こんにちは。グミ（アルパカ・♀13歳）です。
今日は「アーティストの音楽」をお送りします。
今月は「梓 みちよ」さんをピックアップ！
梓さんは日本を代表する歌手で、多くの作品を残しました。
今日はすべてではありませんが、梓さんの作品を紹介します。
![こんにちは赤ちゃん [EPレコード 7inch]](https://m.media-amazon.com/images/I/51IK2NQiNYL._SL160_.jpg "こんにちは赤ちゃん [EPレコード 7inch]")
まずは「こんにちは赤ちゃん」です。1963年にリリースをしたシングルで、梓さんの代表曲です。梓さんは生まれは韓国ですが、福岡で幼少期を過ごしました。中学・高校は「福岡女学院」に進学しましたが、高校2年生の時に「宝塚音楽学校」に合格したため、高校を中退。「宝塚音楽学校」に進学しました。在学中に「渡辺プロダクション（現：ワタナベエンターテインメント）」のオーディションに応募して合格し、「宝塚音楽学校」を中退し、上京しました。約1年間のレッスンを経て、1962年に「ボッサ・ノバでキッス」でデビューし、歌手として本格的に活動を始めました。1963年に「こんにちは…」が大ヒットとなり、第5回「日本レコード大賞」・大賞を受賞。第14回「NHK紅白歌合戦」にも初出場を果たし、1964年には第36回「選抜高校野球大会」の開会式入場曲に採用。同年に「学習院初等科」の同窓会に招待され、昭和天皇の前でこの歌を披露し、この同窓会で明治時代以降において日本芸能界初の天覧歌謡曲となりました。
次は「二人でお酒を」です。1974年にリリースをしたシングルです。「こんにちは…」以降は人気が低迷し、「紅白歌合戦」にも出場できない時期が続きましたが、1974年に「二人で…」をリリースし、再び大ヒットとなりました。1971年～1978年まで「新婚さんいらっしゃい！」の2代目アシスタントを務め、タレントとしても活動しました。プライベートでは1971年に俳優の和田浩治さん（故人）と結婚しましたが、1972年に離婚しました。
次は「よろしかったら」です。1979年にリリースをしたシングルで、日本専売公社（現：JT）のたばこの「パートナー」のCMソングとなりました。同時にこの曲でレコード会社をキングレコードからCBS・ソニー（現：ソニー・ミュージックレコーズ）に移籍し、移籍後初のヒットとなりました。その後は1980年代前半まで活躍しましたが、徐々に公の場で姿を現すことが少なくなりました。1992年に第43回「NHK紅白歌合戦」に16年ぶりに出場を果たし、同年に亡くなった作曲家の中村八大さん（故人）をしのんで、「こんにちは…」を歌唱しました。それ以降は公の場で「こんにちは…」を歌うことを封印しました。
最後は「Rain愛しくて」です。2002年にリリースをしたシングルでこの曲がラストシングルとなりました（写真はベストアルバム）。「こんにちは…」の封印は「この歌は今、私にとって重すぎる」などを理由にしていましたが、2002年に40周年記念コンサートで封印を解き歌唱しました。歌唱後は「初めて、心からこの歌のすばらしさを理解することができた」など、「こんにちは…」の曲のすばらしさをあたらめて知ったエピソードがありました。晩年は歌謡曲をはじめ、J-POPやシャンソンなど、幅広いジャンルの歌を歌っていました。しかし、2020年に突然帰らぬ人となりました。
梓 みちよさんは2020年に亡くなりました。76歳でした。死因は不明ですが、所属事務所によると、出演番組の打ち合わせで東京都内の梓さんの自宅を訪れたマネージャーが、梓さんがベットの上で亡くなっているのを発見しました。警察に通報しましたが、事件性はなく、その場で死亡が確認されました。孤独死でした。1960年代に「こんにちは…」でブレイクし、今や日本を代表する曲となり、後世で歌い継がれています。1964年に雪村いづみさんが、1975年に美空ひばりさん（故人）らがそれぞれ「こんにちは…」のカバー曲をリリースしています。梓さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
次はどのアーティストが登場するのでしょうか？次回もお楽しみに。
というわけで、グミでした。
また明日。
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