梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

学校の掟~新型コロナ(その3)~

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***出演***

和樹(小5)

夕(小5)

光琉(小5)

蓮生(小5)

華奈子(37歳・主婦)

意子(40歳・スーパーパート)

 

(一言)

5月の中旬ごろに東京や大阪などの8都道府県を除く地域は「緊急事態宣言」が解除され、学校も何ヶ月かぶりに再開しました。緊急事態宣言が解除されていない8都道府県は多くの学校がいまだに休校となっています。

 

学校が休校になると、学校に行かなくて済むようになり、子どもにとっては大喜び。不登校の子どもにとっては休校は自分の精神状態を維持するためには重要なのです。その間の勉強は私立や一部の公立高校ではオンライン授業ですが、多くの公立学校ではプリント・ドリル学習やこれまで習った教科の予習・復習が主です。

学校が休校になってしまうと、ふりかかる一番の問題が「親子関係」です。親たちは子どもが家にいることでストレスとなり、仕事に集中ができなくなったり、子どもの分の食事も用意しなければならない。ひどい場合は虐待をする親もおり、深刻な問題となっています。

 

逆に学校が再開となると、元通りとなり、子どもや教師、親にとってはホッと一息です。学校の勉強や給食が再開し、親も安心して仕事に集中でき、親子関係が良好になります。とは言っても、完全な再開ではなく、学年や男女ごとで時間差で登校する「分散登校」や午前中・午後と別々に授業をするのがほとんどです。

しかし、学校が再開すると、いつものように学校の成績を親や大人たちに比較され、また競争をしないといけないのかと子どもがストレスになってしまいます。不登校の子どもは学校が再開になると再びストレスとなり、学校に行かなくなり、そうじゃない子どもも学校の成績や給食、部活等でストレスになり、不登校が増えてしまいます。いじめもコロナのストレスでたまっていたものが爆発し、陰湿化しています。

 

休校になっても地獄、学校が再開しても地獄。やっぱり日本の学校のシステムを変えない限り、子どもが幸せになれないと思います。(和樹)

 

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