幸福度は増すしね。将来は海外で仕事がしたいし。その前に語学の勉強をしているんだけどね。」

良平「親の仕事よりも、海外に見据えた仕事を目指したほうがいいですね。海外もコロナで大変だけど、日本より将来性があるし、グローバルな生活を目指すことを目標にしましょう。」

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(左から聡樹、良平、テリーヌ)

 

世界に羽ばたく人材を目指すことが今の近道。そのほうが親も安心するしね。

 

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