梅の実学園の仲間たち

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人気の小説・エッセイ(その32)

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こんにちは。宏代(36歳・飲食店パート)です。

今日は「人気の小説・エッセイ」をお送りします。

 

今月は「宮城まり子」さんをピックアップ!

 

宮城さんは日本の女優ですが、福祉活動家として、多くの本を出版されました。

今日は宮城さんの作家としての活動を紹介します。

今回は「時々の初心・ねむの木学園の40年」です。刊行時期はわかっていません。

 

宮城さんは東京出身で、小3の時に大阪で育ちました。小5の時に父親が事業に失敗して、母親が病死しました。小学校卒業と同時に弟とともに「吉本興業」に入り、17歳で「宮城千鶴子」名義で初舞台を踏みました。

1948年に父親と弟とともに上京し、浅草の舞台に立ちました。1950年に「なやましブギ」で歌手デビューを果たし、1953年に「毒消しゃいらんかね」でヒットし、歌手として活躍しました。1958年に女優業に進出し、「12月のあいつ」などに出演しました。

1968年に芸能活動を事実上休止し、「ねむの木学園」を設立しました。「ねむの木学園」は日本初の民間の社会福祉施設で、肢体不自由児(者)などの身体障がい者の救済・支援を行う施設です。

1974年に映画「ねむの木の詩」を制作・監督をし、この映画で第6回「国際赤十字映画祭」で銀メダル賞を受賞しました。1979年に「ねむの木養護学校(現:特別支援学校ねむの木)」を設立しました。

女優・歌手としての活動は休止状態となりましたが、タレントとして、福祉系のテレビ・ラジオ番組には出演していました。主に「ねむの木学園」の活動や障がい者の社会参加について訴えました。

2011年に音楽家の朝比奈 圭さんと「ねむの木学園」の元職員の2人が宮城さんの口座から約3,000万円だまし取られる事件が発生し、2人が逮捕され、2012年に有罪判決となりました。2012年に「瑞宝小綬章」を受章しました。しかし、2020年に帰らぬ人となりました。

 

宮城まり子さんは2020年に悪性リンパ腫のために亡くなりました。93歳でした。1950年代までは歌手・女優として活躍し、1960年代後半からは福祉活動家として、身体障がい者の支援活動に貢献しました。また、作家として、多数のエッセイや絵本などを執筆しました。宮城さんのご冥福を心よりお祈りいたします。

 

次はどの作家さんが登場するのでしょうか?次回は9月にお送りします。

 

というわけで、宏代でした。

また明日。

 

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