***出演***
佐千代(42歳・建設会社勤務)
(一言)
私は兵庫県内の建設会社で事務員をしています。主に現場関連の事務業務を担当しています。
建設会社の事務員は経理事務や総務事務などがいますが、ここでは現場を支える一般事務を紹介します。
現場の事務は建設工事の入札の際の経理処理や現場の備品管理、支払いや入金業務など、多岐にわたります。
建設会社の事務員になるには各建設会社の採用試験に合格しなければなりません。雇用形態は正社員・パート従業員のみです。正社員はすべての仕事を担当しなければなりませんが、その分福利厚生などの待遇は充実しています。パート従業員は福利厚生等の待遇は期待できませんが、自分の好きな時間帯で働けるなど、正社員よりも自由が利きます。これ以外に派遣社員もいますが、派遣社員は派遣会社から派遣先の建設会社に仕事に依頼があった場合に仕事をすることになります。
建設会社の事務員の問題点は大きな金額の工事の経理があることです。
工事の金額は千万単位から億単位まで扱うので、金額を間違えてしまうと大変なことになります。大きなトラブルになりかねないため、あらかじめ上司に確認したほうがいいでしょう。
スキルとしてはコミュニケーション能力、パソコンスキル、正確な経理処理が問われます。経理能力については簿記検定の資格の必要はありませんが、「建設業経理事務士」の資格を持つと有利です。建設業経理事務士は建設会社の事務員になるには必要な資格で、建設業の経理がわかるようになります。資格取得は資格試験予備校や通信教育で学ぶことになります。
建設現場の縁の下の力持ちとして、建設会社の事務員は必要な存在です。建設会社で仕事がしたい女性の方はがんばってください。(佐千代)
(他のみんなから一言)
>私は都内の建設会社で事務をしています。建設現場は大きな金額を扱うのが大変ですが、基本的にはそんなに難しい仕事ではないので、気軽にがんばればいいと思います。(和実・28歳・建設会社勤務)
>私の母親が建設会社の事務として働いています。総務や経理以外にも現場を支える仕事があるのは初めて知りました。(ミィミィ・パンダ・♀3歳)
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