***出演***
塩十郎(63歳・清掃パート)
金八(68歳・メーカー勤務)
米省(82歳・落語家)
(一言)
明日は敬老の日。各地で高齢者に対するイベントや、各家庭で高齢者をねぎらっていることでしょう。
高齢者の多くが年金を受給しながら生活をしてますが、働いている高齢者もいます。
会社勤めの場合は、多くがパートなどの非正規社員がほとんどで、わしも定年と同時に長く勤めていた鉄道会社を退職し、会社系列の清掃会社でパートの清掃員をしています。中には正社員として会社で働いたり、会社役員として残ったりしています。しかし、60歳以上の高齢者が正社員や会社役員として働くのはほんの一握り。多くが定年退職するかパートなどの非正規社員の仕事を余儀なくする以外ありません。
会社勤め以外では、自営業や個人事業主の仕事はあります。自営業は自分でお店や会社を経営したり、医者や弁護士などの特定の資格を持って仕事をしたりするのがほとんど。個人事業主では芸能人やスポーツの指導者、保険外交員などで、いずれも定年がなく、死ぬまで働くことができます。
しかし、今の政府が高齢者の年金がこれまで65歳以上の受給から70歳以上の受給に変更しようとし、受給額も大幅に引き下げになる可能性があります。そうなってくると、これまで年金だけで生活をしている70歳以下の高齢者も働かざるをえなくなります。
それに伴って、70歳以下の高齢者の雇用をする会社を増やさないといけないですが、多くの会社は70歳以下の高齢者を雇うところはほとんどなく、ほとんどの高齢者は年金も収入もなく、配偶者以外の家族との同居がない限り、野垂れ死にしてしまいます!
今働いている高齢者は一部を除き、65歳まで年金がもらえないため、仕方なく働いているのです。政府はほかの社会保障も含め、手厚い制度に戻し、会社のほうも高齢者の雇用を増やすべきです!!
今日は高齢者の労働についてお送りしました。(塩十郎)
(他のみんなからひと言)
>私は年金をもらっているけど、その年金がもらえなくなってしまうのは嫌ばい!!他に私を雇ってくれる会社なんて他にないし、働く体力もないわ!!(ヤエ子・65歳)
>私は会社役員として、会社で仕事をしていますが、多くの高齢者を雇ってくれる会社は非常に少ないです。しかし、高齢者の数が多く、将来的に年金がもらえる若者もなくなってきます。海外では定年制がないところがほとんどで、生涯現役で働いている人もいます。そうなってくると、高齢者を雇う会社を増やさないといけないです。時代は生涯現役で働かなくてはならなくなってきます。(半次郎・75歳・漬物店勤務)
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