梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

子どもの命が消えた

こんにちは。夕里恵(35歳・主婦)です。

私の家族に大きな事件があった。

 

離れて暮らす妹夫婦に子どもができ、妹は新しい命の誕生を待っていた。

 

しかし、妹の夫から電話があり、妹が新型コロナに感染し、自宅療養をしていたが、感染から5日後に容体が急変し、妹とお腹の子どもが危険な状態とのこと。

私たち家族はすぐにそっちに向かいたいが、それだと私たちが感染してしまうため、近況を待つ以外なかった。

私はすぐに救急車を呼ぶようにと、妹の夫に伝えた。

 

数日後に妹の夫から電話があり、急変から2日後に救急搬送された。妹は一命をとりとめたが、お腹の子どもは亡くなった…。

話によれば、妹は救急搬送される前日に、自分一人で出産したことが分かった。性別は女の子。生まれた子どもは早産で、呼吸状態が危ない状態で、妹の夫が何度も救急車を呼んだが、つながらない状態だった。

生まれた子どもが亡くなったことで、妹はショックを受けて、病室でずっと泣いていた。どうしてもっと早く助けられなかったんだと、自分を責め続けた。

ちなみに妹はワクチンは受けていなかった。妹の夫は会社の職域接種で受けることができたが、妹は接種券は届いたものの、まだ予約ができない状態だった。出産前に予約を取ることができ、接種を受けようとした矢先にコロナに感染した。

 

新型コロナはただ感染するだけではない。妊婦、特に妊娠後期が新型コロナに感染すると、お腹の子どもに影響を及ぼし、早産の危険性がある。妊婦が新型コロナに感染したら、すぐに入院させなければならない。

 

新型コロナは親子を引き離す恐ろしいウイルス。本当に憎い。

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妹の子どもを返してほしい!!

 

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