梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

ワクチンを受けないのが悪い!

*前回の記事はこちら!→https://umenomi-gakuen.hatenablog.com/entry/2023/03/13/180000

 

~前回の続きです~

アンダークラブメンバーたち「は!?」

ピサンリ(プードル・♀2歳)「うちらは洗脳はしてないですけど。」

高士(大学2年)「おかしいのはあんたたちだよ!!」

花菜(23歳・メーカー勤務)「ワクチンを打つのは当たり前のことなんですけど。」

伸子(36歳・スーパーパート)「あのワクチンは子どもには危ないから受けさせないの!!大人だけで十分!!」

理緒子(42歳・学芸員)「そうよ!!おかしいのはあんたたち子どもでしょ!!」

沙英(中1)「うちらのこと子どもって言わないでほしい!!」

理緒子「子どもでしょ!!大人に付いて従うのが当然でしょ!!」

殿斗(鹿・♂2歳)「誰が大人に付いて従うわけ?子どもである以上に一個人だよ!!」

理(高2)「伸子さんよ、あんたは初めからワクチンは受けないって言ったよな。子どもは受けさせずに自分だけワクチンを受けるのはおかしいじゃないのか?」

「梅の実」メンバー「確かにそうだよね…。」

(「梅の実」メンバーたちがざわつく)

伸子「な、何よ!!私がワクチンを打って何が悪いわけ!!」

咲貴(高2)「だったら、子どもにもワクチンを受けるべきでしょ!!子どもを見殺しにして、自分たちだけ感染から逃れようとするのは悪意があるわ!!」

有華(中3)「ちょっと待って!小さい子どもにはあのmRNAワクチンは抵抗があるの!!あんな副反応が怖いワクチンを受けさせないのは、親として当然のことなの。ワクチンを打って亡くなった方もいるわけだし。」

顕仁(45歳・整形外科医)「確かにいるが、多くがワクチンが原因とはいえないんだよ。もともとあった重大な欠陥が原因である可能性も否定できない。ほとんどがワクチンを打っても亡くなるケースや重篤なケースは少ない。それに、子どもの場合はコロナの治療薬がない。今、現在でコロナの治療薬の対象になっているのは12歳以上だ。しかも、重症化のリスクがある場合に限られる。11歳以下に関しては事実上なく、対処療法でしか方法がないんだ。私らアンダークラブの医療関係者は11歳以下のコロナ治療薬を早急に開発してもらうよう、日本や海外の製薬会社に直訴しているんだ。」

涼斗(高1)「子どものコロナ治療薬がない以上、ワクチンで予防するしか方法がないんだ。」

(豚のある生活さんのツイートを引用)

有華「じゃあ、mRNAワクチンは子どもにも受けなければいけないの!?」

英渡(中2)「そういうことです。12歳以上ではノババックスの選択肢もありますが、ファイザーやモデルナのmRNAワクチンの方が圧倒的に効果があります。それに、あんたたちが思っている以上にひどい副反応なんて出ませんよ。」

綾(高2)「ワクチンを受けずに基本的な感染対策だけすればいいっていうのは間違いです!コロナ感染対策は「手洗い・手指消毒」「うがい」「マスク」「3密回避」の基本対策に、「ワクチン」「PCR検査」「治療薬」「医療アクセス」の8項目すべてが基本です。これらが1つでも欠けてしまうとダメです!!」

顕仁「治療薬はほとんどの国民に行き渡らないが、解熱鎮痛剤などの一般にある治療薬で代替する以外ない。」

秀子(53歳・飲食店パート)「でも、PCR検査は高くて受けれないです。一般の国民は抗原検査キットで検査をしなければならないですし。」

顕仁「PCR検査もいろいろと探せば安いものが見つかるし、無料でPCR検査を受けることができる施設もある。」

恵翔(高2)「抗原検査は全く効果がないですよ。1回だけ使いましたが、全部陰性で、いつも使っているPCR検査では陽性でした。オミクロンのBA1の時でしたが。」

大煌(中1)「抗原検査はPCRよりも早く結果が出るメリットがありますが、精度がものすごく低いんですよ。それに、抗原検査キットは扱い方が難しくて、綿棒のようなもので鼻をぬぐうのは結構コツがいりますし、きちんとした結果が出るタイミングを見極めるのは医者以外では難しいです。」

理佳子(23歳・看護師)「ちなみに抗原検査キットは「体外診断用医薬品」でないとダメです。「研究用」という抗原検査キットは100均やAmazonでも売っていますが、研究用は未承認の医療機器になりますので、薬機法違反となります。」

薬事法ドットコム公式アカウントのツイートを引用)

(いずれも小説家・医師の知念実希人氏のツイートを引用)

水蓮(ポニー・♀2歳)「「体外診断用」と「研究用」っていうのがあるの!?」

殿斗「研究用の抗原検査キットはほとんど使えないですし、使う場合は自己責任となります。」

綾「うちらアンダークラブでは精度の高いPCR検査が基本で、抗原検査はおすすめしません。」

沙由美(中2)「それよりも、何でアンダーではワクチン接種を必要とするの?」

英渡「簡単だよ。確固とした教育を徹底した結果だよ。ワクチン接種を受けるにあたって、ここにいるアンダークラブみんなで徹底的に勉強して、ワクチンを扱う製薬会社や医者たちに何度も質問して、回答してもらって、何度もメンバー同士で勉強会をして最終的には全員がワクチンを打っているよ。すでに12歳以上で4~5回、5~11歳で3回、4歳以下で2回接種済み。メンバーだけでなく、同居している家族もみんな打っているよ。」

沙由美「徹底した教育…?」

シェリー(10歳)「I got the COVID vaccine. I've had it 3 times already. I have been hospitalized with Omicron's COVID. It was really tough at that time. Not only me, but also my family and people around me are receiving vaccines myself so that they do not suffer miserable things. My family agrees.(私はCOVIDのワクチンを受けました。すでに3回受けています。私はオミクロンのCOVIDに感染して入院したことがあります。その時はすごくしんどかったです。私だけでなく、家族や周りの人たちが悲惨な目に合わないためにも自分からワクチンを受けています。家族も了承しています。)」

涼斗「オレもコロナに感染してひどい目に遭った。父(顕仁)も弟も感染して、後遺症で学校に行けない日もあった。特に父は医者をしているので、多くの患者を助けないといけない。これ以上、コロナに苦しめられるのは嫌だから、家族みんなでワクチンを受けたんだ。」

舞奈(中2)「そうだったんだ…。」

沙由美「舞奈!!」

理「お前、大丈夫か!?」

舞奈「うん…でも、ちょっとしんどい。今でも頭が石に乗っかっているような感じで頭が重い。勉強がわからなくて、学校に行けるのは無理…。」

英渡「それ、「ブレインフォグ」という症状だから。」

沙由美「ブレインフォグ!?」

水蓮「どういうこと!?」

英渡「ブレインフォグは脳にモヤがかかっているかのように頭がぼんやりとして、今までできたことが全くできなくなる症状で、社会人の場合は仕事に行けなくて失業するケースもあるんだ。学生の場合は学校の勉強に集中できなくて、不登校や中退をするケースもある。ブレインフォグを治す方法は残念ながらない。」

沙由美「そんな…。」

英渡「一応ブレインフォグの治療をしているクリニックはあるんだけど、そんなに多くはないんだよね。オレの小学校時代の友達がコロナに感染して、後遺症でブレインフォグになって、学校の勉強に集中できなくて不登校になったんだ。しかも、その友達は来年受験がある。感染当時はワクチンは打っていなかったんだ、その友達が。だからオレらがワクチンを打てって言ったんだ。小学校時代の友達のようにはなってほしくないから。」

舞奈「そうだったんだ…ウチ、全然知らなかったよ。お母さんにだまされて、ワクチンを打てなくて、コロナに感染して後遺症で学校に行けなくなった。最初から英渡たちの言うことを聞いていればよかった…(涙声)。」

沙由美「舞奈…。」

伸子「でも大したことがなくてよかったじゃない!ちゃんと感染対策をしていれば何の問題もなかったんだし。うちは下の子(花・6歳)が後遺症に悩んでいるけど、そんなに大したことがなかったから、ワクチン打たなくてよかった!」

顕仁「あなた何を考えているんですか?あなたのお子さんを守るのはあなた自身です!舞奈さんが後遺症で苦しんでいるのを大したことがないって思っているんですか!?」

伸子「何言っているんですか?私は…。」

顕仁「問答無用!!こんな未知の感染症から子どもたちを守らなければならないのに、何も感染対策もせずに放置するのは虐待です!!そんなことをするのは人間のクズですよ!!」

伸子「…。」

理緒子「何が何と言おうと、子どものワクチンは反対です!!アンダークラブの子どもたちは何もないとしても、数年後には死ぬよ!!先生たちの方が子どもを虐待しているじゃないですか!!マスクもそう!!子どものマスクは感情が読み取れないし、窒息して死にます!!黙食もおかしいです!!やっぱり子どもたちにはコロナ前の日常に戻ってもらわないと、親としては困るので。」

聖蝶(高1)「ワクチンで数年後に死ぬなんてありえないけど。」

孔聖(中1)「ちなみにmRNAワクチンはすぐに開発したのではなく、がんの治療などでだいぶ前に開発されたんですよ。それが今回、コロナのワクチンのために誕生したんです。しかも治験はすでに済んでいます。」

理緒子「何を言ってるの!?子どもにはあのワクチンは安全ではないの!!マスクもさ、感染対策に効果はないのに、マスクをつけているのは薬機法違反だわ!!」

キキ(メインクーン・♀3歳)「マスクをしない方がおかしいでしょ。」

和則(24歳・製薬会社勤務)「自分、薬機法の資格を持っているんですけど、確かにマスクは雑品ですが、薬機法は商品の広告などが違反になるかならないかだけで、マスクをするだけでは薬機法違反ではないですよ!ちなみにマスクは表示・広告のガイドラインがあり、広告やパッケージの表示が決められています。」

叶飛(高2)「マスクをしてもコミュニケーションで困ることはないんだけど。」

竜成(中1)「むしろマスクをつけないと逆に怖いです。ワクチンもそうだけど、マスクをすることで感染を予防できるわけですし。着用するのももう慣れてますから。」

マイネル(くま・♂2歳)「黙食もどっかの知事が黙食廃止にしたんだけど、あれでクラスターが起こっているんだよね。感染症の専門医がメリットを上回る感染リスクはないって言っているのは疑問だわ!」

(いずれも千葉県知事の熊谷俊人氏のツイートを引用)

亜耶香(中3)「空気清浄機がない状態で教室で集団で給食を食べるのはガマンできないです。私はお弁当を持ってきて、別室で食べています。」

乱磨(小5)「ぼくはさっさと食べて外で遊びたいから、黙食の方がいいです。」

嘉織(27歳・銀行員)「会社でも黙食は当たり前ですよ。学校だけ黙食を廃止にするのは危機管理能力ゼロですよね。」

顕仁「コロナ前に戻すこと自体がもう無理ってことです。いい加減に罪を認めませんか?子どもにワクチンを受けさせないあなたが悪いですよ!!」

理緒子「何が何と言おうと、私のやり方は間違っていません!!晴奈、リモートばかりやってないで勉強しなさい!!」

拓矢(40歳・IT関連会社勤務)「そこまでだ!!」

綾「拓矢さん!」

郁巳(32歳・IT関連会社勤務)「お待ちしておりました。」

理「え!?」

水蓮「どういうこと!?」

拓矢「…フフフフ…。」

沙由美「え!?」

拓矢「お前らは危機管理能力ゼロだな、「梅の実」メンバーは。」

理「どういうことだよ!!」

 

(つづく)

 

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