こんにちは。芙美(25歳・銀行員)です。
今日は人の苗字についてお送りします。
苗字は名字、姓とも言います。名前には下の名前があり、上には苗字がありました。
日本の場合は、明治時代以前では公家や武士には苗字を持っていましたが、一般庶民にはありませんでした。
一般庶民が苗字を持つようになったのは明治時代以降で、1875年に「平民苗字必称義務令」により、国民はみんな公的に苗字を持つようになり、現在に至っています。
現在の日本の苗字は約5000ほどで、一番多い苗字は以下の通りです。
1.佐藤
2.鈴木
3.高橋
4.渡辺(わたなべまたはわたべ)
5.田中
6.伊藤
7.山本
8.中村
9.小林
10.斎藤(斉藤または齋藤もある)
圧倒的に多いのが佐藤と鈴木ですね。意外なのが一番多いと思われる山田がランク外の13位でした。ちなみに私の苗字は山崎ですが、山崎は21位でした。
日本の苗字は珍しい苗字、おかしな苗字が存在します。
一例をあげますと…。
鬼(おに)、砂糖(さとう)、無敵(むてき)、素麺(そうめん)、鰻(うなぎ)、東京(とうきょう)、降魔(ごうま)、見ル野(みるの)、猫屋敷(ねこやしき)、無量塔(むらた)、呂比須(ろぺす)、辺銀(ぺんぎん)、四月一日(わたぬき)、八月一日(ほずみ・はっさく・やぶみ)、小鳥遊(たかなし)、勘解由小路(かでのこうじ)、左衛門三郎(さえもんさぶろう)、鼻毛(はなげ)、牛糞(うしくそ・こごえ)、金玉(こんぎょく・かねたま)、御手洗(みたらい)、禿(とく・かむろ)、馬鹿(ましか)、下呂(げろ)、肥満(ひまん・こえみつ)など。
そうめんとかペンギンとかの苗字まであるんですね~。御手洗は「梅の実」メンバーで1人いますね。
海外でも苗字があります。欧米では日本人ではカタカナ英語で読めるものもあります。ロシアやスロバキアなどでは男女によって苗字の一番最後の字が違っていて、男性は「~フ」「~コ(ゴ)」、女性は「~ワ」「~ナ」が多いです。中国や韓国では漢字の1文字。インドネシアやミャンマーなどでは苗字がない国もあります。
苗字もいろいろ調べてみると奥が深いですね~。
日本の場合は女性が結婚したら男性側の苗字に変わります。男性でも一部の家の方針で、結婚すると婿養子になり、女性側の苗字に変わります。
苗字は結婚や離婚をしない限り、変わることはありません。死ぬまで同じ苗字と付き合っていかなければならないので、苗字を大切にしましょう。
というわけで、芙美でした。
また明日です。
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