梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

4月6日の登場人物

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奈月(なつき・高1) 私立松陽女子学院高校

神奈川県在住。部活ではテニス部に所属。カフェでお茶をするのが趣味。実家は温泉旅館。

 

 

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あみ子(柴犬・♀3歳) 県立つくば総合高校

茨城県在住。学校では総合学科に在籍。部活ではソフトボール部に所属。地元の女子野球チームでもプレーをしている。

 

 

健→5月22日の登場人物

光→6月23日の登場人物

鉄男→6月29日の登場人物

政男→8月20日の登場人物

洵一→12月17日の登場人物

さや子→1月30日の登場人物

尚章→7月25日の登場人物

総也→9月29日の登場人物

杏夏・凛花・健篤・眞衣子・真凛・海篤→8月25日の登場人物②

ラクティ→9月22日の登場人物

風花→11月8日の登場人物

千依・友弥→12月7日の登場人物

虹花→3月31日の登場人物⑥

 

お花見 in 関東

こんにちは!光(高2)です。

今日は「梅の実」・関東支部主催のお花見が開催されました。

 

これまでは関東のお花見は単独では行っておらず、東京のメンバーたち主催のお花見に一緒に参加していました。

しかし、東京のメンバーたちは本部が違うので、一部のメンバーたちが「お花見は関東だけで行うべきだ」という声が多く、今回開催することになりました。

 

場所は埼玉県内の公園。毎度のように神奈川のメンバーたちが「遠い!!」って嘆いていましたが、茨城・栃木・群馬のメンバーにとっては好都合。千葉メンバーも埼玉は結構近いので、往復が楽だそう。

埼玉の若手男性メンバーたちが前もってリサーチをし、全員が集える場所を確保してくれました。

お弁当は自分で持参をするメンバーたちを除き、鉄男くん(高3)のお父さんの政男さん(51歳・料理人)が経営する料亭のお弁当を希望者全員に作ってくれました!料金は2,000円もする弁当を半額の1,000円に!!お弁当を購入するメンバーたちは各チーム・地域ごとにまとめて集めて、政男さんの奥さんのさや子さん(49歳・料亭女将)に渡します。

ドリンクは公園近くのコンビニで購入。紙コップは各チーム・地域の代表メンバーたちが持参しました。お酒は車で来ているメンバーたちもいることと、他の一般客もいるので、ここでは禁止です。

 

桜を見ながらお弁当を食べる。至福のひと時です。

 

ここで、全員ではありませんが、メンバーたちの素顔を紹介します。

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まずは関東支部のJK(女子高生)メンバーを代表して、17~20期までのメンバー6人に集まってもらいました。

前列左から千葉メンバーの杏夏(高1)、神奈川メンバーの奈月(高1)、埼玉メンバーの千依(高1)、後列左から栃木メンバーの風花(高2)、茨城メンバーのあみ子(柴犬・♀3歳)、群馬メンバーの凛花(高2)です。

学校ですが、奈月は都内にある「松陽女子学院」、千依は埼玉にある「埼玉共栄学園」、凛花は同じ埼玉にある「桃花女学園」、あとの3人は地元の公立高校に通っています。ちなみに凛花は妹の虹花(中2)と一緒に来ました。

桜に囲まれて花がありますね~。

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ぼくが所属する埼玉ファームチームのエリアにお邪魔しました。

男子中学生4人がカードゲームで遊んでいるところでした。前列左から尚章、友弥(以上、中2)、後列左から健篤(中等教育学校1年)、ラクティ(馬・♂2歳)。そして、なぜか洵一(高1)が4人の隣にやってきました。

4人の学校ですが、友弥は地元の公立中学に通っていますが、あとの3人が私立。尚章が埼玉にある「大宮大学附属第一」、健篤が同じ埼玉にある「マリオン学園」、ラクティが都内にある「こばと学園」に通っています。洵一は地元の公立高校に通っています。ちなみに健篤はお父さんの総也さん(40歳・商社勤務)、お母さんの眞衣子さん(40歳・事務パート)、妹の真凛(小5)、弟の海篤(小3)と一緒に来ました。

その後、ぼくと洵一も加わってゲームに参加。結果は…ぼくが勝ちました!!他のファームチームのメンバーたちはおしゃべりをしたりしました。ちなみに先ほど紹介した千依もファームチームのメンバーです。

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最後はぼくたちです。

左からぼく・光、健(高1)です。

桜に囲まれながら、お茶で乾杯。

他にもメンバーを紹介したかったのですが、スペースの都合で省略します。

 

乳幼児のメンバーたちが会場周辺を遊び、その様子をお母さんメンバーたちが見守っています。男子はゲームをしたり、女子はガールズトークに徹していますね。

チーム・地域の枠を超えて、みんなで遊んだりしてとても楽しかったです。

 

あっという間にお花見が終わりました。

一部のメンバーたちは各地元で2次会。2次会に行かないメンバーたちはそれぞれ家に帰ったり、仕事に向かいました。

 

今日は関東支部のお花見の模様をお送りしました。

 

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○○デビューって?

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こんにちは。結梨愛(高1)です。

今日は「○○デビュー」についてお送りします。

 

日本の社会では必ずと言っていいほど「○○デビュー」を使いますよね~。

一例をあげてみると…。

公園デビュー:生まれてから何ヵ月か経って、子どもと母親(または父親)が公園へ行き、同じ子育て中の親子と仲良くなること。

学校デビュー:学校に入学した生徒が新たなことをすること。よくある名前としては、高校デビュー、大学デビューなどがありますね。

大人デビュー:成人式を迎えた新成人たちがお酒やたばこなどを始めること。

転職デビュー:転職を始める社会人

母親デビュー:結婚した女性が妊娠し、出産をすること

などなど、いろいろありますね~。

 

デビューはもともとは芸能界での活動を始めることを言いますが、日常生活でもデビューがありますね。

しかし、デビューをしても順風満帆であれば、うまくいかないこともあります。あとは運と努力しかありません。

運はうまくめぐり会うことは難しいですが、努力は誰でもできます。

勉強や仕事、人間関係など、うまくできる努力をすれば、必ず報われます。

 

始まったばかりの新生活。それぞれの場所でがんばりましょう!

 

というわけで、結梨愛でした。

バイバ~イ(^_^)/

 

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どら焼き大好き!

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こんにちは!真吾(小5)です。

今日はどら焼きについてお送りします。

 

どら焼きは小麦粉で作った生地を焼いて、あんこを挟んだ和菓子です。

どら焼きは1個:100円前後で買えるのもうれしいですし、何しろおいしい!

ここで、どら焼きを集めてみました。

津具屋製菓 どら焼き 1個×10袋

津具屋製菓 どら焼き 1個×10袋

 

 

 

 

津具屋製菓 カマンベールチーズどら焼き 1個×10袋

津具屋製菓 カマンベールチーズどら焼き 1個×10袋

 

 

ラムレーズンどら焼き 10個入

ラムレーズンどら焼き 10個入

 

 

どら焼きもいろいろありますね~。定番のあんこ以外ではカマンベールやラムレーズンとかもありますね。和三盆や国産の小豆を使ったどら焼きはギフトにもおすすめ。

他にもありましたが、今日のおやつはどら焼きを食べましょう。

 

というわけで、真吾でした。

バイバ~イ(^_^)/

 

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しみが気になる!

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こんにちは!兄(くま・♂4歳)です。

今日はしみについてお送りします。

 

しみは顔や体にできるしみもありますが、ここでは服に付いたしみについてお送りします。

しみは服に付くとなかなか取れないですよね。

家の中で服にしみが付いた場合は中性洗剤と水を薄めたものを未使用の歯ブラシやスポンジなどにつけて叩きながら落とします。汚れが浮いてきたら、水で叩きながら落とし、洗剤を落とします。こうすると簡単にしみが取れます。

 

しかし、外出先でしみが付いてしまったり、洗濯ができない服にしみが付いてしまった場合は困りますよね~。

そんなときは携帯型のしみ取りがおすすめです。

 

出先で活躍!  携帯シミ取り しみとりくん 10枚入り 236

出先で活躍! 携帯シミ取り しみとりくん 10枚入り 236

 

いずれも外出先で使えるのでおすすめです。

洗濯ができない服はクリーニングで出しましょう。クリーニングだと安全にしみを抜くことができます。

他にもありましたが、服に付いたしみはすぐに取りましょう。しみはほっておくと取れなくなりますからね。

 

というわけで、兄でした。

また明日。

 

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学校の掟~制服(その5)~

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***出演***

理華(中1)

景湖(高1)

花歩(中2)

春果(高2)

英敏(中1)

寿仁(高1)

 

(一言)

今日は中高一貫校の制服あるあるについてお送りしました。

中高一貫校は私立・公立問わず、6年間効率的な学校教育を行う学校です。

 

制服自体は普通の中学や高校と変わりませんが、6年間同じ制服であることが基本です。

しかし、ネクタイやリボン、靴、靴下などワンポイントだけ中高別のところもあれば、中学3年間・高校3年間と別々の制服のところもあります。3年間別々の制服では中学では制服で、高校では私服の学校もあります。私服の学校でも中高6年間同じスタイルであれば、中学のみなんちゃって制服的なスタイル、高校のみカジュアルOKなところもあります。

 

3年間ごとに制服を別々にする問題としては、制服代が非常にかかります。ワンポイントだけの場合はそんなにかかりませんが、中学に入学してから制服代がかかり、高校に入ってからも制服代がかかるのでは本末転倒です。3年間別々の制服にしている学校では生徒の成長を理由に別々にしているところもありますが、中学と高校を区別するために別々にしているという、大人の事情としか思えません。成長の問題なら、一部のアイテムだけ買えば済むことです。6年間同じ制服でも十分に学校生活が送れますよ。

 

今日は5回にわたりまして、学校の制服についてお送りしました。(理華)

 

(他のみんなからひと言)

>ぼくの学校では制服は中高別々です。どちらも詰襟ですが、中学では水色の金ボタン、高校では青のファスナー留めです。中高一貫校は6年間同じ制服が理想ですが、男子の場合は中学の途中で急激に身長が伸びることが多いので、3年間別々は当たり前です。中学と高校を区別するために中高3年間別々の制服にしているんです。(正四郎・中2)

>オレは公立の中高一貫校に通っていますが、制服はありません。しかし、前期(中学)と後期(高校)で私服の決まりがあります。前期はなんちゃって制服でないとダメで、後期ではなんちゃって制服と普通のカジュアルな私服を選択することができます。中学と高校では教育が全く異なるので、中学では厳しく、高校では自由にするのは世間的に常識となっています。(柊都・中等教育学校2年)

>オレが通う高校では中高一貫校で、中学から同じ学校に通っています。制服は男子は中高ともにブレザーですが、デザインが別々です。女子は中学がセーラー服的なブレザーで、高校が普通のブレザーです。3年間ごとに別々の制服ではお金が非常にかかりますが、経済的に苦しい家庭を支援するため、卒業で着なくなった制服をリサイクルする制度があります。中学または高校を卒業する生徒は着なくなった制服を洗って回収し、その制服を入学する予定の中学または高校の生徒に無料で譲ります。オレ自身は同じ学校に通う弟がいるので、卒業して着なくなった中学の制服を弟に譲りました。(聡樹・高1)

>ウチが通う学校では中高6年間同じデザインです。制服は男女ともにブレザー&ネクタイですが、それプラスオプションの制服があります。オプションの制服では男子のズボンとカッターシャツ、女子のスカートとブラウスとリボン、セーター、夏のポロシャツなどです。入学式や卒業式などの式典では基本のデザインの制服の着用が義務付けられていますが、それ以外の日ではオプションの制服をプラスして、その日に着たい制服をカスタマイズができます。(優鈴愛・中2)

 

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「大人」の定義

こんにちは。卓真(小4)です。

今週のおしゃべりカフェは「大人」です。

大人は法律的な年齢は海外では国によって異なりますが、日本では20歳です。しかし、法改正で18歳になるかもしれません。

大人といっても、子どもっぽい大人の人もいます。逆に大人っぽい子どももいます。

今日は3人のメンバーと一緒におしゃべりしたいと思います。

メンバーはぼく・卓真、勇起さん(大学2年)、拓矢さん(40歳・IT関連会社勤務)です。

 

卓真「今日の「梅の実弁当」です。献立はご飯(梅干し付き)、焼き魚(鮭。キャベツのせん切りつき)、じゃがいもの煮物、菜の花のおひたし、漬物(桜漬け)、果物(いちご)です。では、いただきます。」

3人「いただきます。」

卓真「おいしいです。自分好みの味なので、全部食べれそう。」

拓矢「お、えらいね。大人の味がわかる小学生がいるんだ。薄味で野菜いっぱいなので、うまいです。」

勇起「シンプルな味でうまいですね。」

 

~お弁当を食べ終わったところで、本題です~

卓真「今日は緑茶を飲みながらおしゃべりしたいと思います。今日のテーマは「大人」です。お2人はすでに成人を迎えていますが、ぼくは学校で「1/2成人式」をやりました。」

拓矢「1/2成人式って何?」

卓真「20歳の半分の年齢の10歳の子どもを対象に、ミニ成人式を行います。場所は学校がほとんどで、大人になった時の抱負などを作文で発表したりします。本場の成人式より派手ではないですが。」

勇起「オレもやりましたね。小学校の時に。やっていることは卓真と変わらないですが、10歳ってちょっと大人になったんだなって気がしましたね。子ども心なんですが。」

拓矢「私自身は小学校では1/2成人式はありませんでしたし、子どもたち2人(由奈・17歳&脩哉・14歳)はインターナショナルスクールに通っているので、当然ながら1/2成人式はないです。」

卓真「インターナショナルスクールってなんですか?」

拓矢「日本に住む外国人の子どもが対象の学校だけど、日本人の子どもも通っている子は多いよ。授業は主に英語で授業をします。学校によっては日本語の授業もありますが、どの教科でも英語で授業をします。英語は世界の共通語なので、日本人でも、中国人でも、ヨーロッパ人でもみんな英語で授業をします。」

勇起「知り合いにインターナショナルスクールに通っている人はいないですが、インターナショナルスクールって、日本の学校ではないですよね。」

拓矢「法律上では「一条校」の学校ではないので、義務教育年齢である日本人の子どもは就学義務違反になります。しかし、グローバル社会に対応する人材の育成や、一条校に対する不信感から、インターナショナルスクールに通う子どもが多いです。親も子どもにインターナショナルスクールに通わせたい人たちが多いですよ。」

卓真「一条校ってなんですか?」

拓矢「君たちが通っている小学校や中学校、高校、大学、幼稚園などのことを言うよ。一条校ではない学校は各種学校やインターナショナルスクールなどの外国人学校のことで、外国人学校はインターナショナルスクールのほかに、アメリカンスクール朝鮮学校韓国学校中華学校など、いろいろな種類があるんだ。」

勇起「何で子どもさん2人は小学校などには通わずに、インターナショナルスクールに通わせているんですか?」

拓矢「私自身は幼稚園から高校まで一条校を卒業したけど、大学は日本の大学には進学したものの、大学や学校に対する不信感から、日本の大学を辞めて、アメリカの大学に進学したんだ。日本の学校は受験のための勉強ばかりで、人間形成のための勉強はしない。大学でやっと受験から解放されたのに、周りはみんな遊んでばかり。勉強をしている子はほんの一部にすぎない。入るのには難しいのに、卒業は簡単に卒業できる。こんなものでは人間形成は絶対に不可能。それにいじめや不登校も多い。それで、一条校で人生を犠牲にされない学校生活を送るより、卒業するのが難しく、入試自体もなく、きちんとした人間に育ってもらいたいことと、国際社会に対応できる人間の育成のために、今のインターナショナルスクールに通わせているんだ。2人ともキンダーガーデン(幼稚園)から通わせているけど、学校は楽しいと言っているよ。」

勇起「やっぱりインターは違反になると思います。公立は問題がありますが、私立学校の選択とかはなかったですか?高校受験は絶対にないですし、一部の学校では大学に進学できますからね。」

拓矢「私立は大学受験のための勉強が中心。私立に入るにしても、中学受験や小学校受験があるし、私立でもデメリットはあるよ。」

勇起「オレは小学校は公立でしたが、中学から私立の中高一貫校を卒業して、今は大学生です。オレが卒業した中高一貫校では生徒たちが学校運営に関わったり、勉強以外でもいろいろやることはたくさんありました。しかも中1から学校運営が可能なんですよ。大学進学は特別推薦で進学しましたので、調査書と面接だけで進学できました。」

拓矢「でもその学校に入るには中学受験は避けて通れないでしょ?大学進学でも他の大学を受験する生徒もいるでしょうに。」

勇起「確かにありました。卒業した学校に進学するのには中学受験はありました。学校自体は超難関の学校ではありませんが、基本的に制服以外は校則も比較的自由ですし、特別推薦で入れる大学は希望者全員ですので、受験者数は結構多いですよ。学校では特別推薦で大学に進学する生徒もいれば、他の大学へ受験する生徒もいます。エスカレーターで大学に進学したい生徒もいれば、自分から他の大学へ受験する生徒もいるので、それは個人の自由だと思います。ちなみに大学は卒業した中高一貫校とは付属校ではなく、指定校的な立場の学校ですね。」

卓真「勇起さんは「鳴海学院」を卒業したんですね。」

勇起「そうそう。「鳴海学院」自体は大学はないんだけど、特別推薦で指定校である「早勢大学」に希望者全員進学できるシステムなんだ。もちろん、他の大学を受験する生徒もいるので、他大学受験に対する指導も行っているよ。卒業した学校では「土曜講座」があって、いろいろな講座を選択できるし、通年行うボランティア制度など、いろいろなことを体験できて本当に充実しましたね。今の大学では経済学部に在籍していますが、中高の同級生ではスポーツや理工系、看護、福祉などを学んでいる子たちもいます。」

拓矢「そうなんだ。私立は大学受験のための予備校だと思っていたので、ちょっとユニークな学校もあるんだね。私自身は小学校から高校までは公立で、大学は国立の超難関の大学でした。親や周りの言われるままに高校受験で公立の進学校に進学し、大学受験では国立の超難関の大学に進学しましたよ。大学に進学した時点で、燃え尽きてしまって、今まで何を学んだのだろうかって後悔しました。それで親の反対を押し切って、日本の大学を辞めて、アメリカの大学に進学しました。そこで妻(萬里子・40歳・翻訳家)と知り合いました。アメリカの大学では入学するのには試験はありません。小学校もハイスクールも入試はないです。大学に入れる成績を調べるための資格試験はありますが。しかし、アメリカの大学・学校は卒業するのは非常に難しいです。そこでがむしゃらに勉強しましたね。日本で勉強するよりも充実しました。学校の長期休みもアメリカでは長いですからね。妻は中学までは日本の地元の公立に進学しましたが、いじめが原因で不登校になり、中学卒業後はアメリカのハイスクールに進学し、大学もそのままアメリカに進学しました。アメリカのハイスクールへ行ける学力をつけるためには、フリースクールに通いながら、通信の学習と英会話学校で勉強しましたからね。それで2人の子どもたちには私たち親と同じ思いはさせたくないと思い、あえてインターナショナルスクールに通っているんですよ。インターナショナルスクールでは、中学・高校のように部活はないので、自主的に加入するクラブが少しあります。キンダーからハイスクール(高校)を通じて学食があり、いろいろな国の家庭料理が味わえるのも魅力です。それに、何しろいろいろな国の子どもが集まるので、肌の色などで差別をすることはない。一条校にはない人間形成やグローバル社会に対応した教育ができるのが、インターナショナルスクールなんだ。」

卓真「ぼくが通う小学校では在日の外国人の子がいますが、言葉の問題でいじめに遭っていますね。インターナショナルスクールは受験がないっていうのも大きいですね。ぼく自身は私立を受験する予定ですので、毎日塾などで勉強していますね。」

勇起「公立は小学校まではよしとしても、中学は問題だらけですからね。教師は威圧的だし、内申書のために生徒は身も心もボロボロだし。近所の一家では小学校でも不満があって、私立小学校に進学した子が多いし。」

拓矢「私たち親子が変えるよりも、学校や教育委員会文科省が変わらない限りは、子どもを一条校には預けられないよ。学校教育は国全体の問題だからね。」

卓真「話は学校のことで脱線してしまいましたが、大人はどういうものなんですか?まずは勇起さん。」

勇起「やっぱり成人式を迎えてこそ、大人じゃないですかね。あと、酒やたばこ、ギャンブルが可能なのも大人ならでは。」

拓矢「酒やたばこができるんだったら、子どもでもできるよ。日本では法律的にはダメだけど、海外では20歳未満でも酒やたばこが可能な国もあるからね。」

卓真「そうなんですか!?お酒を飲んだり、たばこを吸う子どもって、日本以外の国ではあるんですか?」

拓矢「お酒は種類によって可能な国とダメな国もあるし、宗教上の理由で、成人になっても酒がダメなところが多い。たばこは国によっては20歳未満でも可能なところもあるけど、吸う場所が限られているからね。それにたばこは海外では日本よりも値段が高いからね。たばこが簡単に手に入れるのは日本だけ。」

勇起「確かにたばこは海外では高額ですからね。日本は「タスポ」がなくてもコンビニで買えるし。オレ自身はたばこは吸わないけど。」

拓矢「成人式は海外ではないからね。成人式があるのも日本だけ。学校でも入学式や卒業式があるのは日本だけだからね。あとね、成人式を迎えただけでは大人ではないよ。本当の大人は責任ある仕事を任せられること、家族を十分に養えること、人に慕われる人間に成長できること。ただ単に子どものような行動をする大人は大人ではないよ。人間として、社会人として、大人としては失格だからね。」

勇起「確かに子どものような大人は多いですね。ツイッターで非常識なツイートや画像を投稿する大人が多いですし、ニートや引きこもりの大人が多いですからね。」

拓矢「ニートと引きこもりは世間的には非常識だけど、それらを作ったのは国だからね。受験中心でいじめや不登校が多い学校教育は、大人たち、若者たちを破壊しているからね。今の学校教育を変えない限り、子どものような大人は増えていくばかり。卓真くんも勇起くんも、ちゃんとした大人になってもらいたい。私もエラソーには言えないけど。」

卓真「そうですね。ぼくたちが社会を変えないといけないですね。ぼくも勉強して、他人の気持ちがわかる大人になりたいです。今日はありがとうございましたm(__)m」

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(左から勇起、卓真、拓矢)

 

大人はちゃんとした生活や仕事ができること、人に慕われること。

ぼくも人に慕われる大人になりたい。

 

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