こんにちは。麻美子(24歳・歯科技工士)です。
今日は歯科技工士とその現状についてお送りします。
私は山形県内の歯科技工所で歯科技工士をしています。主に歯科クリニックから依頼された差し歯やインプラントを作っています。
歯科医療の仕事では歯科医師、歯科衛生士、歯科助手がありますが、歯科技工士というのはあまり知らない人もいると思います。
歯科技工士は歯科クリニックから依頼された差し歯や入れ歯、インプラントなどの人工的な歯を作ります。
歯科技工士の勤務先は、主に歯科技工所が圧倒的に多いです。中には歯科クリニック内にある技工所や会社経営、海外での仕事をしている人もいます。
歯科技工士の問題点ですが、歯科技工士の技術料が診療報酬には含まれておらず、歯科医師が自由に金額設定ができる問題があります。歯科技工所の経営は歯科クリニックから依頼された仕事で成り立っているので、歯科クリニックの歯科医師が自分たちの希望で安く見積もる問題が発生し、歯科技工所の経営は圧迫し、給料が非常に安くなっています。
また、給料が安い割には、残業が非常に多く、会社員や教師と同じように、朝出勤し、深夜に帰宅する歯科技工士も多いです。
これを受け、歯科技工士と一部の歯科医師たちが、診療報酬に歯科技工士の技術料を含むよう、厚生労働省に直訴しましたが、改正をする気はなく、放ったらかしにされています。普通の会社員や教師などの長時間労働の問題を解消するだけでなく、歯科技工士の現状を把握し、長時間労働の問題を解消してほしいです。でないと、多くの歯科技工士が辞めてしまい、歯科医療が成り立たなくなります。
歯科医療において、歯科技工士は必要不可欠の立場。一日でも早く歯科技工士の職場環境を整えたり、給料を上げることを望みます。
というわけで、麻美子でした。
また明日。
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