梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

女子の仕事をする男子

こんにちは!颯太(24歳・看護師)です。

今週のおしゃべりカフェは「女子の仕事をする男子」です。

看護師や保育士、栄養士など、主に女子が中心の仕事に、男子が飛び込んでいる人たちもいます。

今日は3人のメンバーたちと一緒におしゃべりしたいと思います。

メンバーはオレ・颯太、博明(24歳・保育士)、惣介さん(39歳・小売店関連会社勤務)です。

 

~ここからはオンラインチャットによる会話です~

颯太「今日は神奈川、愛知、東京からリモートでお送りします。今日のテーマは「女子の仕事をする男子」で、今回はこの3人でお送りします。ぼくですが、都内の大学病院で看護師をしています。部署は脳神経外科の病棟に勤務しています。」

博明「ぼくは愛知県内の保育園で保育士をしています。」

惣介「私は都内のコンビニを運営する会社に勤務しています。仕事はメニュー開発をしており、めん類商品の開発を担当しています。在職中に栄養士の資格を取得しています。」

颯太「ありがとうございます。まずは今の仕事を選んだきっかけを教えてください。まずは博明。」

博明「もともと子どもが好きだったので、学校の教師を目指していたのですが、大学の保育実習で保育園に行った時に教師よりも保育士の方が向いていることがわかって、保育士に変更しました。」

颯太「教師っていうと、小学校の教師ですか?」

博明「幼稚園の教師です。幼稚園も保育園も似たような仕事ですが、実は全く違う仕事で、幼稚園は基本的に子どもの教育の場なんですよね。保育園は仕事をしている保護者の代わりに父親・母親代わりに子どもの世話をする仕事です。幼稚園は専業主婦の家庭も共働きの家庭も関係なく子どもを受け入れていますが、保育園は専業主婦の子どもは受け入れていません。」

惣介「私のところも妻(香奈恵・40歳・管理栄養士)が働いているので、子ども2人(羽空・小5&青空・小3)を保育園に預けていましたね。」

颯太「保育園はオレは通ったことがないけど、保育園って、待機児童が多いイメージ。」

惣介「保育園の待機児童の解消はどの自治体も懸命にやっていますが、やっていることが間違っているんですよね。保育園を増やすのもそうなんですが、まずは保育士の待遇を改善しないとダメだと思います。」

博明「ぼくもそう思います。こんなにたくさん働いているのに給料はめちゃくちゃ安いんです。それで保育園を辞めた同僚が増えて、人手が足りない状態です。保育士の理想と現実が全く違うのが本当に嫌です。でも、子どもが好きだから今の仕事を続けているので、本当に子どもに関わる仕事を目指している方は、男女関係なく保育士を目指してほしいと思います。」

惣介「次は颯太くんはなぜ看護師になったのですか?」

颯太「中学・高校が都内の中高一貫の男子校を卒業しましたが、中3の時の帰りの駅前で人が倒れていて、どうしたらいいかわからなくて、たまたま男性の方が倒れた人に声をかけていて、目の前にいたぼくを見て「AEDが近くにあるから持ってきて!」って言われて、言われるままにAEDを持ってきて、それで男性の方がAEDを倒れた方の胸にあてて処置をしました。すぐに救急車を呼んで倒れた方を搬送して、ぼくも男性とともについてきました。倒れた方は病院に搬送されて助かりましたが、その男性の方が看護師をしていたんですよ。的確に応急処置をしている看護師の男性にあこがれたと同時に、何もできなかった自分が悔しかったんですよ。それで看護師を目指すようになりました。」

惣介「一貫校に通っているんだったら、医者の選択肢もあったと思うんですが、看護師になりたいことはご両親は反対していましたか?」

颯太「最初は反対しました。どうせ医療現場で働くんなら、医者を目指せって。でも、医者になれる成績はなかったし、自分のレベルで医療現場で働くんだったら、看護師かなって思って、どうせ看護師を目指すんなら、有名大学に行って見返してやろうと思って、大学受験で難関の「慶明大学」・看護学部に合格しました。大学進学後は一生懸命勉強して、看護師と保健師の国家試験に合格して、今の病院に就職しました。」

博明「今もご両親は反対しているんですか?」

颯太「今は両親も応援してくれています。自分が看護師としてちゃんと働いているのを見て、納得してくれたみたいです。医療現場は今、コロナ禍で大変な状況となっていますが、多くの患者が取り残されずに手厚い看護を行うことを心掛けています。では、最後は惣介さんが栄養士の資格を取ろうとしたきっかけはありますか?」

惣介「もともとは今の会社で営業をしていましたが、食べることが好きで、商品開発がしたいと思い、25歳で栄養士の専門学校に進学して、会社は休職しました。卒業後に復職して、そのまま営業職を続けましたが、30歳で商品開発の部署に異動になり、現在の仕事をしています。」

博明「今の仕事で栄養士の知識は必要ですか?」

惣介「基本的に現場を経験することで、栄養士や管理栄養士の資格は特に必要はありません。しかし、カロリー計算や商品知識、調理知識を身についたことで、今の仕事に活かされていますので、栄養士や管理栄養士の資格があった方が有利ですね。ちなみに妻も大学病院で管理栄養士をしているので、夫婦で栄養や食の勉強をしていますね。」

颯太「惣介さんの奥さんはぼくと同じ病院に勤務しているので、患者の食事指導の時にはいつもお世話になっています。こうして見ると、女性の仕事をしている男性は結構いますね~。」

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(左から博明、颯太、惣介)

 

これから大学や専門学校に進学予定の男子のみなさん、看護師や保育士、栄養士などの女性の仕事もおすすめですよ!

 

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