＊＊＊出演＊＊＊
ガルト（18歳）
サビナ（16歳）
（一言）
今日はオレが住むサモアです。
サモアはオセアニアにある小さな島国で、東がクック諸島、西がフィジー、北がツバル、南がトンガが見えます。自然が豊かで人々ものんびりとしています。
学校教育は8年制の小学校と5年制の中等学校があり、義務教育は5～13歳までで、すべて小学校のみです。しかし、義務教育自体は提唱はされているものの、強制的に学校へ行く義務はありません。12歳で全国統一試験を受け、その成績によって、入学する中等学校が決まります。しかし、アメリカなどと同様に飛び級・留年制度があり、修了年限と年齢が一致しません。サモアでは大学はありますが、歴史が浅く、選択するコースが少ないことから、オーストラリアやニュージーランドの大学に留学をする人もいます。
サモアは他の国とは違い、母系社会で、女性の権限が非常に強いです。男性はマタイやチーフという町の長と牧師を除けば権限は強くありません。母親はたくさん子どもを産み、子どものしつけには厳しく、家事を厳密に割り当てられ、子どもは独立するまで家事を助け、横になった母親の体をふいたり、もんだりして面倒を見ます。
サモアの問題点っていうか、かつては「西サモア」と「東サモア」が存在していました。
サモアは1722年に領土が発見され、1899年にドイツが西サモアを、アメリカが東サモアをそれぞれ領有しました。その後、1962年に西サモアが独立し、1997年に現在のサモア（サモア独立国）になりました。ちなみに東サモアはのちの「アメリカ領サモア」で、アメリカの準州となっています。
今日はサモアについてお送りしました。（ガルト）
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