梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

新型コロナが憎い!(その14)

こんにちは。ゆり(小6)です。

今月のおしゃべりカフェは4週連続で「新型コロナ」についてお送りします。

今日は子ども女子メンバー3人でお送りします。

メンバーはウチ・ゆり、愛梨咲さん(中2)、里絵さん(高1)です。

 

~ここからはオンラインチャットによる会話です~

ゆり「今日は三重、神奈川、東京からリモートでお送りします。今日は4週連続で「新型コロナ」についてお送りします。今週はこの3人でお送りします。新型コロナが日本に感染者が発見してから1年になりました。その1年について振り返りたいと思います。まずは学校ですが、どうでしたか?」

里絵「5月までが休校になったのがほとんどだけど、それ以降はほとんど学校があるしね。」

ゆり「ウチもあった!休校は5月までだけで、あとはガマンして学校に行けってこと。教室は40人全員びっしりいて、しかも窓は全開。夏ならまだいいんだけど、この時期は本当に寒くて、超嫌!!いっそ不登校になったほうがまだまし。」

愛梨咲「ウチは通っていた公立中学が給食になって、それが嫌だから不登校になった。」

里絵「学校に行かなかった今はどうしているの?」

愛梨咲「通信制高校の中学生ネットコースに転校して、今は家で勉強をしている。」

ゆり「そんな学校あるの!?」

愛梨咲「通信制高校の中学生クラスは「フリースクール」の扱いで、中学生ネットコースに通うには在籍している公立中学に籍を置かなければならないんだ。在籍している学校は地元の公立中学で、実際に勉強しているのが通信制高校の中学生ネットコース。」

ゆり「どんな授業をしているの?」

愛梨咲「体育の授業だけは東京の通信制高校に行かなければいけないけど、それ以外は家で勉強することになるよ。家にあるパソコンを使って授業を聞いて勉強をしている。わからないことがあればリモートやメールでやり取りができるし。」

ゆり「いわゆるオンライン授業だよね。」

愛梨咲「今の公立中学は休校の時はオンライン授業はやっていなかったからね。ウチは今の学校に転校できたのは本当によかった。給食もないし。」

里絵「通学の時は給食はあるんでしょ?」

愛梨咲「通学コースもあるんだけど、そこの学校は給食なんてないよ。家のお弁当を持って行くか売店でパンやおにぎりを買って食べるし。ウチはママ(理美・44歳・看護師)が朝、お弁当を作ってくれるので、それをレンチンして食べてる。ママが夜勤でいない時はお姉ちゃん(和花菜・大学1年)がお弁当を作ってくれるし。」

ゆり「いいな~。通う予定の公立中学は小学校と同じような対応だから、不登校にしようかと思っていたけど、こういう学校があるんだったら行きたい!私立だと成績が優秀でないと行けないし。」

愛梨咲「学費は公立みたいに無料ではないから、親が払わないといけないけど、私立に比べるとめちゃくちゃ安いよ!ネットコースだと教材費と授業料だけで済むし。あとはネットの通信料は別に必要だけど。」

ゆり「これは行きたい!あとで親に教えようっと。里絵ちゃんは学校はどうしているの?」

里絵「私は緊急事態宣言中はオンライン授業になった。それ以外は学校だったかな。」

愛梨咲「高校は自由ですからね。オンライン授業ができるし。」

里絵「私は私立に通っているので、小学校から大学までオンライン授業ですよ。弟(浩嗣・中2)も同じ学校に通っているので、弟もオンライン授業ですね。大学の場合は年中ですが。」

ゆり「愛梨咲ちゃんの地域の高校ってオンライン授業なの?」

愛梨咲「お兄ちゃん(佑弦・高2)の学校がオンライン授業だったよ。5月までだったけど。今は緊急事態宣言になってもお兄ちゃんの学校はあるし。お姉ちゃんは大学に通っているけど、お姉ちゃんの大学はオンライン授業だよ。」

ゆり「私立と大学は違うよね。公立と違ってオンライン授業があるし。あと、学校以外で変わったことってある?」

愛梨咲「パパ(英哲・43歳・看護師)が家に帰らなくなった。」

ゆり「何で?」

愛梨咲「パパは病院の看護師で、HCUという集中治療室の師長をしているんだ。HCUではコロナ患者が毎日運ばれて、パパはコロナ患者の看護をしているんだ。」

ゆり「マジで!?」

愛梨咲「パパはコロナ患者の仕事があるから、家族に感染させたらいけないからって、ずっと部下の男性看護師の家に居候している。それでママは子どものことがあるから、神奈川の姉妹病院に異動になって、そこで看護師をしているんだ。パパがいない時はいつもママがいる。ママが夜勤でいない時はお姉ちゃんやお兄ちゃんがいるし。」

ゆり「お父さんとは連絡を取っているの?」

愛梨咲「時々。家族のグループLINEでやり取りしているよ。」

里絵「うちもお父さん(浩康・46歳・内科医)が呼吸器内科医をしているので、ほぼ毎日コロナ患者の治療をしている。家族にうつしたらいけないからって、ずっと医局に寝泊まりしているし。」

愛梨咲「里絵さんのお父さんって、ウチの親の病院にいますよね。」

里絵「そうそう。愛梨咲の両親と私の両親は同じ病院で働いていますからね。」

ゆり「マジで!?毎日コロナ患者で大変なんだ。」

里絵「どちらのお父さんもコロナ患者に接しているから、感染の危険性は常にある。物資も足りないし、コロナ患者を担当していた医者や看護師が辞めてしまったし。ま、うちの病院だけでなく、どこの大きな病院もそうだし。」

ゆり「いわゆる医療崩壊って言うことだよね。」

里絵「東京では1000人以上の感染者が出てしまって、コロナ患者を担当する医者や看護師はマジで限界。緊急事態宣言が発令されても学校には行かなければならないし、会社も多くの会社はテレワークはできない。毎日外に出歩いている人たちはいまだに多い。これじゃ感染者は増えるばかりだし、自宅待機をしているコロナ患者が入院できずに亡くなるケースが後を絶たない。」

ゆり「その反対に自民党議員は感染者が出てもVIP待遇で入院できるし、PCR検査もすぐに受けれる…こんなの差別だよね!!」

愛梨咲「ウチもそう思う!!こんな差別的なやり方はマジでムカつく!!ウチは早くコロナが終息して、パパに会いたいもん!!」

里絵「私も同じ。政府の後手後手の対応が感染者を増やしているんだよ!!もういい加減にそのことを気付かないかな?今の政府は?」

ゆり「みんな今の政府に腹が立っているんだよね。自助をするのはウチらではなく、お前ら政治家なんだよ!!!」

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(左から愛梨咲、ゆり、里絵)

 

来週は大人男子メンバー3人が新型コロナについて語ります。

 

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