梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

救急車の利用

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こんにちは!信次郎(くま・♂7歳)です。

今日は11月9日なので、「119番の日」です。

119番といえば、消防車と救急車ですが、消防車は火事などでしか呼ぶことはありませんが、救急車は呼ぶことが多いですよね。

しかし、救急車を安易に使うと、とんでもないことになってしまいます。

今日は救急車の利用についてお送りします。

 

救急車の歴史ですが、19世紀のナポレオン戦争のときの戦傷者の治療のために救急搬送するために作られたことが始まりです。

その後は徐々に改良されて、現在の救急車があります。山間部で救急車の搬送が困難な場合に救急ヘリ(ドクターヘリ)もあります。

 

基本的な利用ですが、まずは119番に連絡をして、どのような症状があるかをはっきりと伝えてから、救急車を出動することになります。救急車は救急隊員(救命救急士)が乗っているので、救急隊が実際にどのような症状かを見極めてから、病院へ搬送されます。中程度の症状の場合は地元の総合病院(救命救急センターがない普通の病院)、重度の症状の場合は大学病院の(高度)救命救急センターや救急設備のある総合病院に搬送されます。軽度の場合や救急搬送する必要のない症状の場合は病院へ搬送させず、かかりつけの病院・クリニックへ自力で行くか、自宅で休む以外ありません。

ここ最近、救急車をタクシー代わりに利用する国民が多く、救急隊員に大きな負担が強いられ、周りにも迷惑がかかります。反対に重い症状がある人が救急車に搬送されても、受け入れてくれる病院がなく、たらい回しにされてしまい、最後は亡くなるか重度の障害が残るなどの最悪な状況になってしまった人たちもいます。

 

救急車は日本は無料ですが、海外では有料のところがあります。台湾では非重症者のみ有料、オーストラリアではオーストラリア人およびオーストラリア国籍を持つ外国人以外ではすべて有料で、州によって料金は異なります。アメリカでは州によって異なりますが、有料です。オーストラリアの救急車の料金では日本円で1~6万円程度。ヨーロッパでも救急車の料金は10万円前後を請求されます。

今後日本でも、軽度の症状の場合の救急車の搬送を有料化にする方針をしていますが、周囲からの反発が多く、実現にはかなりの難航を要します。

 

救急隊員に迷惑をかけずに効率のある救急搬送を継続していくには、一般国民が家庭での応急処置を知ることが重要になってきます。応急処置の本は家庭では必ず常備すべきです。インターネットでも家庭の応急処置の方法が書かれています。

子どもを持つお父さん・お母さんは全国共通の救急相談ダイヤルがあるので、それを活用してください。電話番号は「#8000」。電話をすると都道府県の相談窓口につながり、担当のドクターやナースが相談に応じます。ただし、中学生以下(15歳未満)の子どもが対象となります。高校生(15歳~18歳まで)は受け付けていませんので、ご注意ください。

高校生を含んだ大人の方が対象の救急相談ダイヤルは「#7119」。ただし、東京と大阪、奈良のみです。山形や愛知、埼玉、香川は各県の独自の相談ダイヤルがあります。それ以外の道府県は相談ダイヤルはなく、自力で情報をさがす以外ないので、今後は各道府県の相談ダイヤルの新設が課題となります。

いずれにしても、子ども・大人の救急相談ダイヤルは病気やけがをした時の応急処置の助言をするだけで、診断・治療は一切ありませんのでご注意ください。

 

救急車は便利な反面、デメリットも多いです。家庭の応急処置と救急車の利用はキュキュッ(99)と対応しましょう(ワラ)。あ、ダジャレを言ってしまいました…(^_^;)

 

というわけで、信次郎でした。

また明日ね。

 

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