梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

親は子どもの敵!

*前回の記事はこちら!→https://umenomi-gakuen.hatenablog.com/entry/2023/03/09/160000

こんばんは。理(高2)です。

「梅の実」の一部メンバーたちが週刊誌に書かれ、大きな波紋を呼んだ。

犯人はアンダークラブであることを悟り、「梅の実」メンバー全員とアンダークラブメンバー全員を呼び、事実確認をした。

 

~ここからはオンラインチャットによる会話です~

綾(高2)「何?話って?」

理「お前らだろ!!週刊誌にあることないこと書いたの!!」

瑞喜(中1)「それで。」

沙由美(中2)「こないだの可夏子さん(37歳)の件でも週刊誌に書かれたし、今回の件もあんたたちがやったんでしょ!!」

シャムロック(パピヨン・♂2歳)「さあ。」

明(高2)「とぼけるのもいい加減にしろ!!週刊誌を書いたのはお前らだろ!!」

裕行(高2)「何か証拠でもあるのですか?」

理「これだよ!!「梅の実」の子どもメンバーがコロナに感染して、後遺症に悩んでいること、親が子どもを虐待したという、ウソの記事を書いているんだよ!!お前らが!!」

梨花(中1)「そんなの書いてないですけど。」

英渡(中2)「オレらは福岡に住んでいるから、東京まで行けねーし。」

ラメット(ボーダーコリー・♂2歳)「オレらは大阪に住んでいるから、書くことなんてないしね。」

理「じゃあ、東京のやつらか!!」

綾「ウチらそんなの書いてないし。」

映二(31歳・メーカー勤務)「うちのメンバーたちを悪者扱いにするのやめませんか?」

水蓮(ポニー・♀2歳)「じゃあ、アンダーの大人たちが書いたのですか!?」

郁巳(32歳・IT関連会社勤務)「知らねーな。」

脩子(28歳・化粧品店店員)「私たちはそんなの書いてません。ジュニアメンバーもヤングメンバーもみんな。」

尋之(高2)「じゃあ誰だよ!!」

有香(16歳)「日本のメンバーって、何か問題があったら疑うんですよね。」

理「じゃあ、お前か?」

有香「私はやっていない!私はアメリカに住んでいるので、日本まで行くのはあり得ないけど。」

知代(17歳)「インターナショナルのメンバーはみんな週刊誌の記事には関わっていません。これを書いたの、「梅の実」メンバーじゃないですか!?」

明「じゃあ、誰なんだよ!!」

秀子(53歳・飲食店パート)「もういいでしょ!!済んだことだし。」

沙由美「じゃあ、秀子さんですか?犯人は?」

秀子「私はやっていない!そもそも週刊誌の記者とは一切関わっていない。」

美百合(高1)「それより、あなたたちの親メンバーたちに白状してもらいたいんだけど。」

秀子「一体何を?」

涼斗(高1)「今回のコロナクラスターの件で、罪を犯した親たちに聞きたいんですけど。」

理緒子(42歳・学芸員)「何?」

伸子(36歳・スーパーパート)「何よ!!」

涼斗「既往歴のある娘を実家に帰省させて、コロナに感染して殺したの、あなたですか?」

理緒子「何なのよ!!」

晴奈(高2)「そうです!!こいつが美歩…妹を殺したんです!!」

理緒子「何を言ってるの!?ワクチンを打つより、コロナに感染したほうが子どもにとってはいいの!!」

晴奈「じゃあ、何で美歩を死なせたの!?もとはと言えば、あんたが美歩をあんたの実家に帰省させて、コロナに感染して殺したんだろうが!!」

理緒子「いい加減にしなさい!!ワクチンはね、子どもにとっては毒なの!!すでに子どものワクチンに反対している先生がそう言っているの!!」

(いずれも京都大学・宮澤大輔氏のツイートを引用)

アンダークラブメンバーたち「子どもには効果はない…ね…(失笑)」

理緒子「何がおかしいのよ!!」

涼斗「あ、この宮澤という医者、デマ医者だから。」

聖蝶(高1)「こいつさ、子どものワクチンやマスクに反対して、感染して殺そうとしている悪党だよ!しかもさ、コロナで発熱のある子にステロイドの治療を提案していたんだよ!!」

(ソイラテさんのツイートを引用)

(小説家・医師の知念実希人氏のツイートを引用)

茂範(31歳・内科医)「そもそもステロイドはコロナの炎症の時に投与しますが、発熱のある患者には投与はしませんよ。」

浩康(46歳・内科医)「その通りです。コロナはかつては呼吸器の疾患が中心でしたが、今は全身性の症状が起こります。子どもの場合はコロナに感染したら多くは軽症で済みますが、熱性けいれんや脳症で命を落とすケースも増えています。」

亜沙美(26歳・看護師)「日本では60人以上の子どもがコロナで亡くなっているわ。もうコロナは誰が重症化してもおかしくないの。」

有香「すでにアメリカでは1000人以上の子どもがコロナで亡くなっているよ。他の国もそう。」

晴奈「妹はコロナに感染して、最初は軽症でしたが、のちにけいれんを起こして亡くなりました。妹の治療をした医者の話では、死因はコロナ感染による脳症で、大量吐血もしたそうです。妹はワクチンを打っていませんでした。お母さんがワクチンに反対していたんです!妹だけでなく、私と弟(裕馬・中3)もワクチンを打っていません。」

顕仁(45歳・整形外科医)「100%ワクチン未接種者はコロナで重症化する可能性が高いです。実際にコロナ感染で重症化になり、脳症による大量吐血で亡くなった子どももいます。その子どもはワクチン未接種でした。」

栃木県は先月、基礎疾患のない子どもが新型コロナウイルスに感染し、感染が原因で「急性脳症」を発症して死亡したと発表しました。

この患者の治療にあたった自治医科大学附属病院の村松一洋医師はNHKの取材に応じ、症状が悪化した経緯などを明らかにしました。

それによりますと、患者は、基礎疾患のない小学校低学年の児童で、新型コロナの感染が原因で「出血性ショック脳症症候群」という極めてまれなタイプの急性脳症を発症していたということです。

この疾患は新型コロナウイルスに特有のものではありませんが、ウイルス感染によって免疫機能が過剰に働き、血圧が急速に低下するなどして意識障害や多臓器不全などを引き起こすことが特徴だということです。

児童は自宅療養中に下痢や発熱を訴えて救急搬送されましたが、直後に意識がはっきりしなくなり、血圧は計測できないほど低下、多臓器不全を起こすなど容体が急速に悪化して、発症翌日に死亡したということです。

村松医師はNHKの取材に対し「20数年、医師をしているが、この疾患を診たのはこれまでに2例だけで、小児科医が10年に1度経験するかしないかのまれなケースだ。命が救えず悔しいが、今回の経験を次の患者の治療に役立てたい」と話しています。

 

急性脳症に詳しく、治療のガイドライン作りのワーキンググループの委員長を務める東京女子医科大学八千代医療センターの高梨潤一医師によりますと「出血性ショック脳症症候群」は急性脳症の中でも極めてまれなタイプで、国内で発症する子どもは年間10例程度だということです。

一方で、発症した子どものうちおよそ半数が死亡する重篤な疾患だということです。

新型コロナウイルスに特有の疾患ではありませんが、ウイルス感染によって発症すると見られ、感染そのものを防ぐことが最大の予防だとしています。

高梨医師は「出血性ショック脳症症候群は急激な経過をたどるのが特徴で、救急搬送時にはショック状態で出血が止まらず呼吸困難という状態も珍しくない。まれな疾患ではあるが、ウイルス感染を防ぐことがもっとも大切だ」と話しています。

 

出典:コロナに感染し死亡した子ども 極めてまれな「急性脳症」発症(NHK NEWS WEB)(2022年6月14日)

https://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/20220614/1090012527.html

晴奈「やっぱり…。」

沙由美「美歩が亡くなったのは、ワクチンを打っていないのが原因ですか?」

顕仁「そういうことです。オミクロンは急速に変異を拡大し、感染性も強く、強毒化しています。なぜ、死者や重症化が少ないかわかりますか?ワクチンですよ!日本では中学生以上の8割が2回目のワクチン接種を終えており、4~6割が3回目以上のワクチン接種を終えています。一部の高齢者や医療従事者などは5回目のワクチン接種も終わっています。ワクチン接種をすることで、死者や重症化を減らし、後遺症も減らしています。もし日本や世界がオミクロン流行時にファイザーなどのワクチンができていなかったら、もっと多くの死者が出ていたんですよ!」

涼斗「あ、この人、ぼくの父です。」

「梅の実」メンバーたち「お父さん!?」

伸子「でも、子どもはワクチンをしなくても、基本的な感染対策をしたら大丈夫じゃないですか!?あなたたちはなぜワクチン接種を強要しようとしているんですか!?」

奈音子(39歳・スーパーパート)「11歳以下の子どものワクチンはあまり効果がないって言われていますし。」

顕仁「それは間違いです!確かに小学生以下の子どものワクチン接種は中学生以上に比べると接種率は低いですが、ワクチン接種を受けた子はある程度の効果が出ています。あと、軽症でもワクチン接種を受けた子は後遺症がないか軽く済んでいます。ワクチン未接種の子は重い後遺症に苦しんでいる子がほとんどです。」

理「伸子さんよ、幸一(小5)たちがコロナに感染して、重い後遺症に苦しんでいるのは、あんたのせいじゃないかよ!!伸子さんが子ども2人(幸一&花・6歳)にはワクチンを受けさせず、自分はちゃっかりとワクチンを受けてるじゃないかよ!!」

伸子「あれは…自分がコロナに感染して働けなくなったら困るわけだし、それでノババックスを受けたってわけ。子どもには不活化ワクチンしか受けさせません!!」

英渡「あんたさ、いい加減に目を覚ませよ!!こないだも言ったけど、不活化ワクチンはコロナに全く効果がないの、中国を見たらわかるでしょ!!」

宙晃(高1)「中国はコロナの感染拡大が深刻になっていて、多くの方が亡くなっています。原因はワクチンで、未接種っていうのもありますが、中国は国産の不活化ワクチンしか認めてもらえず、ファイザーなどのmRNAワクチンなどは中国に住む外国人だけに限られています。それで中国人の何人かが香港やマカオでmRNAワクチンを受けに行っている方が急増しています。不活化ワクチンが全く効果がないから、mRNAワクチンを受けて感染を回避しようとしています。」

顕仁「うちは小学生の娘がいますが、ワクチンは3回受けさせています。11歳以下のファイザーワクチンは12歳以上に比べて副反応は多くありません。しかも安全です。」

亜優(小6)「娘です。私は3回ワクチンを受けましたが、大きな副反応はなかったです。私は中学受験があるし、家族や学校に迷惑をかけたくないから、自分から受けました。私だけでなく、お父さん(顕仁)もお母さんもお兄ちゃんたちもワクチンを受けています。」

秀子「私たち家族は大人たちはワクチンを受けましたが、孫たち(翔貴・小4&朋貴・小1&留理華・4歳)は受けさせていません。やっぱり副反応が怖いから、大人たち4人で相談して受けさせませんでした。しかし、真ん中の孫(朋貴)の学校でコロナのクラスターがあり、孫たち3人とも感染しました。そのうち、下の孫(留理華)がMIS-Cで地元の小児科の病院で入院となり、本当に大変でした。他の2人も発熱や腹痛、脱毛などで悩んでおり、学校にも行けない状態が続いています。3人の孫の看病をずっと娘(理代・28歳・主婦)に任せっきりになり、娘がストレスでうつ状態になりました。やっぱり孫にもワクチンを打った方がよかったですか?」

顕仁「ワクチンを受けるべきでしたね。今からでも遅くないので、お孫さんたちにワクチンを受けさせてあげてください。最低2回は必要です。」

晴奈「やっぱりお母さんが悪いんだ!!お母さんがワクチンを受けさせないから美歩が死んだんだ!!」

理緒子「ワクチンが原因よ!!あんたたちがワクチンを受けたから、美歩が死んだのよ!!」

華歌(中3)「てか、何を言ってるのですか?今度は自分の娘が死んだのをワクチンのせいにしている!!」

君麻呂(くま・♂2歳)「あんたは子どもの敵だね!!」

理緒子「親は子どもを守るのは当然でしょ!!ワクチンを受けさせないのは子どものためよ!!」

圭良(高1)「じゃあ、インフルエンザなどのワクチンも受けさせないんだ。」

秀渡(大学2年)「ネグレストだね、このおばさん。」

理緒子「私はそんなんじゃない!!」

伸子「いい加減にしなさいよ!!あんたたち!!私たちは子どものためを思ってワクチンを打たせないの!!あんたたちさ、この大人たちに洗脳されてるんじゃないの!?」

 

(つづく)

 

*参考サイト*

コロナに感染し死亡した子ども 極めてまれな「急性脳症」発症(NHK NEWS WEB):https://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/20220614/1090012527.html

 

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