梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

新型コロナと夫婦関係

こんにちは!奈美(20歳・主婦)です。

今週のおしゃべりカフェは「新型コロナと夫婦関係」です。

新型コロナの影響で、夫婦のいずれかの働き方が変化し、いい影響と悪い影響が生じています。

今日は3人のメンバーと一緒におしゃべりしたいと思います。

メンバーはウチ・奈美、智恵子さん(30歳・栄養士)、枝美さん(37歳・IT関連会社勤務)です。

 

~ここからはオンラインチャットによる会話です~

奈美「今日は東京のメンバー2人と大阪のメンバーでお送りします。今日のご飯ですが、ウチは冷凍のピザとオレンジジュースです。」

智恵子「私は中華丼と卵スープです。」

枝美「私は昨日の残りのカレーとサラダです。」

奈美「では、いただきます。」

3人「いただきます。」

奈美「ん!おいしい!」

 

~ご飯を食べ終わったところで、本題です~

奈美「今日はウチがミルクティー、智恵子さんが緑茶、枝美さんがストレートティーを飲みながらおしゃべりしたいと思います。今日のテーマは「新型コロナと夫婦関係」ですが、まずは家族構成を紹介してください。まずはウチですが、ダンナ(聖・26歳・メーカー勤務)の2人家族です。」

智恵子「私は主人(亮一・34歳・理学療法士)、娘(祐実・6歳)の3人家族です。」

枝美「私は夫(周司・37歳・IT関連会社勤務)、娘(依梨菜・小5)、息子(大碁・小3)の4人家族です。」

奈美「ありがとうございます!では、新型コロナの影響で、働き方は変わりましたか?まずは智恵子さん。」

智恵子「ほとんど変わっていません。私は小学校の栄養士兼栄養教諭をしているので、仕事はいつも通りです。」

枝美「でも、学校って、一時休校になりましたよね。」

智恵子「はい。子どもたち自体は学校は休みですが、職員は仕事があります。仕事はいつ給食が始まってもいいように、献立表を作成したり、食材が不要になったときのやり取りなど、本当に大変でした。今は学校が再開し、給食も始まったので、いつも通りに仕事ができてよかったです。しかし、主人は都内の総合病院で理学療法士をしていますが、勤務先の病院が新型コロナの院内感染がありました。」

奈美「うそ…!!」

枝美「それでご主人は大丈夫なんですか?」

智恵子「幸い主人はPCR検査で陰性でしたが、しばらくの間職場であるリハビリテーションセンターは休みになり、主人は自宅待機となりました。同僚が新型コロナに感染し、医師や看護師が通常の診察を中断して、感染した同僚や患者さんの治療にあたりました。病院では感染した同僚の理学療法士や看護師、事務職員は全員回復しましたが、患者さん数名が亡くなりました。今はリハビリテーションセンターの業務は再開しましたが、新型コロナの院内感染があった病院というレッテルを貼られて、病院近くに住む人たちに陰口をたたかれて、私自身も主人の勤務先が新型コロナに感染した人がいるってことで、同僚の教師からいじめに遭っています。」

奈美「ひどい…。」

枝美「新型コロナに理解がない人たちが医療従事者とその家族に対する差別が起こっていますね。私のところも息子の友達の保護者の方がある病院の看護師をしていて、職場ではコロナの治療を担当していないのですが、医療従事者=コロナ感染というふうに見られて、他の保護者からいじめに遭っているみたいです。私は止めようとしましたが、いじめる側の保護者が「この人とは近寄らないほうがいいわよ。」って言われて、関わることもできません。息子もその友達と仲がよかったのですが、他の保護者に言われて、友達と関われなくなりました。」

智恵子「私のところも娘が通う保育園でいじめに遭っています。主人がコロナ感染病院で働いていることで、保護者から娘のお友達を近づけさせないようにしていたそうで…。あと、「梅の実」メンバーで主人とは別の病院に勤務している大記さん(35歳・看護師)と美緒子さん(36歳・看護師)夫婦の娘さん(亜理紗・5歳)も両親が医療従事者という理由でいじめに遭っていて、お互いの親同士でいろいろ悩みを分かち合いましたね。」

奈美「新型コロナの治療のためにお医者さんや看護師さんがいるのに、何でいじめに遭わなければならないんですか!?ウチは信じられないです!!」

智恵子「でもこれが新型コロナで携わっている医療従事者の現状なんです。新型コロナで治療をしても誰も称賛されないし、逆にコロナが怖くて近寄りたくない人たちが多いんです。国も医療現場に対する物資の支援は何もしてくれず、お金も一切出さない。本当に生きづらい世の中です。」

奈美「大阪市は医療現場に防護服を支給させずに「雨がっぱ」を支給させたんですよ!!当然医療現場は雨がっぱなんていらないって言っているし。」

枝美「雨がっぱでは感染を防げないですよね。」

智恵子「大阪府大阪市は「大阪維新の会」のお庭なので、形だけはいい政策をしているのに、実際は本当にひどいです。医療現場だけでなく、公務員の人数を削減したり、中学校の給食がパンと牛乳だけとか、本当にひどい政策ばかりです。」

奈美「ウチは大阪市以外の地域に住んでいるけど、マスコミでは維新の称賛ばかりで、本当のことは一切報道されないです。」

枝美「うちらは東京に住んでいるからアレだけど、大阪もひどいですよね。東京はいまだに感染者がゼロにならないし。」

智恵子「そうですよね。これでは医療現場は疲弊するばかりです。枝美さんのところはどうですか。」

枝美「私はIT関連の会社で事務をしています。私の会社では新型コロナが日本に発生してからはテレワークになりました。主人も同じ会社でエンジニアをしており、夫婦そろってテレワークになりました。」

奈美「いいな~。ウチは専業主婦だから関係ないけど、ダンナもエンジニアをしているけど、会社はテレワークは認めてもらえなかったです。」

智恵子「だいたいの会社はそうですよね。テレワークをしている会社はほんの一部ですし。」

奈美「テレワークって楽ですか?」

枝美「そんなことないです。会社のパソコンを家に持ち帰って、夫婦の部屋に設置しないといけないし、子どもが休校中の時は在宅で仕事をしながら家事や子育てをしないといけないです。あと、Wi-Fi環境が悪かったら同僚とのやり取りができなくなったりします。」

智恵子「子どもが家にいるときはそうですよね。」

枝美「ある同僚がテレワーク中に子どもとのやり取りに追われて、子どもを虐待をしたんですよ。別の会社で働いているパートナーが止めに入ったのですが、ケンカになって、パートナーが子どもを連れて家を出てってしまって、今も別居状態となっています。家族が家にいることで、いろいろと問題も多いです。」

智恵子「欧米はテレワークは当たり前で、一部の国では制度化されています。日本は会社に行って仕事をするのが当たり前で、テレワークはまだ慣れていないのが現状です。今回の新型コロナで家族関係や夫婦関係が大きく変わってきており、これからもずっと続くと思います。仕事のスタイルも大きく変わっているし、中には会社の倒産や解雇も増えています。」

奈美「10万円の給付金はもらいましたか?」

智恵子「申請しましたが、まだもらっていません。」

奈美「ウチももらっていません。申請してからだいぶたつのに。」

枝美「私のところはオンラインで申請しましたので、こないだもらいました。給付金の給付は地域によって格差があり、都会であればあるほど給付が遅れています。都市部で一番早いのが札幌市と神戸市くらいで、あとはめちゃくちゃ遅いです。特に大阪市千葉市名古屋市は一番ひどいです。」

奈美「大阪はワースト1だよね。これじゃ国民の生活が深刻になるよ。コロナの状況でも家族や夫婦関係は大事にしていきましょう。」

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(左から智恵子、奈美、枝美)

 

新型コロナで家族や夫婦、仕事も大きく変わってしまったね。

 

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