2022年2月。
ウクライナとロシアが戦争を開始した。
私・レーシャ(32歳)と夫のサシュコー(36歳)はこの日は仕事のためにフランスに滞在。ヨーロッパ公演の最終日が明日に迫っており、当日は練習。
練習が終わり、滞在先のホテルでウクライナが大変なことになり、頭が真っ白になった。
故郷のウクライナは私たち夫婦の家族がおり、居ても立っても居られない状態。すぐにでも帰りたかった。
しかし、戻っても私たち夫婦の命がどうなるかわからない。夫が故郷に戻ると戦地に行かなければならない。
私は…。
レーシャ「このままフランスにいよう!」
と、私たち夫婦はフランスに亡命することになった。
すでにウクライナ人の多くがロシア以外の他の国に亡命し、フランスでもウクライナ人の移民がいる。
私たち夫婦はフランスで安いアパートを借りて、そこで生活をすることに。地元の役所や大使館に行って、ビザの延長や住民票の手続きをしたが、今回の戦争の影響で、特例でビザなしで短期間で滞在することができた。
しばらくの間はフランスで仕事をすることになった。フランスにいる仕事仲間も私たちを全面的にサポートしてくれることになった。本当に感謝。
一日も早く戦争が終わって、ウクライナに帰りたい。
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