こんにちは。謙一(42歳・メーカー勤務)です。
8月に九州の「川内(せんだい)原発」が再稼働されました。
民主党政権時代に、福井の「大飯(おおい)原発」が再稼働されましたが、これは関西電力管内の深刻な電力不足のために再稼働されました。大飯原発はのちに運転を停止し、火力発電に戻しました。
今回の川内原発では九州電力の深刻な電力不足ではなく、自公政権の一方的な話し合いで決めたもの。原発の再稼働で国民が評価をしている人もいましたが、やはり原発の反対派は国民の理解が得られないまま勝手に再稼働されたと批判しています。
私ですが、将来は原発の再稼働は必要かといえば、私個人の意見としては必要です。火力発電は石炭などの原料が不足&価格高騰で、家庭や企業の電気料金が大幅に値上げされています。原子力発電が稼働すれば、原料はウランや水などで、何度も繰り返し使えるので、火力発電よりも安く、水力・風力発電よりも環境もよく高い電力を稼働することができます。
原子力よりも太陽光発電の方が経済的で環境にもいいのではないかという人たちも多くいますが、太陽光発電は一軒家で個人で購入した持ち家でないとできないです。持ち家の場合は賃貸物件よりもリフォームが可能で、太陽光発電ソーラー設置も容易にできます。同じ一軒家でも賃貸物件の場合は管理人の許可が必要ですし、集合住宅では太陽光発電を設置するのは困難です。新たに設置したマンションでは太陽光発電ソーラーが設置されているところがありますが、多くが太陽光発電ソーラーが設置されていません。特に賃貸物件ではマンション・アパートの管理人、これらに住む住民と話し合いをしなければなりませんし、集合住宅に太陽光を設置するとなると相当なコストがかかってしまいます。
火力発電だけでは、原料価格が高いため、当然ながら電気料金も高くなります。特に低所得者層では生活面で大きな打撃を受けます。企業でも仕事をする際は家庭よりも電気をたくさん使うので、電気料金は高くなります。特に中小企業では経営が圧迫してしまう恐れがあります。
だからこそ、原子力発電は必要なんです。反対派にとっては怒られるかもしれませんが、将来的に火力発電だけで電力を維持していくのは不可能です。
それと同時に原子力の安全性を国や電力会社はきちんとした説明責任を取るべきです。すでに事故があった福島原発の汚染水の問題も解決していませんし、今回の川内原発の再稼働も国民(特に原発反対派)に対する説明が十分ではありません。
また、原発再稼働と同時に、原子力に代わる新たなエネルギーの開発も急務です。全国にある原発も地震の震源地の付近にあるなどの、場所の安全性も確認しなければなりません。
原発再稼働だけ進むのではなく、それに対する安全性、必要性を国民と話し合わなければなりません。そうしないと、再稼働を必要とする国民も、再稼働に反対の国民も、両者ともに納得いかなくなります。
原子力発電を中心に、日本のエネルギーについても国民が勉強をしなければなりませんし、政府も電力会社もきちんとした安全対策をすべきです。
日本の電力問題が一日でも早い解決を目指して。
というわけで、謙一でした。
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